- ベストアンサー
触媒自体は減るの?
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
触媒の定義は それ自身は反応の前後で変化せず、化学反応の速度を変える物質のこと です。 sakocchiさんの考え方でいいと思います。 触媒はただ一つではありません。 A+B→C という反応に対して触媒作用をもつDという物質があったとしても、 a+b→c という反応に大してはDという物質が触媒作用をもたないということもあります。 化学式では一般に何も書かなくていいと思います。 詳しく反応の経緯を書こうと思えば書けます。 化学がさっぱりという方なので例は省略しますが知りたいならば教えてください、ちょっと難しくなりますが書きますので。 あと反応速度を促進させるだけではなく遅くさせる触媒もあります。
その他の回答 (3)
- 38endoh
- ベストアンサー率53% (264/494)
日常生活の例に置き換えて(?)説明すると,意外に分かりやすいかもしれません。 「ビンのふたが開かなくなったとき,輪ゴムを引っ掛けるとふたが開きやすくなる。」 一つのものが二つに分かれる反応を,化学では脱離反応と呼びます。よって,この例は脱離反応のモノクロとお考え下さい。ふたの閉まったビンが反応物で,ふたとビンがそれぞれ生成物です。 この脱離反応は,力さえ加えれば輪ゴムがなくても反応が起こりますが,輪ゴムがあればより簡単に脱離させることができます(ここでいう力とは,反応時の温度などに相当すると思います)。 このような働きをする輪ゴムのことを,化学反応では「触媒」と呼ぶのです。輪ゴムは減るものではありませんので,何回でも使えます。但し,使っていくうちに劣化することはあります。 これはちょっと余談ですが,「一つの輪ゴムで,いくつのビンのふたを開けられるか」という値を,化学では「ターンオーバー」と呼んでいます。ターンオーバーが高い輪ゴムほど,劣化に強い良い輪ゴムであるということですね。
お礼
ターンオーバーが高い低いもあるんですね。 触媒を定期的に変えることがあるので 触媒自体は減らないのに、何故変える必要があるんだろう・・・って思ってました。 劣化するんですね。 目からウロコ状態でした。ありがとうございました。
- cbd_mei
- ベストアンサー率55% (143/259)
定義は「反応系の化学平衡を変えることはないが、反応速度を上げる、あるいは活性化エネルギーを下げる物質」 らしいです。 ですので触媒というのは、化学反応の手助けをする物質になります。 例として 2(H + O ) = 2 H O + O 2 2 2 2 過酸化水素水 を 水と酸素にかえる化学式(ちゃんと表示するかな?)ですが、 本来は、常温でも反応(変化)しますが、反応スピードが遅いのです そこで、過酸化水素水の中に二酸化マンガンをぶち込むと 激しく反応します。ただし、反応前後で二酸化マンガンの質量に変化はありません。 二酸化マンガンを加えても加えなくても化学式は成り立ちますし、係数も変わりません。 触媒は反応スピードをかえる物質になります。 分かりにくい説明かもしれませんが、どうでしょうか・・・
お礼
表示はうまくいってるようです。 過酸化水素水って昔理科の実験でやったような・・・ 懐かしいですね。笑 左辺の+は右辺の+と同じ扱いなんでしょうか? 過酸化水素水って化学結合してると思ってましたが。 確認は教科書がもうないので出来ません!笑 懐かしさをおぼえ、また参考になりました。 ありがとうございました。
- ADEMU
- ベストアンサー率31% (726/2280)
例えば、次のような反応があるとします。 A + B = AB 普通の状態ではある一定の速度で反応は起こるが非常に遅い。 しかし、触媒C(酵素も同様)を入れると A + C + B = A-C-B = AB + C Cの定義:AとBと非常に反応性が高いが、AとBが結合すると解離してしまう。 CがAとBの反応距離を狭めるために反応しやすくなる。その為反応速度が速くなる。 この様にCは反応には関与するが実際に量は減らない。 また、繰り返し使用できるので少量ですむ。 この様なものを触媒若しくは蛋白であれば酵素と言います。 ですから量は減りません。
お礼
A-C-Bは結合の意味なんでしょうね。 ついつい減算かと思ってしました・・・(汗)&(笑) でも、参考になりました。 ありがとうございました。
関連するQ&A
- ハーバー法での触媒・・
化学について質問させてください。 ハーバー法を例にとって触媒について授業で触れました。 ハーバー法自体の反応式は H2 + N2 = 2NH3 と習ったのですが、鉄鉱石由来のFe触媒によって反応が促進されると 習いました。 そこで質問なんですが、反応前後でFeの量が変わらないから 反応式からFeを消去してると思うんですけど、 Feを反応式に加えるとするとどのようになるんでしょうか? Feがどのようにして反応に寄与しているのかが知りたいです。 大変な駄文で申し訳ないのですがよろしければご教授ください。 不明な点などございましたら後ほど補足します。
- ベストアンサー
- 化学
- 空気触媒??
