マイレージ(マイル)について

質問

今までマイレージに興味がなかったのですが、最近興味が出てきてマイレージが溜まるクレジットを作ろうかと思っています。
マイレージに関して全くの無知だったので、こちらのサイトやネットでいろいろ調べてなんとなく結論は出たのですが、間違っているところ、またこうしたほうがいいよというご意見がありましたらぜひお願いいたいます。

まず私の飛行機の利用度は１年、もしくは２年に１度北米、オセアニア、ヨーロッパ方面へ旅行に行く程度です。１年に１，２度国内線を利用します。
これだけでは溜まらないのでクレジット機能のついたマイレージカード(？)を作ってショッピングやその他もろもろの支払い等でマイレージを溜めていきたいと思っていますが年会費は安いほうがうれしいです。
まだそんなに海外に行ったことがないのでよく使う航空会社は分からないのですが、上記の方面へ行くのに直行便以外に乗るつもりはありません。

そのあたりを踏まえて調べてみると、おそらくスターアライアンスに加盟している航空会社を利用することが多くなるのかなと思い、その中のＡＮＡ、エアカナダ、ユナイテッド航空のどれかでマイルを溜めていこうかと思っています。
おそらく私の飛行機の利用頻度からいって、ユナイテッド航空で溜めていくのが有効期限も大丈夫そうだし賢いかなと思っているのですが、正しいでしょうか？
また、ユナイテッド航空のマイルを溜めるのにはセゾンカードのＵＣカードが一番いいのでしょうか？
それともＡＮＡカードを作ってＡＮＡで溜めていっても損はしないのかな？？？などなど疑問は湧き出てくるばかりです(汗)。
マイレージについて詳しい方のアドバイスをいただけると大変助かります。どうぞよろしくお願いいたします。

回答No.6

Umada · ベストアンサー

一般論として「搭乗で貯めるならユナイテッド"Mileage Plus"、クレジットカード利用に比重をおくなら"ANA Mileage Club"(以下AMC)」が有利と言えます。

(1)獲得マイルの有効期限
既にご検討なさっておいでの通りですが一番重要な点です。Mileage Plusは「最終の加減算から36か月で失効」と定めているので貯め続ければ実質的に無期限です。エアカナダの"Aeroplan"も同じ規定です。
これに対しAMCでは獲得翌々年の12月31日で失効します(最長3年)。従ってAMCを選ぶ場合、3年のうちに特典交換に足るだけのマイル数が集められるかが一つの基準になります。集められそうにない場合、選択肢はMileage PlusやAeroplan、あるいはアシアナ航空の"Asiana Club"(*1)のように、マイルの有効期限が実質的にないかあるいは全くないプログラムに限られます。

AMCの特典は電子マネーやギフト品(ANAセレクション)などなら1万マイル、国内線特典航空券への交換には1万5千マイルが必要ですが、北米/欧州/オセアニアのいずれかに1年か2年に一度ほどの渡航があるなら、AMCを選んでも3年以内でとりあえず特典には届きます。
一方でNo. 5でもご回答があるように、長期間じっくり貯めて大物特典を狙いたいとなると必然的にMileage Plusに絞られてきます。
ビジネスクラスをご希望とのことですが、アップグレードでの搭乗は効率が悪いので、最初からビジネスクラスの航空券にすることをお勧めします(*2)。もし3年ではそこまで届かないのだとすると、その点でもMileage Plusに判断が傾きます。

一つ気になるのが「オセアニアに行く」が「直行便以外に乗るつもりはない」との点です。Mileage PlusやAMCにマイルを貯められる航空会社で直行便限定となると、行き先はニュージーランド(ニュージーランド航空)しか選択がありません。オーストラリアに行く場合は乗り継ぎ便にするか(シンガポール航空、アシアナ航空など)、直行便を利用する代わりに他のプログラムに貯めるかの択一になります。

(2)クレジットカード利用
Mileage Plusで一番有利なのは、おっしゃるようにセゾンUAカードを作り(年会費1,575円)、これに「マイルアップ・メンバーズ」年会費(5,250円)を払って、100円=1.5マイルの割合でマイルを貯める方法でしょう。またセゾンUAは年会費の割に付帯する海外旅行傷害保険が手厚いので、年会費を保険代と割り切るのも一つの考えです。
ただし「マイルアップ・メンバーズ」年会費まで払った場合の年間6,825円の出費は決して小さくないので、年間のクレジットカード利用額が50万円くらいないと元は取りにくいでしょう。年間利用額がそれ以下であるならクレジット機能なしの(年会費無料の)会員カードにして、純粋に搭乗分だけ貯めるのがよいと思います。(クレジット利用分は、別に年会費無料の適宜のカードを作って商品券などで還元を受ける)

