物価本の見方について知りたい

このQ&Aのポイント
  • 物価本の価格には仕入れ原価と純経費が別で記載されているため、実務でそのまま使うと経費が掛かることになる。
  • 物価本の単価は元請けが下請けからもらう見積もり価格であり、公共工事等では発注者行きの適正価格として扱われる。
  • 実際の見積もりでは経費を直接工事費に按分するため、物価本単価よりも上がることが一般的とされている。
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物価本の見方

物価本の価格が全て基礎となる価格とは思っていないので 一般的な考え方の範囲で回答していただければ幸いです。 建設物価本に出ている単価(メーカー公表価格は除く)は 基本的に元請けが下請けからもらう見積もり価格(元請け仕入原価)ですよね? でも公共工事等は別として一般人にはあの掲載価格が発注者行きの適正価格と言う考え方で扱われていませんか? 特にわずかな規模でも掲載施工規模は見ずあの単価だけを参考にする場合が多いようですが、まずあの掲載単価は直接工事費で元請けの経費(共通費)は別途で扱われていますよね。 言い変えると物価本での価格は仕入れ原価と純経費が別で記載されているので、実務であのまま使うと単価はOKでもなんでこんなに経費が掛かるの?と言うことになってしまいませんか?実際の見積もりでは経費として何割も乗せにくいので直接工事費に経費按分するのが一般的だと思うのですが、そうなると物価本単価よりも理屈の上では上がってしまいます。 この辺でいつも見積りの作り方に悩まされるのですが 皆さんどのように見積りって作っておられるのでしょう?

質問者が選んだベストアンサー

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  • binba
  • ベストアンサー率47% (513/1090)
回答No.3

No.1です。私ばかり投稿してすみません。 > 住宅と言うよりも主に企業関係にかかわる仕事が多く ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ > わずかな仕事の時は実績?特命扱いなのですがこれが細かく例の本で査定されるわけです。 > 高い高い・・・と。。 そう!そう!それは私もよく体験しました。 まさしく今、感覚を共有できました(^O^)! 私はそういう時でも、最小施工面積の話はしますよ。 それとやはり、経費も計上する公共工事の例も話します。 工事をするためにどこに何が必要になってくるか説明し、 物価本の適切な使い方を示し、 こちらが提示する見積の根拠を理解してもらい、 足らずまいの計算をするその担当者の発想では 如何に工事ができないかを指摘させていただきます。 それでもぐずぐずごねる様なら、放って置きます。 困れば筋の通らないゴタクを引っ込め、こちらの誠意を認めて、 依頼してくれますから。 汚い手口で仕事をする事件の多い昨今、素人の言うなりになって、 業界全体の質を貶める事例を作らない様に、気を付ける必要もあります。 適切でない内容で請負う他社に鞍替えされても、そこをどう判断するか、 こちらの姿勢ひとつです。それは、業界で仕事するプロとしての責任でもあり、 結果的には建築主の利益の保全にも繋がります。 こういう仕事はやはり、根気の要るインフォームドコンセントが、 一番重要だと思います。

mezaken
質問者

お礼

たびたびありがとうございます。 お礼すぐに返せなくてすみません。 パソコンの前になかなか座れなくて。。 いくら正当性を訴えても理解してもらうには相手にも勉強してもらわないと駄目なのですが、企業と言うのは結局自腹を切って仕事をさせるのではないので、ごたごた言う割には中身を詰めて理解しようと言う気は無いようなんですね。 町場の仕事だとぐたぐた言われるならこちらからもういいですと断れるのですが、企業相手の場合は一物件だけの取引ではないので結局は言いなり的なところがあり、気に入らなければいくらでも業者はいるぞみたいな。。 年間一定の仕事を出してくれる以上は業者なんて飼い犬みたいなもんですね。

その他の回答 (2)

  • binba
  • ベストアンサー率47% (513/1090)
回答No.2

再びNo.1です。 > 一般の方はあの単価のみしか見ないのでその辺きちっと > 理解できるように掲載していただかないと困るんですよね。 建設物価とかの類の本は、専門書であって、それに従事している人には便利で分り易いですが、 施工数量の意味も出し方も知らず、積算も見積も出来ない人が使える本では有りません。 それに一般の方というのは、どんな立場の方なのでしょう? せいぜい1戸建ての商業施設か住宅を建てたい方でしょうか? その程度の建物で共通仮設数量も積算できない人(素人)なら尚更無理です。 参考にするには、かなりの経験値が必要だからです。 せめて中高層ビル建築以上の場合なら、積算する事で必要工種や数量が把握でき、 使える単価が探し出せるかもしれませんが。 そもそもあの本は、プロが使うときでも、 自社単価データがない時に参考にする時に使う程度ですよね。 一般人が直接工事数量にその単価を掛けて数字を出して物言ってきたら、 「共通仮設数量も出しましたか?」 「その単価を使うと最低施工数量までは同額になりますよ。」 くらいの事は伝えても良いのではないでしょうか? 工事金額を見積もるには、積算は最低限必要です。 それも設計数量では出て来ない数字が有りますので、 施工数量で拾うのが望ましいですね。一般の方にも伝えるべきです。

mezaken
質問者

お礼

再びありがとうございます。 >それに一般の方というのは、どんな立場の方なのでしょう? 住宅と言うよりも主に企業関係にかかわる仕事が多く そう言う所はやはり査定する部署(素人サラリーマン)があって 物価本ペラペラ見ながら査定されます。 規模の大きな時は合見積もりになるのであまり関係ないのですが わずかな仕事の時は実績?特命扱いなのですがこれが細かく例の本で査定されるわけです。 高い高い・・・と。。

  • binba
  • ベストアンサー率47% (513/1090)
回答No.1

私のいた会社での体験です。 物価本は公共工事の予算取りの為の見積をする時の根拠にしていました。 つまり上代という事になります。 ですが、公共工事は、経費をもきちんと書き出して認めてもらいますので、 材工に経費を上乗せした民間への見積の上代とは内容が少し異なります。 また物価本の施工数量も、民間工事では出にくいほどの大きな施工数量での単価です。 施工面積が小さければもっと割高になります。 民間工事においては、物価本に掲載されている数字は、モノによって、 原価として扱ったり上代として扱ったりが混在しています。 どちらにしても、そこから打ち出した合計金額の、頭から20~30%くらい スコ~ンと引いた位の金額で入札しますので、結局余り参考にならないことが多いです。 上代か原価かは経験で判断出来るのですが、下請さんから出る見積や施工見積の実績と、 物価本での単価を見比べて覚えて行くと良いと思います。 また、下請けさんたちの得意不得意で、元請が扱う数字に大きく影響してきますので、 実際には各企業ごとで物価本との格差は多少異なると思います。

mezaken
質問者

お礼

ありがとうございます。 非常に参考になりました。 >公共工事は、経費をもきちんと書き出して認めてもらいますので そうですよね。 掲載内容をよく読めば理解してもらえるかとは思うのですが、 一般の方はあの単価のみしか見ないのでその辺きちっと 理解できるように掲載していただかないと困るんですよね。 だいたい民間で施工規模が300m2や500m2以上なんてあまり無いのに、 書店で一番目立つようにあるのがあの物価本です。 リフォーム等のポケット版は大きな書店に行かないとおいていないし、 一般の方はポケット版の存在すら知らない方の方が多いんじゃないでしょうか? おまけにこの商売ある程度ネゴシロを見た上代にしておかないといけないし。。。

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