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テクスト論による教科書分析

hyoutouの回答

  • hyoutou
  • ベストアンサー率57% (12/21)
回答No.1

>どうやらテクスト論は古いらしいのです。 とありますが、それは、「作者の存在を完全に否定する」など、ラディカルに使用する場合の話ではないでしょうか。テクスト論は多面的な方法ですので、個別の応用や、発展的な適用はいまでも現役です。 >私的には、テクスト論が良いかなと思いました。 >というのは、テクスト論は作者と作品を別けて分析できるからです。 「作者」と「作品」を別けて分析したいのであれば、基本的にはテクスト論的な立場を無視できませんよね。無視すれば、それこそ「古い」と思います。 >石原千秋氏の『国語教科書の思想』でも、テクスト論で分析されています。 むしろ、もっと広汎なものかと思います。構造主義の立場には立っているでしょうが。 教育分野は詳しくありませんが、一時期、現場で「分析批評」なるものが流行り、いくつか実践されていたように思いますが、御存知ですか。

参考URL:
http://homepage3.nifty.com/Snufkin/music/hihyo.htm
saitamasan
質問者

お礼

ありがとうございます。 検討する資料や方法が少なかったかもしれません。 というのも、今は研究に追われていてこういった研究にまで手が回らないのです。 もう少し検討したいと思います。 hyoutouさんの意見とても参考になりました。 分析批判はこの記事の投稿後にしりました。 方法論など他にこんな方法があるや、何かアドバイスがありましたらお願いします。

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