• ベストアンサー

「神様の祝福」という言葉について

「祝福」というのは相手に何かいいことがあったときに「おめでとう」って言う事とか祝う気持ちのことだと思うのですが、クリスチャンが「あなたに神様の祝福がありますように」という時にはその意味が当てはまらないように思います。クリスチャンの知人に聞くと「あなたと会えて話せる事も神様の祝福なのよ」と言うので、察するにこの「祝福」とは「恵み」という意味で使っているように思います。しかし国語辞典にはそんな意味は載っていませんし、「祝う事」と「恵み」は意味が違います。もしかしたらこれはもともと外国語からの訳し間違いがあるのではないかと考えます。そのあたりの事情についてお考えをください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

こんにちは。 外国語のカテゴリーでこの話題を回答するとは思いませんでした(笑) クリスチャンです。ポルトガル語の学習者でもあります。 そういえばそうかなーと思って、手持ちの国語辞典を開いてみますと、こう書いてあります。 <祝福> 1.幸せを祈り、喜び祝うこと 2.キリスト教で、神から与えられる幸せ ということで、この2番に当たるのかと。ちなみに、旺文社の国語辞典です。 あと、「福音を祝う」と解釈してもいいと思います。(違ってたりして 笑) <福音> 1.うれしい知らせ 2.キリストにより人類が救われるという教え えっと、つまり、クリスチャンにとっては、「既に」神は存在するものであり、キリストによって「救われている」という「祝福すべきこと」が起こったという「過去形」なので、「祝う」のではないかと。 とすると、 >「あなたに神様の祝福がありますように」 というのは、 あなたの人生においても、キリストにより人類が救われた喜び(祝うべきこと)が訪れますように、 ひいては、 (あなたが神様を求めることによって)あなたが必要なときには神様が手を差し伸べ、背中を押し、事故災いにあうことがないように守ってくださいますように・・・ というくらいの意味でしょうか。 うーん。一生懸命考えてみましたが、違うかも?(苦笑)

rmtdncgn
質問者

お礼

ありがとうございます。人が人を「祝福」するのは何か良いことがあった後のことなので、キリスト教の「祝福がありますように」は「すでによいことが起こっているあなたに、神様がそれを気付かせてくれますように」という気持ちから、「祝福」という言葉が使われるようになったのでしょうか。後半がよく理解できなかったのですが、そこから意味が変わってきたということかもしれませんね。重要なヒントをいただきました。ありがとうございます。

その他の回答 (6)

noname#37852
noname#37852
回答No.7

No.6です。 >これはキリスト教以外で使われる「祝福」の用法ですね。 いえ、非常にキリスト教的な概念だなと私は思いました。 この世界に存在していること自体が祝福的なことなんですよ。 神様がこの世も人も動物も全部お創りになったという話ですから。 (米国のにはダーウィンの進化論を否定するクリスチャンもいるそうです。そうじゃない人もたくさんいるでしょうけど>NASAがあるぐらいだし) キリスト教の神様が言うことは、「人が人に対して」言うのとは立場関係や位置関係が全然違うようです。 相対的ではなく、絶対的です。 たぶんキリスト教を理解しないと、本当には解らないのだろうと私は思っています。 地元の教会のマリア様を御輿に担いで練り歩くカトリックのお祭りなんかは、お祭り的で共感できそうなんですが、一点に集中する深い信仰というのは、私にはちょっとよく解らない感覚です。 キリスト教は嫌いではないんですが、違和感のほうが多いんです。 だからこそ、神様の祝福というのはすごいものなんだな(規模が)と感じるのであります。 単語の意味としては、他の方々がおっしゃっている語源や、ラテン系言語の国などの広義の「よいこと」「祝い」などなんじゃないでしょうか。 直訳できない、ぴったり言い表すのが難しいから便宜的に訳す・意訳するということは、キリスト教以外にもあります。 翻訳の永遠の課題でしょう。 訳者以外の人が訳を見て、「この単語はちょっと合わないんじゃない?」「自分だったらそうは訳さない」と思うのも、翻訳には永遠につきものだと思います。

