• 締切済み

漏電警報の設定値について

教えてください。 会社の電気室にある低圧配電盤に二段警報漏電リレーが ついています。常時B種アースに0.3A程度電流がながれている為、軽漏電を0.5A 重漏電を5Aに設定しています。この設定は15年くらい前から変わっていないようなのですが、妥当な設定値なのかわかりません。設定に当たっての根拠等わかる方よろしくお願いします。また、同じようなものを使用している方は設定値はどの程度になっていますか?

みんなの回答

  • at1800
  • ベストアンサー率55% (49/88)
回答No.4

No.3様の回答の中で、0.2MΩ=200Ωとしていませんか? 1MΩ=1,000kΩ=1,000,000Ωなので、 0.2MΩ=200kΩ=200,000Ωになると思います。 200Vで0.2MΩという基準は、漏れ電流1mAに相当するように作られているはずで、200Vで0.2MΩだと200V÷200kΩ=1mAになります。

  • z666
  • ベストアンサー率45% (5/11)
回答No.3

 ここに載っている情報では妥当な設定値はわかりません。たぶんこの漏電リレーは変圧器二次主幹あたりについていると思うのですが、さらにその下位側の分岐回路や個別機器には漏電リレーがついているのですか。それによって大きく考え方が変わります。  まずは実際に地絡状態になったときにどの程度の地絡電流が流れるかですが、これは変圧器二次の電圧や接地抵抗値によって違ってきます。地絡は機器で起きる可能性が高いので、抵抗としては機器→大地へのC(またはD)種接地および変圧器へのB種接地抵抗があります。  例えば、電源が200VでC種接地が10Ω、B種接地が20Ωとします。すると地絡電流は200/(10+20)=6.7A(完全地絡時)となります。  実際には完全地絡の発生頻度は少なく、ある程度の抵抗を持って地絡するので、内線規定の200V系0.2MΩを使うと、200/(10+20+200)=0.87Aとなります。  2段警報の漏電リレーは、軽地絡:警報のみ、重地絡:遮断器トリップという使い方が多いので、それを前提にお話します。  軽地絡は警報だけなので、通常の漏れ電流の直近上位にセットします。通常0.3Aであれば、現状の0.5Aは適正です。警報だけなので、極端に言えばいくつのセットしても構いません。ちなみにこの警報が働いた場合は、絶縁が劣化した機器がある可能性があるので、個別の漏れ電流や、機器を止めての絶縁抵抗測定を行います。  重地絡は電源遮断を伴うので安易な設定は出来ません。これは下位側に地絡保護があるのか無いのかによって大きく設定値が変わります。 (1)分岐回路に漏電リレーがついている場合 基本的には分岐回路で選択遮断され、2段警報漏電リレーはバックアップです。下位側設定値<設定値<完全地絡電流となっていればいいのですが、5Aは少し大きすぎる気がします。経験的には2A程度で十分と思われます。経験上は変圧器の並列運転でもしない限りこの2段リレーが働くことはありません。 (2)分岐回路に漏電リレーがついていない場合 このときは、地絡保護をこのリレーだけで行っているので、危険な状態になったときは遮断する必要があります。先ほど求めたように、200V系で許される絶縁抵抗0.2MΩのときの地絡電流0.87Aの直近下位に設定します。 ○おまけ  地絡保護は時限協調が命です。地絡電流は絶縁抵抗の大きさによって変わるのですが、完全地絡(絶縁抵抗=0)のときは、全てのリレーが動作します。一番上位のリレーが動作してしまうと、一番上位の遮断器がトリップします。つまり全停電です。選択遮断をしたいときは、下位側から順に動作時間を0.3S、0.8S、2Sといった設定にします。  電流設定も下位<上位というようにしますが、過電流の保護と違いこれで選択遮断をするかどうかは運次第です。

  • at1800
  • ベストアンサー率55% (49/88)
回答No.2

B種接地線の漏れ電流を検出しているなら、その主目的は漏電火災防止であろうと思います。 B種接地線には、そのバンクの対地静電容量に応じた充電電流と、原因が特定できないいわゆる迷走電流、更には本来の漏電電流が流れます。 通常の漏電リレーでは電流の大きさしか検出できないので、これらの電流を区別することは出来ません。 従って、この場合の設定値は、通常流れているB種接地線電流値をやや上回る値になります。(B種接地線電流は、大きさではなく変化値が重要で、変化値が100mAを超えるような場合は、調査が必要です。) 通常、B種接地線の電流が1Aを超えることは考えられません。そのような場合は、各系統ごとにリークメーターで漏れ電流を測定し、原因を特定する必要が有ります。 なお、漏電を感知する機器には、漏電リレー、漏電火災警報器、漏電遮断器、漏電警報付き配線用遮断器などがあり、それぞれに規格や特性が異なりますので、用途に合わせて使い分けます。 参考までに、消防用設備として設置する漏電火災警報器は、B種接地線に設ける場合の設定電流を400mAから800mAを標準とする、とされています。 ただし、漏電リレーは設定値の±10%以内で動作するように作られていますが、漏電火災警報器は設定値の40~105%で動作すれば良いことになっていますので、注意が必要です。(経験では設定値の55%程度で動作します。)

wooooo
質問者

お礼

火災に関して考えていませんでしたよ。勉強になりました。回答ありがとうございました。

  • tom0120
  • ベストアンサー率26% (367/1390)
回答No.1

こまかなことはわかりませんが・・・ デパートなどのように、施設が大きいと、10A程度で、重漏電ですかね。 結局、施設により、それぞれのトランス(容量)が、増えますので、 漏電値も、パラですから、足し算になります。 なので、警報漏電リレーは、施設により、違うのでは・・・ どのトランスも、わずか程度の漏電はしていますが、 何台もあるような施設だと、常時、数A・・・漏れてますよ。 合計値になるので・・・

wooooo
質問者

お礼

数アンペアはすごいですね。私の現場もトランス1台にかなりの系統が負荷されているのである程度しょうがないですね。回答ありがとうございました。

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