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工場における受電について

勤務先にて電気主任技術者をやっている新人(電験3種保持)です。周りに経験者等がいないため、相談相手がいないため是非こちらで質問させて下さい。皆様の御回答のほど、宜しくお願いします。 早速ですが、私の勤務する工場は1号館、2号館に分かれており、それぞれのPASがあり、受電してます。 そして、電力会社に対する電気使用契約がそれぞれにあります。 質問:1号館、2号館を1つのPASにて受電したい(契約を1つにする)が、考えられる支障、問題は? 理由:2号館の電気使用量単価が、1号館の単価に比べ3円近く高いのです。ですから、2号館契約を1号館契約内容と1つにすることで、使用量単価を下げたいのです。ちなみにこの案は、電力会社から提案されました。 詳細は以下に示します。 *1号館、2号館ほぼ同様の稼動状況(電気使用時間)です。 *1号館、2号館電気使用の支払いは別々です(支払い金額がトータル的に下がるのであれば1つにすることも可能)。 *1号館、2号館合計で5300kw。1号館、2号館共に高圧設備です。特高は考えておりません。高圧のままでということです。 電力会社は「高圧でいける」とのことです。 *設備投資はもちろん最小にする。契約内容変更に伴う、設備投資回収に時間がかかるのであればこの件は無しです。よって、受電設備は出来る限りはそのまま利用が前提です(PASは変更する)。 *1号館、2号館は電力会社の同じ専用線にて受電しておりPAS一次側直前?にて分岐し、それぞれのPASに接続されてます。ですから、考えとしては、電力会社の一次側を1つにし、PASの2時側にて1号館、2号館に分岐という考えです。 *ちなみに1号館、2号館共に「第2種エネルギー指定管理工場」です。そのため、この件が仮にいけるのであれば「第1種」指定になることが予想されます。が、「第2種」のままではダメなのか? *1号館、2号館共に2回線で予備線を持ってます。今件を実施するのであれば、予備線、設備は現状のままで問題あるのか? 長文で申し訳ありません。 皆様の温かいご回答をお待ちしています。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

再度です。 >特高は「ありえない」みたいなんです。理由は、(1)初期投資(2)今後の電力使用が、長い目で見て右肩下がりが予想される(3)1号館の単価は「特高」レベルといった事情があります。 まぁ、仰るとおりでしょうね。私が分からなかったのは(3)だけですから、これで合点が行きました。受電設備は4~5億ぐらいでしょうか?もちろん、電源ありきですから。 >常用側と変電所は異なります。 十分な信頼性ですね。 >1つにする必要があるのか? 現状のままで良いとは思いません。主契約1に対して従契約たる予備契約も1でしょう。(これも詳しくなくてすみません。)ただ、折角ですから計器と計器用変圧変流器は2つ敷設した方が良いですね。計器検定期間満了に伴う交換に伴い工場を全停しなくて済みます。(これらは需要家負担ではありません。電力会社負担ですが需要家の工事の都合もありますから頭の隅に入れておいたらよろしいかと・・・。ただ、既設流用になると思いますので、両者共に新たな特別の負担や費用は発生しないと思います。) >「設備投資」を最小限に抑えるのが目的です。 ごもっともです。ご活躍を祈念します。

xyoyxo
質問者

お礼

2度も有難うございます。 十分な検討、準備をして実行したいと思います。

その他の回答 (4)

  • poohhoop
  • ベストアンサー率53% (120/226)
回答No.5

約款においては2000kWが上限である中で、驚きの提案なので確認すべき点を2つほど ○供給能力の点で 5300kWは6000Vでの供給の限界レベルになります。したがって次の点が疑問となります。 ・供給配電線の事故時のバックアップが可能か  配電線事故により停電した場合、予備線からの受電を行うと思いますが、予備側の配電線に5300kWがかかる可能性を想定すると予備線も専用線に近い運用とする必要があります。 『常時と予備を両方とも専用線として運用してもらえるのか』 さらに言うと技術サイドとの調整ができた状態での提案なのかどうか疑問ですね。 ・5300kWを超えて何kWを6000Vで供給可能か?  今後受電容量の増加が無いと想定されても、絶対に無いと言い切れますか?  将来何らかの事情が発生して契約電力の増加が発生した場合、特高化が必至となる可能性があります。 ○電気料金の面で ・1号館と2号館の電気料金の違いは何ですか?  通常は2契約を統合することによるメリットは最大電力の圧縮のみです。(ピーク時間のずれによってデマンドが下がる)  3円違うというのは1号館は特別メニューなんでしょうか。  通常の特別メニューは基本料金と電力量料金の比率を変えるメニューが多いので、使用状況によっては料金が下がるとは限りません。  1号館と2号館の稼働率の違いを確認してください。原単位とか言ってると思います。   原単位=使用電力量/契約電力  これがほぼ同じか2号館の方が大きいようなら統合のメリットがあると思います。  ただ、そもそも1号館と同じメニューを2号館に適用してもらえないのでしょうか。電気料金の低下はそれだけで十分実現すると思います。  それとも新規には適用できないきわめて特殊なメニューが1号館に適用されているのでしょうか。

xyoyxo
質問者

お礼

御回答有難うございます。勉強になります。 >供給配電線の事故時のバックアップが可能か ・電力会社にて確認中です。回答内容を見ていて「実現不可」のように思うようになりました。 >技術サイドとの調整ができた状態での提案なのかどうか疑問 ・調整は出来てないと思われます。 >今後受電容量の増加が無いと想定されても、絶対に無いと言い切れますか? ・「絶対」はないので、なんとも言い切れませんが・・・、現在の見通しとして言えることは「特高」は無いという事ですし、これまで「特高」提案をしてきました(却下)。 >原単位=使用電力量/契約電力 ・早速やってみます。 >そもそも1号館と同じメニューを2号館に適用してもらえないのでしょうか。 ・ここ数年、その旨を電力会社に申し入れしてきたのですが・・・、その結果、今回の提案です。そうなればBESTなんですが。 御回答、有難うございました。

