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量子テレポーテーションの有用性

noname#70507の回答

noname#70507
noname#70507
回答No.3

こんにちは。量子テレポーテーションは正確には、量子エンタングルメントを用いて量子状態(波動関数)を転送することです。これは古典的な方法では、波動関数を直接観測して決定できない(不確定性原理)ので不可能ですが、量子エンタングルメントを用いることで可能にします。あくまでも、送信側のエンタングルした量子状態が観測した結果破壊され、その結果を受信側に伝えると送信者の破壊された量子状態が再現されるということで、物体が瞬間移動するわけではありません。 量子テレポーテーションが実生活では何かにあまり役立ちません。しかし、従来の情報処理技術はすでに限界に達しており、今後の情報処理は量子光学を利用したものにとってかわられるでしょう。 量子テレポーテーションに用いられる量子エンタングルメントの作製やコヒーレント状態の制御といった技術は、そうした未来の量子情報処理技術の根幹にかかわる部分なので、そうした基礎技術なら利用されるのではないでしょうか。 ちなみに現在では三者間のエンタングルメントがようやく実現された程度であり、それも膨大な数の光学素子を机いっぱいにつなげての末です。

taropon4
質問者

お礼

なにがなんやらさっぱりですが、とにかくありがとうございました(-_-;)

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