AMCでのクレジットカード選択はやはりANAカードになってきます。年会費は2,100円、これと別にマイル移行手数料が2,100円必要ですが、Mileage Plusよりは安上がりです。移行手数料は上手にやれば3年に1度の支払いで済みます(年平均費用2,800円)。
また入会時および翌年以降の年会費支払い時に1000マイルのボーナスが付くので、貯めるべきマイルはその分少なくて済みます。Mileage Plusに比べて国内の提携会社が多く、日常生活の中での貯めやすさという点でも明らかに有利です。
利用額からマイルへの換算割合は100円=1マイルです。ただしANA VISAかANA Masterのいずれかのカードを作って、リボルビング払い「マイ・ペイすリボ」設定を併用すると、100円=2マイルの換算率になります。詳細は割愛しますがご興味があれば[1-4]でご覧ください。
ANAカードにも海外旅行傷害保険は付帯していますが、一般カードの場合は担保の範囲や保険金額が実用レベルに達していないので、「付帯なし」くらいに考えておいたほうがよいです。

Aeroplanは日本国内では提携クレジットカードを発行しておらず、クレジットカード利用で貯めるのには向きません。またAeroplanの全般的な話としてエアカナダの日本語サイトの情報は少なく、本国の英語サイトでないと詳しいことが分からないのも面倒です。

(3)必要マイル数と加算率
実際の搭乗区間マイル数に対する、加算マイル数の割合を「加算率」などと呼んでいます。Mileage Plusではほとんどの運賃で加算率100%ですが、AMCですとエコノミークラス正規割引運賃で70%、同じく包括運賃(格安航空券やツアー)で50%と割り引かれての加算になります。Aeroplanでも加算率100%でない運賃がいくつか存在します。
例えばツアーで日本-ドイツのルフトハンザ便エコノミークラスに乗った場合、Mileage Plusでは往復で約1万2千マイルが貯まりますが、AMCでは50%の約6千マイルしか貯まらない、ということになります。このような理由から、搭乗中心で貯めるときにはMileage Plus有利という結論が出てきます(*3)。

一方、日本国内線となるとまた状況が違ってきます。ANA国内線ではしばしば「ダブルマイル」などのキャンペーンが行われていますが、この恩恵に与れるのはマイルをAMCに加算した場合のみです。ANA国内線に乗ってもMileage Plusに加算した場合はキャンペーン対象となりません。

特典航空券への交換に必要なマイル数もAMCとMileage Plusで少しずつ異なります。全般にはMileage Plusの方が多目です。(日本国内往復や日本-ハワイは両者で必要マイル数が同じ、ユナイテッド便利用の日本-東南アジアはMileage Plusの方が少ないなどいくつかの例外もあります)
いずれにしてもプログラム選びは「加算率」と「必要マイル数」のバランスで考える必要があります。加算率の良いプログラムでも必要マイル数がそれ以上に多いのでは選ぶ意味がありません。

なお本題からそれますが、JAL Mileage Bankについて補足申しあげておきます。JALカードSuicaで電子マネー"Suica"を使ってもその分はマイルになりません。この点、AMCの"Edy"と異なります。(クレジットカードでSuicaにチャージした場合、チャージに伴って発生したポイントを最終的にマイルに交換することは可能です)

【結論】
3年で特典航空券に届かない状況であれば「Mileage Plusで貯めてください」と簡単に結論できるのですが、質問者さんの場合AMCでもMileage Plusでもそれなりに特典航空券に届く状況だけに判断に悩みます。
最終的なポイントはクレジットカードの利用額です。クレジットカード中心に貯めて搭乗分は補助的に考えるならAMC。あくまで搭乗分がメインならMileage Plusが適しています。後者でクレジット利用額が小さい場合、あえてクレジット機能なしのカードにする選択もあります。

・AMCが向くのは「国内線の利用が多い」「クレジット利用がメイン」「3年以内に十分なマイルが貯まりそう」といった場合です。
・Mileage Plusが向くのは「ツアーや格安航空券での搭乗が多い」「のんびり気長に貯めたい」「大物特典を狙いたい」などの場合です。
・AeroplanはMileage Plusに比べると一般向けではありませんが、一部の点では特異的にメリットがあるので(*4)、中級者以上の人であえてこちらを選択する人もいます。

