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fron the 5th -the 8 th centuryであっていますくか?

starfloraの回答

  • starflora
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回答No.2

    まず、こういう問題は、基本的な文法から考えてみて、どうかという判断をします。慣用的にどうであるかは、その次に来ます。何故なら、「文法」として学ぶものは、「実際の英語の表現」に即して抽出された規則だからです。言語は変化して行きますから、或る時代の文法の元になったサンプル言語文書母集団とは違って、新しい表現が出てくる可能性があります。また、昔から伝わる誤用というものもあります。これは、どれだけ大勢の人が使っていても、文法的理由から「誤用」となるものです。慣用的に一般し使用されている誤用表現で、文法的には間違いというのは、あるのです。     従って、実際に使われているというのは、文法的に吟味した上でないと、幾ら用例を上げても意味がないことになります。      from A century to B century という表現は、最初が from である必要はありません。普通、from は省略しても使えるからです。ただし、文章のなかにある時は、先行する動詞などとの関係で、from を付けないとおかしい例があるというべきでしょう。     この場合、A century to B century という形またはそれに対応する形、つまり、A century through B century などを考えればよいことになります。     問題は、定冠詞の the は、どういう風に付くかという話です。では、the は、どういう場合に、何につくかです。the というのは、「名詞」または「名詞句」について、対象を「特定」する機能を持ちます。the girl in the garden というのは、girl in the garden(庭にいる少女)という名詞句を、特定しているとも云えるのです。(つまり、「その少女」が「その庭」にいるというケースと、「その庭にいる少女」が特定されて「その《その庭にいる少女》」で、the girl in the garden となる可能性もあるのです。     世紀で考えれば、1st century to 4th century なら、「1世紀から4世紀まで」です。この最初に the が付くと、the 1st century to 4th century で、この場合、"the 1st century" to 4th century の場合と、the "1st century to 4th century" の可能性があることになります。     the 1st to 4th century とか、the 1st to the 4th century などは、別に問題はないのです。the 1st という時、この「1st」は、名詞になっている訳で、文脈から「第一」とは、「第一世紀」で、the 1st の後ろに century が省略された形だということは明らかです。     解釈に困るのは、the 1st to the 4th centuries のような場合です。the は、名詞または名詞句にかかる以上、「the 4th centuries」で単位となっていると考えるしかなく、何故、第四世紀の「世紀」が複数なのか理解できません。この場合、from が前に来ず、in the 1st to the 4th centuries のような場合だと、in the (the 1st to the 4th) centuries の略だとも解釈できます。1世紀から4世紀のあいだは、4世紀分なので、世紀が複数になっていると考えられるということです。     しかし、from the 1st to the 4th centuries のような場合はどうなるのかです。from があるので、from the 1st という前置詞句になってしまっています。from と 1st のあいだに挟まれて、the は、1st にかかるということが示されていることになります。この the が、1から4世紀という期間にかかるのではないことは、もしそうだとすると、from というのは、この期間全体に作用する前置詞になるのですが、そんなはずはないからです。     困ることは、実際に見つかる例として、dated from the 1st century to the 4th centuries のようなものがあることです。この場合は、最初の century は、1世紀の世紀で、後の centuries は、4世紀の世紀だとしか考えられません。しかし、特定世紀が何故複数なのか、理解できません。     これは、まず、from the 1st century to the 4th centuries というような表現の根拠を考えてから考察してみます。後の centuries は、4世紀の「世紀」のことなのですが、これが複数というのは奇妙です。しかし、the period from the 1st century to the 4th centuries のように考えると、後の centuries は、the period from 1st to 4th centuries のように、期間が「1から4の数世紀」という意味で、複数になっているのだと解釈できます。丁寧に言うと、the period (from the 1st century to the 4th century) centuries の略ではないかということです。「(1世紀から4世紀までの)複数世紀の期間」という意味の略表現、あるいは、略だという意識なしで、こういう意味で使っているのだと思えます。     それでは、dated from 1st century to the 4th centurie のような用法はどうかと言うと、これは、多分、「誤用」だと考えるのが妥当なように思います。