• ベストアンサー

お気に入りの俳句、短歌を教えてください。

sleevelessの回答

回答No.2

若かりし時に現代詩に興味を持ちました。 でも、今だによく頭に浮かんでくるのは、何故か、塚本邦雄さんの短歌の方ですね。  死してもわれの知己とおもふに炎天の墓石に帽子かける釘無し この句が一番好きです。 虚無と現実が織り成す綾模様・・・といったような不思議さが、意図的に具象的な表現によって、心に染み付いています。  少女死するまで炎天の縄跳びのみづからの円駈けぬけられぬ これも似ていますね。こちらは無垢と恐怖でしょうか、或いは生と死とも言えるかも。 その後の私の生き方と共鳴するのか、何十年たってもこの二つの短歌だけが、頭から離れません。

gruyere
質問者

お礼

sleevelessさん、ご回答どうもありがとうございました。 現代詩の塚本邦雄さんは、私は存じ上げていませんでした。 >死してもわれの知己とおもふに炎天の墓石に帽子かける釘無し 「知己」に対する思い入れや「炎天の墓石のかける帽子」というような優しさや、「炎天」という言葉の強さや、「釘」という形がすぐ思い浮かぶ物の唐突さが織り交ざって、おっしゃるようにシュールな絵のような感じがしますね。 でもしっかりと人間的な感情も伝わって来てとても独特な印象の残る歌だと思います。 >少女死するまで炎天の縄跳びのみづからの円駈けぬけられぬ こちらもまず意味より絵が感覚的に思い浮かぶような気がします。捉え方はこちらの方が難しいのかも・・・。 >無垢と恐怖・・・或いは生と死・・・ なるほど・・・そのようなことを感覚的に表しているのかもしれませんね・・。 sleevelessさんの生き方と共鳴する、大切な短歌を教えていただいてありがとうございました。とても印象的な歌でした。

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