[1] http://www.smbc-card.com/mem/revo/mypace.jsp
[2] http://blog.livedoor.jp/mileage/archives/50340870.html
[3] http://www.get-mile.com/creditcard/ana_visa.htm
[4] http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1728100

*1 Asiana Clubではマイルは完全に無期限。ただし特典交換に必要なマイル数は多め。提携クレジットカードは日本でも出ている。
*2 Mileage PlusやAMCでアップグレード対象となる航空券は、正規割引運賃の中でも上位(=高額)のものに限られている。しかもその航空券を買ったからと言ってアップグレードが保証されているわけでなく、アップグレード用に座席の割当てが回ってこなければ「高い運賃は払ったけど、結局エコノミーで旅行」ということになってしまう。その点でも最初からビジネスクラスの航空券に引き換えた方が有利。
ただし近年、ビジネスクラスは各航空会社とも収益の柱にしようとしており、マイル引き換えでの特典航空券やアップグレードは出にくくなっている。
*3 Mileage Plusでも、ANA便に搭乗して加算する場合はAMCと同じ加算率(正規割引運賃70%、包括運賃50%)になる。このほかエアカナダ国内線の50%やスカンジナビア航空一部路線の0%(加算対象外)など例外は少なくない。
*4 Aeroplanが特異的に有利なのは次の二点。うまく使いこなせるならMileage Plusよりよい選択となることもある。
・日本発東南アジア行きの特典航空券が2万マイルで交換できる(Mileage Plusでも2万マイルで交換できるがユナイテッド便の利用に限られる。これに対しAeroplanだとスターアライアンスの他社便を自由に組み合わせられ、ルートや時刻の自由度がはるかに高くなる)
・上級会員資格獲得のハードルが低い(年間3万5千マイル分の搭乗でスターアライアンス　ゴールド相当の資格を入手できる　Mileage Plusだと年間5万マイル分の搭乗が必要)

お礼

とても具体的に、細かく説明していただいて大変助かりました！本当にありがとうございます。またＵｍａｄａ様の過去のご回答も読ませていただき、大変参考になりました！
気になったとおっしゃってたオセアニア方面への件ですが、すみません、私の勘違いです。というか知識不足です。
結果、どちらでも３年間で特典利用の最低ラインまではたどり着きそうですが、アジア圏内で特典を使うつもりのないことから、ゆっくり溜められるMileage Plusにしようかと思っています。大変貴重なご意見、ありがとうございました。

回答No.7

24saeoh00

１回の飛行で１万マイル以上溜まる場合は、スターアライアンス系を使います。
それ以下のマイルの場合、ワールドパークス（ノースウエストなど）を使っています。

ＡＮＡは期限付きのポイントですよね、早く使わないといけませんね。なので、ドカッと貯めて、すぐ使います。１万マイル貯まると、楽天で１万円分のお買い物が出来るんですよ。

ＡＮＡセレクションは１万円以下の商品がほとんどなので、楽天ポイントでＡＮＡセレクションと同じものを買ってもお買い物ポイントが残ります。ＡＮＡセレクション＋自分のほしいものゲット可ですよ。

少ないマイルの場合、ワールドパークスでコツコツ貯めていきます。５年ぐらいかけて、やっと無料航空券まで溜まりました。期限がないので貯めやすいです。

マイルの溜まるクレジットカードは持っていません。
私の場合、無料航空券よりもお買い物ポイントへの換算の方が魅力的で、「マイルが貯まる」というほどカードを使わないからです。

楽天カードからもＡＮＡマイルへの移行ができますよ。楽天からＡＮＡへのマイル移行は簡単です。ＡＮＡからは１万マイルないとダメです。
楽天を使っていなかったらお役に立ちませんで、スミマセン。

お礼

ご回答ありがとうございました。
なるほど、そういう溜め方もあるんですね～。
参考にさせていただきます。

回答No.5

yesucanjp

salie 777さんは、マイルをどう使いますか？
10,000マイル貯めたら、ANAセレクションと交換？
15,000マイルで国内航空券。
20,000マイルでアジア行き航空券。

ここで、salie 777さんが獲得出来そうなマイルですが、
北米まで往復＝12,000マイル
国内線搭乗＝1,000マイル
ショッピングで100万円分カードを使う。＝10,000マイル　合計23,000マイル/年間

