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平均余命と死亡年齢の関係

noribou11の回答

  • noribou11
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回答No.7

再度の登場です。 >平均より長生きする人がいない そんなことはないですよ。平均とは単純には真ん中の値です。 したがって半数の人は平均値より長生きしていることになります。 平均余命という言葉の定義としてはBさんが妥当なんですが 「長生き」というキーワードで考えると実際はどれも妥当とはいえません。 平均余命とはあくまでもその年齢で生存している人達を対象に 今後、生活環境が変化しないことを前提とした数値のことです。 例えば同じ年に100人生まれたとします。そのうち2人が90歳以上生き、 一人は90歳で亡くなり、もう一人は100歳でなくなったとします。 全体からみれば当然、二人とも長寿組ですよね。 しかしながら、90歳以上の平均寿命は95歳になりますから 平均余命の観点から考えると90歳で亡くなった方は平均よりも5年早死にした ことになります。 したがって、Xさんが87歳で亡くなった場合は、 75歳まで生き残った人達の中では長生きした方だが、 85歳まで生き残った人達の中では早い方ということになります。 この辺はちょっと難解ですね。 つまり、中学の時の成績は1位だった。 県下有数の進学校へ進学したら30位になった。と同じことなんですよ。 成績優秀な生徒が集まる学校なんだから単純に成績が下がったというわけでは ないですよね。全体(他の学生や中卒組)から見たらまだまだ優秀組です。 ここが重要なんですが、平均余命というのは薄命だった人達を含む全体の平均ではなく そこまで長生きをした人達の平均ということになります。 75歳という年齢は20代の若者から見れば年長者ですが 100歳の人から見れば25歳も若い人間です。 当然、80、90と生き残った人達からみれば75歳は早死にと言えるでしょう。 Cさんのいう平均寿命はXさんが産まれた昭和元年までに亡くなった人達の平均です。 明治時代、大正に生活し亡くなった人と医学の発達した昭和、平成を生活した人を 比べても意味はありません。昭和元年の死亡者と比べるとXさんは長生きしたというだけです。 単純にXさんが長生きしたかどうかを調べるには昭和元年の出生数と現在の75歳人口を 比べてみればいいんです。妥当な資料とはいえないんですが前回の国勢調査では 10万人の出生に対して75歳までの生存数が6万6千人です。 76歳までの生存数が6万4千人なので半数以上の方は健在ということになります。 長生きの年齢というも難しい質問ですが 60歳までの生存率が約90%です。年間の死亡数が10万人に対して1000人を 超えるのが63歳から。2000人を超えるのが72歳からで、 3000人を超えるのが78歳からです。つまり、70歳を超えたあたりから 亡くなる方が増えくるので70歳以上であれば先天的な病気がない 健康的な人生と言えるでしょうね。 繰り返しますが人間は生物である以上、身体能力には個体差があります。 これを平均で比べても意味はありません。特定死因の病気を持った人が 数十年生きていたならば、その人はその患者の中では長生きをした人になります。 個体差がある以上、75歳という年齢がXさんにとって長生きだったのか 短命だったのか誰にも分りません。

naynaypan
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