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会社の目的って利潤の追求なんですか?

hanshinの回答

  • hanshin
  • ベストアンサー率25% (49/196)
回答No.8

みなさんのご意見を拝読しましたが、実に参考になる 内容ばかりで敬服しました。私も年数だけは長く会社勤めを していますが、会社が存続しなくては大変困ります。 私は「利潤の追求」は第1次的な企業の目的だと思います。 企業は「継続して存続し、且つ発展すること」が大切であり、 社会的な制度はそれを前提に作られているように思います。 これをゴーイング・コンサーンといいます。 では企業が永年に渡り存続する為に何が一番大切かと言うと、 それは利潤(単年度利益、内部留保など)だと思います。 利潤(利益)を計上できない会社は赤字決算となり、 これが毎期続くと倒産します。 では、なぜ企業は倒産するより存続する方が良いのでしょうか。 私は以下のように考えます。 1.企業の雇用が安定し増大すれば、社員の所得も安定・増大して   支出も安定・増加して国の経済も安定し、成長する 2.利益を計上した企業は、国、地方に納税するので、国、地方の   歳入が安定して社会基盤などへの投資も可能となり国が豊かになる 3.その結果、安定した歳入を前提としている社会的制度が安定して   国民に対して継続して行政サービスが継続される。 4.社会的な発明、発見が企業を通じて起こるのが日本の現状ですが、   それらが現在の日本社会への貢献度は非常に大きいと思います。 一方、法人としての企業は社会的には個人と同様に法を守ることが 当然の義務ですが、この点では、過去の公害禍や薬害禍、詐欺商法や マルチなど、法を逸脱する企業が数多くありました。 今後もこうした企業はなくならないと思います。これまでは このような「悪い」企業は、国が主に監視していたのですが、 最近は株式市場や債券市場などの金融市場がその役目をするように なってきました。また持ち合い株主のほかに純粋に投資を目的とした 株主からも厳しい目でチェックされるようにもなってきました。 このような社会的な変化は、資本主義の成長だと思います。 私たちの社会は「個人と法人」で成り立っており国を支える歳入の源泉は その個人と法人の「納税」で成り立っています。 個人としては、お給料が上がり、いい暮しをしたいという欲求も 当然ですが、所得が上がれば税金も上がり、それが社会的貢献に なっています。法人もこの点では同じだと思います。

ivallo
質問者

お礼

 体験談のようなところからのご意見ありがとうございます。私も似たような考えです。  健全な企業の発展はその活動地域の成長と安定に貢献する。それが企業の持つ役割の側面だと思っています。社会的制度はそのことを前提として作られているようです。

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