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微分断面積

微分断面積がゼミや講義によく出てきます。単位立体角あたりの放出量というのはわかったのですが、これを求める理由がよくわかりません。断面積では駄目なのでしょうか。(求めたのはラザフォード散乱の場合とプラズモン励起の場合の2つです。)

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回答No.1

断面積は反応が起こる確率で、反応過程やエネルギー依存性、角度依存性が 入っていません。微分断面積を用いることでエネルギー依存性(dσ/dE)や、角度依存性(dσ/dθ)などがわかります。 これによって反応の仕組みや散乱体の構造(ラザフォード散乱の時は原子核の形状)がわかります。

yatomiryou
質問者

お礼

funifunipiyopiyoさん 大変勉強になりました! ありがとうございました!        yatomiryou

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