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ソ連海軍

KITAIKKIの回答

  • KITAIKKI
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回答No.7

NO5です。まずお礼のメッセージありがとうございました。 ちょっと補足させていただきます。 あれだけ大量の迎撃ミサイルが重複しないのだろうかという疑問ですが、たしかにそう思われのは当然だと思います。 もともとイージスという発想の前に、海軍(主に米軍ですが)ではシステム艦、そしてシステム艦隊という発想が起きました。つまり簡単に言えば、それまで敵の脅威の探知、判定、対処などの一連の動きをほとんど人間に頼っていたほとんどをデジタルコンピュータで処理対応しようという考えです。 これですとリアクションタイムの短縮や、単純なヒューマンエラーが避けられ、正確な対処が出来ます。これをさらに進歩させたものがイージスシステムです。そしてこれら個艦の能力を有機的かつ機能的に運用させるLINK・リンクシステム(最近ではDDSというさらに高速大容量のデータリンクシステムが実用化されつつあります)で、システム艦隊ともいうべき一つの大きなシステムを形成させているわけです。 つまり艦隊のネットワーク化ということで、これは現在CEC・共同交戦能力という言葉が使われています。 イージスは異方向同時多目標対処能力が高く、CECはさらに同時多目標に多プラットホーム(イージス艦)で対処することを目指して構築されたものです。イージスは脅威度の判定と兵器配分を自動的に行うのは言うまでもありませんが、CECはそれを艦隊全体に拡大させることが出来ということです。 今回のご質問の場合、22隻を擁するイージス米艦隊は攻撃を探知した時点でお互いが情報を共有させます。 向かってくるミサイルや航空機にはすべてコードが割り振られて、それを22隻で分担するわけです。迎撃ミサイルの発射も当然重複のないように迎撃する目標を割り振られます。逆に緊急を要する脅威度の高い目標には、確実性を求めてあえて複数の迎撃ミサイルを向かわせるという芸当も出来ます。またイージスシステムは迎撃に向かったミサイルの目標を途中で変更させることも出来ます。何らかの事情で脅威度のなくなった対艦ミサイルに無駄弾を撃つことが避けられるので、ある意味経済的だともいえます。  これらのことから、先に回答しましたシミュレーションも、シチュエーションを制限すればある意味成り立つのではないかと思った次第です。 最後に現在の海戦はミサイルや大砲、航空機のハード面より、高度な指揮系統や情報処理システム、通信システムなどが重要なファクターになりつつあると考えても良いのではないかと思います。 ちょっとだけがまた長くなってしまいました、お許しください。

noname#70507
質問者

お礼

またまた丁寧な回答ありがとうございます。最新のイージスシステムはすごいですね。驚きました。まさに、システムとして艦隊が一丸となるといえますね。AWACSといいこれからの戦場は情報処理が勝敗を分けそうですね。

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