ちょっと触媒について色々調べたいことがあって ネットで検索していたら、空気触媒なるものを 見つけました。 光触媒と違って、光を必要としない触媒だと大掛かりに 書いていました。商品化もされているようです。 …が、その反応原理が全く理解できません…。 酸素(空気?)と水が触媒として作用し、 O2-(ここでの2は下付きの2です、酸素分子にマイナスがついている) が生成し、反応が進んで最終的に 「三価オゾン」と「二価の酸素」なるものが生成し それが空気触媒の原理だと説明があったのです。 一応化学を専門としていた私ですが、 三価オゾンや二価の酸素なんて聞いたことがありません。 しかし、商品化までされているし(TVでも紹介されたようです)、 私の勉強不足かはたまた新しい物質が 見つかったのか…まさかこんな物質あるはずがないと 思ってはいますが、どうも気になっています。 どなたかご存知ではないでしょうか?
- 締切済み
- その他(応用科学)
- いわゆる「触媒量」とは、どのくらいの量なのでしょうか?
よく「触媒量の●●と~~」といった表現を見かけます。 触媒なので、反応させる物質に対してごく少量である、ということは分かります。 ただ、具体的にはどのくらいの量をイメージすればよいのでしょうか? 当然、反応によってケースバイケースとは思いますが、研究者はどのようなイメージで、「いわゆる触媒量」という表現を使うのでしょうか? 料理のつくり方で使われる「塩少々」のように、およその量(あるいは生成物に対して何十分の一くらいとか)をイメージしているものなのでしょうか?
- ベストアンサー
- 化学
- 触媒で反応速度をあげるときの異なる経路とは何?
化学反応の速度を上げる方法に 1、温度をあげる 2、濃度をあげる 3.触媒を使う があります。1と2は原子や分子のぶつかりあいが激しくなるのでわかりやすいのですが、3が理解できません。なんだか、触媒を含んだ経路で反応すると活性化エネルギーが下がるから反応速度が上がるらしいのです。 触媒を使う方法は、高校の化学ではハーバー法とオストワルト法が出てきました。 ハーバー法 N2+3H2→2NH3 触媒はFe オストワルト法 4NH3+5O2→4NO+6H2O 触媒はPt 別な反応経路なんて書いてません・・・。触媒を使ったときの異なる反応経路とは、たとえば、この場合、どうなっているのでしょうか。教えてください。
- ベストアンサー
- 化学
- 空気触媒の有効性について
化学物質過敏症で苦しんでいます。空気触媒が有効か、否かご存知の方がおられましたら是非ご教示ください。実際に施工されて改善された方はおいでになりませんか?
- ベストアンサー
- 病気
- 室温付近でも機能する触媒を教えてください
不均一系金属触媒を用いた化学合成を検討しています。 しかし加温するのが難しい条件下で検討してますので、室温付近で触媒が機能する触媒反応を探しています。 ご存知のものがありましたら、是非教えてください。 以下の点が加味されていますと嬉しいです。 ・銅、もしくはレアメタルを用いた反応 ・生成物の確認(NMR,UVなど)が容易 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 化学
お礼
なるほど。分かりました。 反応させても触媒自体は変化しないんですね。 遅くさせる触媒もあるとは知りませんでした。 勉強になりました。 ありがとうございました。