上のような表現に引きずられて、本来、期間を示す場合、後の century は単数形でなければならないのが、後の世紀が複数の慣用的な表記、つまり、in the 1st to the 4th centuries とか、period from the 1st century to the 4th centuries などの用例に引きずられて、意味的におかしい例であるにも拘わらず、後の世紀を複数にしているということだと思います。     つまり、the period from the 1st century to the 4th centuries のような場合は、後の世紀が複数でも、文法的におかしくないという解釈ができるが、dated from the 1st ……のような場合は、「誤用」ではないかということです。      なお、dated from とか、dating from の例は、以下のURLに出てきますが、この場合、複数も単数も使っており、不安定だということが分かります。筆者が、確定した用法が分かっていない可能性があります。また、一つの文章で複数使うということは、そういう表現がこの筆者においては定着しているということでしょう。      >Archives and Special Collections   >http://www.library.miami.edu/archives/intro.html     結論としては、後の century は単数が望ましいということです。文法的に意味が明確ですし、間違いでないのは明らかだからです。後の centuries を複数にする用法は、少し複雑な省略用法のようで、「誤用」と考えられる可能性が高いので、検索して出てくるからと言って、それを信用しない方がよいと言うことが目下云えます。正確に、どういうことか分かりませんが、表現は、正規表現も誤用も、文法ミスも、インターネットのサイトなどだと、別に文章を書く専門家が書いているのではなく、素人が大勢書いていますので、言語の用例サンプルとして、相応しくないということができます。どういう表現を一般の人は使っているのかの調査にはよいでしょうが。13th か 13rd かで検索で調べると、13rd は明らかな間違いですが、それでも、13th と較べると、10分の1か20分の1ほどあるという検索結果を前に得ました。これだけ「誤用」が一般化しているということです。      以下に、Google で「twentieth centuries」で検索した結果の100位までのなかで、the A to the B centuries の形のものを紹介します。全21例のうち(ミラーサイトのようなものも数えています)、from で始まるのは、6例しかありません。この from の前に、dated が付くのは一例だけだったと思います。文法的に説明が付かず、「誤用」だと云えるものは、dated from の形ですから、この形は珍しいのだと云えます。つまり、やはり、誤用の可能性が高いのです。なお、後ろの century が単数の場合というのは、別に調べていませんが(調べようがないのです)、これは、文法的に何の問題もないのであり、文法的に疑問のある場合の以下の検索だけで十分と云えます。     なお、インターネットでの検索は、書いているのが、文章を書く専門の人ではないのが大部分なので、あまり信頼できないのです。     >in the eighteenth to twentieth centuries   >in the eighteenth to twentieth centuries     >Seventeenth to Twentieth Centuries   >OF THE LATER NINETEENTH AND EARLY TWENTIETH CENTURIES   >of the sixteenth to twentieth centuries   >fourth through twentieth centuries     >of the sixteenth to twentieth centuries # >from the sixteenth to the twentieth centuries   >Seventeenth to Twentieth Centuries   % >The Eighteenth to the Twentieth Centuries   # >from the fifteenth to the early twentieth centuries # >from the seventeenth to the twentieth centuries % >the sixteenth to the early twentieth centuries   % >The Eighteenth to the Twentieth Centuries     >in the eighteenth through twentieth centuries % >The Eighteenth to the Twentieth Centuries # >from the mid-eighteenth to the early twentieth centuries     >from the late eighteenth to late twentieth centuries % >The Eighteenth to the Twentieth Centuries # >from the eighteenth to the mid-twentieth centuries # >from the fifteenth through the twentieth centuries ---------------------------------------      >Archives and Special Collections   >http://www.library.miami.edu/archives/intro.html     >Google   >http://www.google.com/   

参考URL:
http://www.library.miami.edu/archives/intro.html,http://www.google.com/
noname#13336
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