rmtdncgn
質問者

お礼

再度ありがとうございます。「この世界に存在していること自体が祝福的なこと」の「祝福」はキリスト教で言う祝福(恵み)の意味ですね。「貧しきものは幸い」と言うときは「貧しいということ自体が祝福(恵み)」ということなのか、「貧しきものよ、あなたは幸いだ」と「述べること」が「祝福(祝っていること)」なのかはっきりしませんね。私にはURLにある牧師の説教は後者のように受け取れたのですが。

noname#37852
noname#37852
回答No.6

訳し間違えたのか、それともキリスト教精神を表わすためにあえて「祝福」という語を選んだのか?? キリスト教用語として、ちょっと検索してみたのですが、たとえば女子パウロ会のサイトの中に、 「すべての神のみわざは「祝福」(賛美)という言葉で言い表すことができます。「祝福」とは、御父を源とする神の働きで、いのちを与えるものです。この神の祝福は、ことばとたまものが一体となったものです。」 「聖書の初めから、神の救いのご計画を伝える聖書は、神の祝福で満ちています。天地創造の時から、人間を創造された時から、神はすべてを祝福なさっておられます」 等の解説がありました。 http://pauline.or.jp/modules/weblog0/index.php?cat_id=8&start=10 たしかに、なにやらキリスト今日には、「祝う」という語はよく出てきます。 聖母マリアは受胎告知の場面で、天使ガブリエルから「おめでとう、マリア、恵まれた方よ」と祝われます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2 なんかこういう「おめでとう」精神があって、御父と御子と聖霊に、人間という存在が祝われていると。 それで祝うという字の入った語が選ばれてるんじゃないかと思ったりもするんですけど。 幸いなるかな・・・みたいな言い回しもありますし。 私はクリスチャンではないので深くは理解できませんが。 聖職者が信者に「祝福を与える」という使い方もしますね。 教会の儀式などで。 牧師さんが「祝福とは」「主イエスの祝福」を考察なさっている文章もありました。 人によって見解は若干異なるんでしょうけど、クリスチャンとしてはこういう深い考察があるんじゃないでしょうか。 http://w2322.nsk.ne.jp/~tkchurch/mes_k066.html ヘンな言い方かもしれないけど、もはや専門用語とか宗教用語という気もします。

rmtdncgn
質問者

お礼

ありがとうございました。この説教は大変興味深いお話です。「貧しいものは幸いだ」という「祝福」は貧しい人に向かって「貧しくて良かったね、おめでとう、神の国はあなたがたのもの」という意味なのですね。これはキリスト教以外で使われる「祝福」の用法ですね。「祝福」の反対は「呪い」とも言っています。もう少しよく考えてみます。

noname#248422
noname#248422
回答No.5

南米在住です。こちらでは主にクリスチャン同士の挨拶のときSenor bendiga.神様の祝福があるように、と言います。カトリックの国ですから、普通の人が不特定多数の人に向かってお願いする(バスでの物売り等)時、よくこの言葉を使います。ですから、相手や自分の宗教とは無関係に使うこともあります。  祝う事と恵みは意味が違いますが、祝福と恵みは同じ意味で使われています。日本語で考えるから違うとなりますが、当地での通常使用例としては同じことです。

rmtdncgn
質問者

お礼

ありがとうございます。そちらはスペイン語でしょうか。祝う事を意味する「祝福」と恵みを意味する「祝福」は別の単語でしょうか。

noname#122289
noname#122289
回答No.4

ギリシャ語ではキリスト教的な文脈での「祝福」(英語のblessing)はeulogiaエウロギアーといいます。 eu-は「良い」ということで、logiaはlogosつまり言葉や認識に関わることです。もともとの(つまりキリスト教以前の)意味は「良しとして言葉に表すこと」「よいものと認めること」「肯定的に捉えること」「賞賛」といったあたりです。これを日本語で、>「おめでとう」って言う事とか祝う気持ちのこと< を意味する「祝福」と訳したのは理にかなっています。そしてその「祝福」を表現、表明したものが「恵み」であるとは考えられないでしょうか。

