社会保険労務士を続けるかどうか

質問

30歳を機に独立し、3年ほど前に社会保険労務士として開業しました。

現在、年間の売上は500万を超え、これはコネもなくゼロからの開業にしては
悪くないほうなのですが、月の執務時間は300時間を越えることも普通で、
諸経費を引いて単純に時給を算出すると1000円ほどです。

また、顧問先等は小・零細企業がほとんどで、開業時に来る者拒まずの方針で
安請け合いしたということもあり、各法令をほとんど守っていない事業所もあります。
そのため、税理士で言うなら「節税」とでもいいますか、グレーゾーンの業務も
非常に多い状態で、場合によっては資格の停止処分等もありえる状況です。

このまま、開業社会保険労務士を続けるかどうか、非常に悩んでおります。
似たような状況を打開した経験をお持ちの方、ぜひアドバイスをお願いします。

回答No.1

sakuji

社会保険労務士法人の社員です。
開業の経験はないので参考にならないかもしれませんが・・・。

現在私の所属する県会で、開業したはいいけれど壁にぶちあたって悩んでおられる先生がたくさんいます。社労士会に相談に来られると未適推進とか、無料相談会の相談員とか、テーマによっては講演会の講師とか割り振られるようですが、顧問先につなげるのは難しそうです。

３年で軌道に乗せられたのは大したものだと思いますが、今後紹介等が増えたとしても、この調子ではいつかは破綻するのは目に見えています。グレーゾーンの仕事は確かにやらなければならない時もありますが、毎回違法まがいの対処を要求する会社、こちらからの指導を守ってくれない会社は切っていくことも必要ではないでしょうか。

体は一つしかないし、この商売、頼れるのは結局自分だけで倒れたときに助けてくれる人はいませんから。