このペースだと国内線か、アジアまでの航空券となります。
もっと貯めて北米行き＝60,000マイルを狙うとなると３年近くかかります。

ANAのマイル有効は３６ヶ月。また格安航空券だと飛んだマイル数がそのままのマイル数分加算とは限らない。(半分くらいが多い)

ユナイテッドは最後に加算(または使用があってから)３６ヶ月となります。つまり、カードを毎月小額でも使っていれば、毎月加算がある事になるので、マイルが失効しません。

ANAにするか、他の航空会社にするかは、
　1)年間にどれくらい貯められるか？
　2)どのように使いたいか？
　3)マイルの有効期間が過ぎてしまわないか？
だと思います。

補足

具体的な数字でご回答をいただき大変わかりやすかったです。ありがとうございます。
マイルは１０時間を越えるフライトの際に、何度かに１度でいいのでビジネスにアップグレード、もしくはマイルでビジネスの無料航空券と交換したいなと思っています。
そう考えるとやはり私にはＵＡが合っているようですね。

回答No.4

puunban

他の方々と同様の意見です。スターアライアンスの利用が多いなら、ＡＮＡかな…と思います。

が、ＡＮＡのマイレージはかなりいい加減ですので、必ずポイントが積算されたか確認してくださいね！！
片道分しか付けて貰えなかったことが過去二回（内１回は、昨日電話でブチきれてしまったのですが…）。
同じツアーで、乗り換え便も含めずっと隣同士だったにもかかわらず、お連れさんと加算されたポイント数が違ったり…。
搭乗手続きの際、マイレージをお願いしてチケットにも番号が表記されていたにもかかわらず、加算されていなかったり…。

海外旅行のたびにＡＮＡのマイレージは不快な思いをしております。（国内線は大丈夫）
なので、搭乗半券とPASSENGER RECEIPT（航空券のお客様控え、グリーン色）は、きちんと加算されたのを確認するまで捨てたらダメですよ！！

お礼

そんなこともあるんですね！アドバイスありがとうございます。今後、マイレージを溜めるにあたって注意したいと思います。
アドバイスありがとうございました。

回答No.3

timeup

年に一回程度なら、年会費は５千円程度のまでなら海外旅行の保険代として考えてよいのかと思います。　

私は人生の半分程度が海外在住でしたが、事故が増えてきている、社内の状態が良くないとか、客へのサービスなどから日本の航空会社は使っていません。クレジットカードも米国の航空会社のをメインに使っています。
ポイントだとセゾンではないですが、永久不滅ポイントの会社をお勧めします。少しくらい条件が悪くても国内で買い物にも使っていると、韓国、台湾からグアムやハワイ程度なら数年に一回は航空運賃がただになります。

実際に乗っているのですから、其の中で一番自分にシックリ来る航空会社のカードを飛行機内で申し込めばよいのではないでしょうか？

お礼

アドバイスありがとうございます。
そうですね、保険代と考えれば５千円程度の年会費は決して高いものではないですね。
目先の安さではなく、その辺りも含めて検討しようと思います。ありがとうございました。

回答No.2

raimugi26

ANAカードの方が、日本国内ではためる機会が多いと思います（タクシー、レストラン、カラオケ等）。しかし
しかし稼ぎ所のフライトでは可算率が少ない気がします。
有効期限を考えるとUAの方がお勧めです。

お礼

やはり有効期限が３年は厳しいのでＵＡにしたほうが賢そうですね。貴重なご意見ありがとうございました。

回答No.1

pius

ANAカードの方がたまりやすいと思います。

アメリカ方面ならユナイテッド・エアカナダ・ANA、ヨーロッパ方面ならルフトハンザ・オーストリア・ANAになりますよね。国内線はANA。それにANAのみスターアライアンスに加盟していないヴァージンアトランティックでのフライトもマイル加算されるので、いいのではないでしょうか？

ANAカードならショッピングに関してもクレジットが嫌なら、プリペイド式の電子マネーEdyでもマイルをためられます。(ちなみにJALならJALスイカでスイカカードの分もマイル加算されます)

なにかANAカードの勧誘員みたいですが、ANAのVISAかMASTERをお勧めします。

もしユナイテッドであれば、通用度からしてUCカードをお勧めします。

お礼

なるほど～。大変参考になりました。ありがとうございます。