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誘導起電力について

直流発電機の原理的な構造は以下の写真のようになりますが、コイルがN極とS極にたいし平行になった時は、ab間、cd間の誘導起電力は0になるのでしょうか? また、誘導起電力と誘導電流の違いはなんなのでしょうか? 片方のみでもいいので回答よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • Donotrely
  • ベストアンサー率41% (537/1280)
回答No.1

平行という言葉で説明しておられますが、 分かりにくいので水平垂直でお答えします。 図を見ると、磁石のコイル側が平面ではなく曲面になっています。 これですと関係式で説明するのは難しく、 対称性からお話しするしかありませんが、 この種の説明では、 ・ファラデーの法則 ・フレミングの右手の法則 いずれかを使います。 コイルが垂直になる時、 コイルを通過する磁束の変化率が0になります。 また コイルのabやcd辺が磁束を横切る速度の垂直成分が0になります。 従ってコイルが垂直になったその瞬間、 その瞬間だけ誘導起電力は0になります。 誘導起電力と誘導電流の違いですが、 誘導起電力は誘導電流を流そうとする力です。 この大きさは電圧(あるいは電位差)で表現されます。 誘導電流は、誘導起電力により生じた電流です。 フレミングの右手の法則によれば、 誘導起電力はabやcd辺で生じます。 但し、コイルが閉回路を構成していない場合、 誘導起電力は生じますが、誘導電流は流れません。 一方、ファラデーの法則では、 コイルのどの部位で起電力が生ずるか説明されません。 もし磁石のN極、S極が垂直で無限の広さを持っていた場合は、 磁束は完全に水平で平行となり、 このモデルであれば関係式で説明できます。 コイルを通過する磁石の磁束密度をB、コイルの面積をSとすると φ=BS コイルのabやcd辺の長さをl、 コイルの水平角度を0とし、そこからの角度をΘとし、 コイルの回転半径をrとします。 またコイルは角速度ωで回っているものとします。 ・ファラデーの法則を使った場合 φはコイルの水平角度を0とし、そこからの角度Θに対しsinΘに比例します。 これをkを比例定数とし φ=ksinΘ と表します。 ファラデーの法則により、起電力eは e=dφ/dt=kcosΘ となり、 Θ=0、πの時1で最大になります。 また Θ=π/2や3π/2の時0になります。 つまりコイルが水平の時最大となり垂直の時0となります。 ・フレミングの右手の法則を使った場合 起電力eは、 e=Blv(vはコイルのabやcd辺が磁束を横切る速度の垂直成分) となりますが、これは v=rωcosΘ なので、 e=BlrωcosΘ となり、Blrωは定数なのでファラデーの場合と一致します。

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