  • dennko
  • ベストアンサー率51% (15/29)
回答No.4

当社も4500KWで高圧受電です。 PASについて、5300KWですから、600AぐらいのPASが必要になりますがDGR付PASの標準品ではなかったとおもいますが? PASの2次側で、1号館と2号館分岐を考えているようですが、受電盤をつけてCBの2次側で分岐するか、OC付PAS(SO動作はだめ)の2次側で分岐するかどちらかでないと経済産業局がOKしないと思いますが? (経済産業局によっても少し違う) あと電力会社が勧めているようですが、担当者は技術系の人ですか、法人営業の人ですか? 電力会社を悪く言いたくないですが、現場のことを知らない人もいるので注意してください。 (すごくお客のためになる人もいます)

xyoyxo
質問者

お礼

設備、仕様に関する御回答ありがとうございます。 今後、十分に精査、検討していきたいと思います。 電力会社の担当者は、営業の方です。 彼は現場のことを知っているとは思えません。 そして私も技術、経験は未熟であると考えます。 ただし問題は、これを実施するにあたり「運用上の安全確保」、「ランニンコストの削減」、「それに伴う設備投資を最小にする」の実現できるか否かであり、皆様の御回答をお聞きしている段階であります。  電力会社の担当者は、お会いする度に、こちらからの毎回「コスト削減(2号館の単価を、1号館レベルまで)」の圧力?を感じて、発した発言だと思われます。彼には「何らかの対応をしている」という意味で、未熟な私は感謝しております。 *私は主任技術者としてまだまだ自己啓発が必要な段階。 ありがとうございました。

回答No.2

回答1:「需要場所」が1つになることから、xyoyxoさんの工場の責任財産区分が2次側に寄る、と言うことです。現在の受電点(QB)の内の一つが「サブ変」になると言うことですよね?これにより構内での信頼度は下がり(長径間となることによる電圧降下や物理的障害物)ませんか?官庁申請も新たにし直す部分が色々あると思います。(需要場所変更にとどまらず契約電力により色々あると思います。詳しく知らなくてすみません。) 回答2:契約メニューの変更(契約種別変更)により使用量単価が下がるようですが、契約合併により契約電力圧縮が期待出来ることから固定費である「基本料金」を低減出来ることが、最大のメリットではないでしょうか?経営層の承認を貰うためのキーワードとなると考えられます。 ただ、5300kwを「高圧」で送るというのは驚きです。(現状でも各々が2000kW超と予想されることからも)配電線がアップアップだと思うのですが、本当でしょうか? 一方、xyoyxoさんの工場では、将来計画を見込んで「特高化」は考えていませんか?特高受電のためには億単位の受電設備構成にかかるだけではなく、電力会社が特高をそこまで持って来られるかがネックなのですが、そうなれば初期投資はかかりますが電気料金は安くなります。(釈迦に説法ですね。既に検討し却下された案でしょうから。) 予備線についても、契約や設備に関しては本線と同様の考え方で良いと思いますが、現在の予備契約は主契約と同一変電所からですか?異変電所からですか?後者の方が料金は高くなり(確か2倍)ますが、信頼性はその分高くなります。同時に検討するに値する項目と思料されます。

xyoyxo
質問者

お礼

ご丁寧な回答有難うございました。 「回答1」については、これから詰めていくべきことであると考えます。 「回答2」については、電力会社も同様の固定費ダウンを言われました。 特高は「ありえない」みたいなんです。理由は、(1)初期投資(2)今後の電力使用が、長い目で見て右肩下がりが予想される(3)1号館の単価は「特高」レベルといった事情があります。 「予備契約」については現在、常用側と変電所は異なります。 「予備側」も今回の変更に伴い、1つにする必要があるのか?これも勉強していかなければならないと考えます。 いずれにしても「設備投資」を最小限に抑えるのが目的です。 有難うございました。

noname#59315
noname#59315
回答No.1

5300kwで高圧受電というのは驚きです。 電力会社がここまで言ってくるのはおそらく電力自由化によるものでしょう。 大口需要家獲得のための提案でしょうから、お受けになればいいと思います。 支障は特に考えられません。 ただし、1号館、2号館共に「第2種エネルギー指定管理工場」ということから、お気づきのように「第1種」指定になることが予想されますね。 http://www.tohoku.meti.go.jp/enetai/energy/kanrishiteikojo/index.htm 念のため、最寄りの経済産業局にお問い合わせになればいいと思います。

xyoyxo
質問者

お礼

お礼の書き込み大変遅れてすいません。 まだまだ実行まで時間がかかると思われます。 ランニングコストを「如何に下げるか」が今の仕事であり、使命と考えています。 有難うございました。

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