rmtdncgn
質問者

お礼

どうも私には理解できませんでした。語源について教えていただきありがとうございます。興味深いです。

noname#31699
noname#31699
回答No.2

広辞苑には下記のようにありますが。 【祝福】(2)キリスト教で、神から賜る幸福。 あなたに、神様が幸せをくださいますように、とか。 あなたと会えたことは、神様からいただいた幸せだ、などという意味でしょうか。

rmtdncgn
質問者

お礼

広辞苑見てませんでした。ありがとうございました。手元の辞書では祝福とは「キリスト教では神の恵みを祈り求めることを指す」とありましたが意味不明でした。しかしどうして「神から賜る幸福」に対して「祝福」という言葉を当てはめてしまったのか不思議です。

回答No.1

「あなたに神様の祝福がありますように」とは"God bless you"の 和訳だと思います。 そして、元々、blessという言葉自体が、"祝福"という日本語とは 少し意味が異なっている言葉です。 blessという言葉は、ただの祝福という意味ではなくて、 神聖な加護のような意味に近いと思います。 ということで、和訳する際に、意味が少し異なってしまっているのだと 思います。 ただ、日本語と外国語には完全に対応する言葉が存在するわけではないので、 和訳した時点で、元の言語の意味と完全に一致するとは限らないと思います。 (※たとえば、英語で寿司を表現したくても、寿司を表す単語が英語にはなかったように)

rmtdncgn
質問者

お礼

ありがとうございます。よくわかりました。

関連するQ&A

  • 言葉が見つからないときどうやって調べますか?

    最初からその言葉を知っていれば、国語辞典でその行の ページを開いて意味を調べたらいいことです。 意味を調べる事はできるけど、言葉を出す事が出来ない。 じゃあ、ある光景を見て、「これは○○だ」と、その場で 思っても自分がそれに当てはめる言葉を知らなければ、 国語辞典すらどこを見ていいのか解りません。 例えば、「高を括る」という言葉があります。 それは自分がどこかで読んで覚えた事です。 映画で例えたら、その監督はいろんな台詞を作ります。 その場面を想像して言葉を当てはめていきます。 それだってその人が知っているからできるわけです。 それをどこかで知るのはどうやるのですか? ある状態を見たりしたとき、あるいはその意味から言葉を 見つけ出すにはどうしたらいいのですか?

  • 「水浴」という言葉について

     日本語を勉強中の中国人です。「水浴」という言葉について教えてください。  「水浴」は普通冷たい水で入浴するという意味でしょうか。日中辞典の中国語解釈によりますと、そういう意味となっています。しかし、国語辞典はただ「水を浴びること。みずあび」と書いてあります。正しい意味は何でしょうか。  また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

  • 外国人用の国語辞典(日日辞典)というのはあるのでしょうか。

    現在、主に外国語の国語辞典を使いながら外国語を勉強している者です。 そこでふと疑問に思ったのですが、外国人用の日本語国語辞典(日日辞典とでも言うのでしょうか)というのは現在出版されているのでしょうか。あまり外国人から見た日本語というのに関心を持っていなかったため、書店でも外国人向けの日本語教科書などのコーナーを見たことがありません。そのため率直に疑問です。 あるのならばどういった辞典があるのでしょうか。教えて下さい。

  • 言葉の意味を調べられるホームページを知らないですか?

     gooの国語辞典みたいな感じでもう少し詳しく意味が分かるホームページを知らないですか。時事や外来語など辞書には載ってないけど調べたいことがよくあるので、調べられるホームページを知っていれば教えてください。

