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触媒自体は減るの?

触媒は化学反応を促進させる媒体と思って良いのでしょうか? そうした場合、触媒自体はなんら反応しないことになりますよね。 化学式からすると、その点が理解に苦しみます。 もし、減るのであれば触媒というよりは 化学反応における物質の一つといった表現になるように思います。 触媒という明確な定義のようなものがあるのでしょうか? ちなみに僕は化学はさっぱりの方です。笑

  • 化学
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  • ベストアンサー
  • minotaka
  • ベストアンサー率10% (14/129)
回答No.1

触媒の定義は それ自身は反応の前後で変化せず、化学反応の速度を変える物質のこと です。 sakocchiさんの考え方でいいと思います。 触媒はただ一つではありません。 A+B→C という反応に対して触媒作用をもつDという物質があったとしても、 a+b→c という反応に大してはDという物質が触媒作用をもたないということもあります。 化学式では一般に何も書かなくていいと思います。 詳しく反応の経緯を書こうと思えば書けます。 化学がさっぱりという方なので例は省略しますが知りたいならば教えてください、ちょっと難しくなりますが書きますので。 あと反応速度を促進させるだけではなく遅くさせる触媒もあります。

sakocchi
質問者

お礼

なるほど。分かりました。 反応させても触媒自体は変化しないんですね。 遅くさせる触媒もあるとは知りませんでした。 勉強になりました。 ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • 38endoh
  • ベストアンサー率53% (264/494)
回答No.4

日常生活の例に置き換えて(?)説明すると,意外に分かりやすいかもしれません。 「ビンのふたが開かなくなったとき,輪ゴムを引っ掛けるとふたが開きやすくなる。」 一つのものが二つに分かれる反応を,化学では脱離反応と呼びます。よって,この例は脱離反応のモノクロとお考え下さい。ふたの閉まったビンが反応物で,ふたとビンがそれぞれ生成物です。 この脱離反応は,力さえ加えれば輪ゴムがなくても反応が起こりますが,輪ゴムがあればより簡単に脱離させることができます(ここでいう力とは,反応時の温度などに相当すると思います)。 このような働きをする輪ゴムのことを,化学反応では「触媒」と呼ぶのです。輪ゴムは減るものではありませんので,何回でも使えます。但し,使っていくうちに劣化することはあります。 これはちょっと余談ですが,「一つの輪ゴムで,いくつのビンのふたを開けられるか」という値を,化学では「ターンオーバー」と呼んでいます。ターンオーバーが高い輪ゴムほど,劣化に強い良い輪ゴムであるということですね。

sakocchi
質問者

お礼

ターンオーバーが高い低いもあるんですね。 触媒を定期的に変えることがあるので 触媒自体は減らないのに、何故変える必要があるんだろう・・・って思ってました。 劣化するんですね。 目からウロコ状態でした。ありがとうございました。

  • cbd_mei
  • ベストアンサー率55% (143/259)
回答No.3

定義は「反応系の化学平衡を変えることはないが、反応速度を上げる、あるいは活性化エネルギーを下げる物質」 らしいです。 ですので触媒というのは、化学反応の手助けをする物質になります。 例として 2(H + O ) = 2 H O + O   2  2     2    2 過酸化水素水 を 水と酸素にかえる化学式(ちゃんと表示するかな?)ですが、 本来は、常温でも反応(変化)しますが、反応スピードが遅いのです そこで、過酸化水素水の中に二酸化マンガンをぶち込むと 激しく反応します。ただし、反応前後で二酸化マンガンの質量に変化はありません。 二酸化マンガンを加えても加えなくても化学式は成り立ちますし、係数も変わりません。 触媒は反応スピードをかえる物質になります。 分かりにくい説明かもしれませんが、どうでしょうか・・・

sakocchi
質問者

お礼

表示はうまくいってるようです。 過酸化水素水って昔理科の実験でやったような・・・ 懐かしいですね。笑 左辺の+は右辺の+と同じ扱いなんでしょうか? 過酸化水素水って化学結合してると思ってましたが。 確認は教科書がもうないので出来ません!笑 懐かしさをおぼえ、また参考になりました。 ありがとうございました。

  • ADEMU
  • ベストアンサー率31% (726/2280)
回答No.2

例えば、次のような反応があるとします。 A + B = AB 普通の状態ではある一定の速度で反応は起こるが非常に遅い。 しかし、触媒C(酵素も同様)を入れると A + C + B = A-C-B = AB + C Cの定義:AとBと非常に反応性が高いが、AとBが結合すると解離してしまう。 CがAとBの反応距離を狭めるために反応しやすくなる。その為反応速度が速くなる。 この様にCは反応には関与するが実際に量は減らない。 また、繰り返し使用できるので少量ですむ。 この様なものを触媒若しくは蛋白であれば酵素と言います。 ですから量は減りません。

sakocchi
質問者

お礼

A-C-Bは結合の意味なんでしょうね。 ついつい減算かと思ってしました・・・(汗)&(笑) でも、参考になりました。 ありがとうございました。

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