4極以上の磁界の方向について理解しよう

このQ&Aのポイント
  • 交流の発電機において、磁界(界磁)を2極もつ場合、磁界の向きはNからSに向かって直線で示されます。
  • 4極以上の場合、N極とS極が90度の角度で設置されるため、磁界の方向がわかりにくくなります。
  • 4極以上の磁極を持つ発電機では、θの角度をどのように捕らえるかが重要であり、起電力の大きさはe=BLvsinθ で表されます。
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4極以上の磁界の方向

交流の発電機において、磁界(界磁)を2極もつ場合 磁界の向きはNからSに向かって直線で示されますので、その発電機の誘導起電力は、e=BLvsinθ であらわされるのはよく見られるかと思います。このときのθについては、図に描いて簡単に示すことができます。 しかし、たとえば4極になった場合、N極S極が90度の角度でとなりあって設置されるため、磁界の方向がよくわかりません。 このときの誘導起電力については、θの捕らえ方は変わりますが、 同様にe=BLvsinθ であらわされることはイメージできるのですが、 図に描いて考える事ができません。 4極以上の磁極を持つ発電機について、θをどのように捕らえて(どの角度を見るのか)、図示(磁界の方向と導体の動く方向の関係)すればよいのでしょうか。起電力の大きさはどのようにして導きだされるのでしょうか。 わかりそうでわからないと相当悩んでいます。

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  • foobar
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回答No.2

一度、電気機器の教科書を読まれたほうが良いかと思います。 (教科書には系統だって説明がされているかと) 話を簡単にするために、固定子内側、回転子外側ともに円筒でギャップが均一とします。 で、この円筒状のギャップを一箇所で軸に平行に切って、平らに伸ばした状態を考えます。 磁束はこの平らなギャップに垂直(上下を磁性体ではさまれているので)で、 その中を導体が一定速度で動いているようなモデルになります。 ためしに、二極の発電機でギャップを平らにすると、ギャップの磁束は一周期の正弦波になって、ギャップを端から端に移動する間(元の回転機だと一回転に相当)、一周期の正弦波電圧が導体に誘導します。 4極なら磁束や誘導電圧が2周期、n極ならn/2周期になりますし、誘導電圧を正弦波にするためには、(導体の移動速度は変わらないので)磁束分布を正弦波状にする必要があります。

mounanndem
質問者

お礼

ありがとうございます。 わかりづらい質問にも関わらずご回答いただき感謝しております。 ご回答いただきました内容を元に、もっと勉強したいと思います。

その他の回答 (1)

  • foobar
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回答No.1

磁束の分布 機械的な角度をθとして、磁束は固定子と回転子の間のギャップ内で、(ギャップに垂直な成分が) B=Bm*sin(nθ) ただし、nは極数の1/2(極対数) になるように作られています。 結果、電圧は sin(nθ)に比例します。 2極の場合は、平行な磁界を作れば、(円筒形の回転子+円筒形の固定子なら)回転子の形状で自動的に ギャップ内の垂直な磁束密度がsinθに比例するのですが、多極の場合には巻き線や時局の形状に工夫をして、正弦波状の磁束密度分布を作ってやる必要があります。 また、多極の場合の磁束経路は、(回転子界磁として)界磁のひとつの極から出た磁束はギャップを通過し、固定子鉄心に入って、そこでUターンして隣の磁極に向けて戻るような経路をとります。(磁束の半分が右隣の極に、残り半分が左隣の極に戻ります)

mounanndem
質問者

お礼

いつもありがとうございます。 なかなか難しいですね。絵がかけないので・・・ 「機械的な角度をθとして、磁束は固定子と回転子の間のギャップ内で、(ギャップに垂直な成分が) B=Bm*sin(nθ) ただし、nは極数の1/2(極対数)」の部分について、もう少し詳しく教えていただけないでしょうか。

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