  • 外国語の国語辞典(L2-L2辞典)はいつ使うのがよいのでしょうか。

    今ロシア語を勉強しています。それで知人に露露辞典を使った方がいいと薦められました。しかしながら英英辞典のように外国人向けのその国の言語(ロシア語)で解説してある辞典はなく、ロシア人用の国語辞典というものしかありません。 また語学を勉強する際に、出来るだけ対訳の辞典は早い辞典で卒業してその国の言語で書かれている辞典(国語辞典)を使った方がいいというアドバイスはよく耳にするところです。 実際のところそうした国語辞典(私の場合露露辞典)を使い始めるのはいつ頃がいいのでしょうか。また使う際に特に留意することなどがありましたら教えて下さい。例:収録語彙数がどのくらいのものを選ぶのがいいかなど。アドバイスをお待ちしています。

  • 「拡張子」という言葉の語源は?

     パソコンで使う言葉で「拡張子」という言葉がありますよね。 (.exe とか .txt などなど)  「拡張」って、「広げて大きくすること」と国語辞典に書いてあったのですが、 どういう関係があるのですか。 「拡張子」という言葉の語源は何でしょうか。 「拡張子」は外国語の訳語かもしれません。元の言葉の語源はなんでしょうか。

  • 「さくい」って言葉聞いたことあります?

    ずっと以前のことです。私は「さくい」って、普通に使っていたのですが、夫にそんな日本語聞いたことないと言われて、ビックリしました。 こんな風に使います。「この木はさくいからすぐに折れる」「鶏の骨はさくいから噛んだだけで折れる」どちらも折れやすい…もろい…って感じなんですけど…。 確かに、使っている人は母と私ぐらいしか知りません。やっぱり母が作ったの?!と思い国語辞典を調べましたが載っていません。もしやと思い古語辞典で調べると…、載ってました!!だいたい意味も合っているようで鼻高々だったんですが、夫は認めてくれませ~ん!! 母は、大阪船場生まれの戦中和歌山育ち、やはり地域にも関係すると思います。サクサクの語源かな?とも思います。何かご存知のことがあれば教えて下さい。

  • 一つの言葉を二つにたした言葉(用語)

    一つの言葉を二つにたした言葉(用語) 例えば資本主義という言葉は 資本と主義という言葉を足して一つの言葉になっています。 こういう言葉のを名称では何といいますか? そしてこういう言葉は無数にありますが一つ一つに ちゃんとした意味や定義があるのではなく 勝手に造語のように人が作っていくのでしょうか? そして、こういう言葉の意味を知るとき 推測で考えますが中には思った事と全然意味が違うものがあるし 国語辞典に載っていないものがほとんどです。 そこでこのような四字の言葉(用語)の専用の辞典などは販売されていますか? 回答の方をよろしくお願いします。

  • 言葉の意味から、その意味の言葉を当てるクイズの番組

    言葉の意味から、その意味の言葉を当てるクイズ (いわば国語辞典を逆に使うみたいなクイズ = 意味・説明をヒントに、見出し語が何であるかを当てる) をテレビでやっているのを1ヶ月ほど前(?)に、たまたまちらっと見かけました。 それは何というテレビ番組なのでしょうか? レギュラー番組だとすれば、そのクイズのコーナーは、毎週やっているのでしょうか?

  • 日本語教師におすすめの国語辞典は?

    1ヶ月ほど前からボランティアで地域の外国人に日本語を教えています。 専門知識が乏しいので、「日本語教育能力検定」という検定に合格するための勉強を始めたところです。 ところで質問なのですが、外国人に日本語を教える人におすすめの「国語辞典」は何でしょうか? 現在所持している国語辞典は15年以上前に発刊されたものなので、あらためて買おうと考えています。 できれば具体的に(どこの出版社の何という国語辞典か)教えていただけると助かります。 よろしくお願いします。