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V8エンジン・・・

先日、F1日本GPを見に行って、ミハエルが1分28秒台のコースレコードを出していました☆最後の置き土産ですね♪ ところで、F1の現在のレギュレーションの中で、様々な制限があるのは知っているのですが、2,4LのV8になったのにタイムが縮んだのは、やはり、エンジンやパーツの小型、軽量化によるものでしょうか??? また、エンジンはV12が一番効率がイイと聞いたことがあるのですが、今回のレギュレーションが、V8ではなくV12になっていたら (レギュレーションはスピードを抑える方向にあるので、ありえないですが) タイムはもっと縮まるのでしょうか???

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  • kettouti
  • ベストアンサー率46% (274/589)
回答No.4

昨年までは3リッターでV10、今年からは2.4リッターでV8ですので、どちらも1気筒当たり300ccになります。したがって、基本的にパーツの小型化・軽量化というよりも、エンジン本体が2気筒分少なくなった為の軽量化とコンパクト化だと思います。 この事により、左右各1本分のエキゾーストマニホールドが削減され、熱量減少によりラジエターが縮小された。 また、これらの変更によって、エアロダイナミクスの効率が向上した為だと思います。 特にエンジン本体がコンパクト化する事は、搭載位置を車体の中心に、より近づける事が出来る為、慣性モーメントが小さくなりマシンの動きが俊敏になる。したがってコーナリング性能が上がり、速くコーナリングが出来るという事になります。 >・・・V12になっていたらタイムはもっと縮まるのでしょうか??? の質問ですが、 17年前(1989年から)になりますが、F1レギュレーションの変更によりターボエンジンが禁止され3.5リッターのNAで12気筒までに限定された時がありました。 この時期、1989年~1991年の鈴鹿での予選結果(ポールポジションのタイム)を見てみると 1989年・・・1分38秒041(ホンダV10)/アイルトン・セナ(マクラーレン) 1990年・・・1分36秒966(ホンダV10)/アイルトン・セナ(マクラーレン) 1991年・・・1分34秒700(ホンダV12)/ゲルハルト・ベルガー(マクラーレン) となっています。 そして、V8エンジン搭載で1番良いタイムですが 1989年・・・1分41秒103(フォードV8)/アレッサンドロ・ナニーニ(ベネトン) 1990年・・・1分40秒049(フォードV8)/ネルソン・ピケ(ベネトン) 1991年・・・1分38秒360(フォードV8)/ミハエル・シューマッハ(ベネトン) という事で、V10・V12エンジンに比べて、V8エンジン搭載のマシンは常に3秒以上遅いタイムになっています。 この事から、今回のレギュレーションがV12エンジンになっていたら、タイムは縮まると考えられます。 理論上だけで考えれば、気筒数の多いエンジンが、最も高出力を発生しやすいことになります。 排気量が同じで多気筒化すれば、ひとつのシリンダー当たりの排気量は少なくてすむ事になります。 また、各部品を小さくする事ができます。(ピストン・バルブ等の可動部品) したがって、慣性重量が小さくできるので、慣性モーメントも小さくなり、高回転・高出力を追求しやすくなります。 という事で、ボア・ストロークを小さくする事ができ、ストロークについては、高回転化につながり、ボアについては、燃焼時間・燃え広がる時間が速くなり、完全燃焼がしやすくなって、狙った性能を発揮できる事になります。 しかし、デメリットも発生します。 エンジン全長が長くなりシャシー設計に影響します。重量も増えます。そして、クランクシャフトが長くなるので、ねじれ剛性の問題が出てきます。しかし、上記のタイムを比べる限りではV8エンジンよりもV12エンジンの方が、はるかに高出力を発揮する事が出来るという事になります。 私の予測ですが、もしも気筒数に制限がなかったとすれば、トップチームのエンジンはV12になっていると思います。

hir0masa
質問者

お礼

タイムの例を挙げていただき、分かりやすかったです☆ そのなかで、今より排気量が多いV8エンジンでも15年前は今より10秒ちかく遅いタイムには驚きです★ それくらい、技術の進歩があるのだと思いました。

その他の回答 (3)

回答No.3

小型化軽量化の恩恵ももちろんあるでしょうが、タイヤの性能向上が大きいと思います。同じ金額をエンジンとタイヤにかけるのでは、タイヤの方がタイム短縮に大幅に貢献するとブリヂストンのスタッフがインタビューで答えていたそうです。 ただ、今年でミシュランが撤退するため来年はブリヂストンが独占します。よって、競争がなくなるため、開発力は今年までと比較すると落ちるでしょう。 また、鈴鹿サーキットでの日本グランプリはとりあえず今年で終了しているので、ミハエル・シューマッハのコースレコードは数年は破られることはないと思います。

hir0masa
質問者

お礼

確かに今回のブリヂストンタイヤは、鈴鹿に合ってたみたいですね! またタイヤとマシンもマッチしていたみたいですね♪

  • Tsan
  • ベストアンサー率20% (184/909)
回答No.2

2006年シーズンだけを見ると V8エンジンになったことでリヤエンドをコンパクトにできたため空力性能が向上した。 V8になったことでエンジン本体や冷却系などが小さくなり重量バランスの最適化が押し進められてコーナリングスピードが上がった。 直線重視のサーキットではなくコーナー重視のサーキットが多く、エンジンの小型化がプラス方向にはたらいた。 V8エンジンがV10と同等か若干劣る程度まで性能を出せるようになった。 などがあると思います。 鈴鹿についてはセクター1の向上率が大きく影響していると思われます。

hir0masa
質問者

お礼

テクニカルなコースでは、エンジン自体よりもマシン全体のバランスが重要なんですね♪ たしかに、マシンをみるとリアはかなりコンパクトに仕上がってますね!

noname#25358
noname#25358
回答No.1

>エンジンはV12が一番効率がイイ  そうでもないです。  V12は馬力はいいですが重いので、見かけ上のトルクがどうしても落ちます。(つまりトップスピードに至るまでに時間がかかる)  ゆえに、オーバルならともかく、ストップ&ゴーを繰り返すテクニカルコースでは、V8に負けてしまうこともあります。  要はケースバイケースで、そのコースに見合ったエンジンテクノロジー、セッティング、テクニックを持っていることが重要なのであって、エンジンパワーは2の次と考えて差し支えないはず。  ちなみに、タイムはこれからも伸びるでしょう。  まだ出控えのテクノロジーが自動車業界にはわんさとありますから。

hir0masa
質問者

お礼

ありがとうございます♪ やはり、様々なテクノロジーが相互に作用しているようですね☆

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