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アーゼのつくもの

プロテアーゼ、アスコルビナーゼなどアーゼがつくものは ある物質を分解するといういもがあるようですが、 こう解釈していいでしょうか? また、その代表的なものが他にもあったら教えてください。

noname#2813
noname#2813

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • rei00
  • ベストアンサー率50% (1133/2260)
回答No.3

酵素阻害物質の研究を行なっている事で一応経験者です。(ほんとか?) お二人の回答で充分とは思いますが,ppoooo さんの質問・回答履歴を見ますと,もう少し詳しい事もお分かりになると思いますので,補足を致します。 多くの酵素は「基質の名称+酵素活性を示す言葉+ア-ゼ (ase)」で呼ばれます。つまり,「○ ○ア-ゼ」となります。 例えば,酸化反応(oxidation)を行なう酵素は「○ ○ + oxid + ase」で「○ ○ 酸化酵素 ,○○ oxidase,○○オキシダ-ゼ」,特定グル-プの転移(transfer)を行なう酵素は「○ ○+ transfer + ase」で「○ ○ 転移酵素,○○ transferase,○ ○トランスフェラ-ゼ」,異性化(isomerization)を行なう酵素は「○ ○+ isomer + ase」で「○ ○ 異性化酵素,○○ isomerase,○○イソメラ-ゼ」等です。 ここで,加水分解(hydrolysis)を行なう酵素は「○ ○+ hydr + ase」で「○ ○ 加水分解酵素 ,○○ hydrase,○ ○ヒドラ-ゼ」となるべきなのですが,なぜか(このタイプの酵素の発見が早かったためか?)「加水分解 (hydr)」部分を付けないものが多々見受けられます。この場合酵素名は「○ ○ 酵素,○○ ase,○○ア-ゼ」となってしまいます。そのために ppoooo さんの疑問が生じたと思います。 例えば,kawakawa さんが記載されている酵素の マルターゼ(マルト-ス+ア-ゼ),スクラーゼ(スクロ-ス+ア-ゼ),ラクターゼ(ラクト-ス+ア-ゼ),イソマルターゼ(イソマルト-ス+ア-ゼ)等が該当します。

noname#2813
質問者

お礼

とても詳しく紹介していただきありがとうございます。 名付けられた時期によって違った名称になってしまうのは 勉強するときは少し不便ですが、 しょうがないのかも知れないですね。

その他の回答 (2)

  • clutch
  • ベストアンサー率17% (23/132)
回答No.2

分解には限りません。 難しいかもしれませんが体の中で何かの化学反応を触媒するものを「酵素」と呼びます。 たとえば、「トランスアミナーゼ」でしたら、日本語では「アミノ基転移酵素」ぐらいに訳されます。「オキシダーゼ」でしたら、「酸化酵素」になります。もちろん、酵素には分解の働きの有るものもたくさんありますので、それらにも「アーゼ」はついているわけです。

noname#2813
質問者

お礼

ありがとうございます。 とても参考になりました。

  • kawakawa
  • ベストアンサー率41% (1452/3497)
回答No.1

○○アーゼというのは酵素の名前に用いられます。勿論、ペプシン(胃で分泌される蛋白分解酵素)のように違う命名のものもありますが‥ 酵素の例として、一般的なところでは、口から摂った食物は 唾液のアミラーゼで糖を 十二指腸では膵液のアミラーゼで糖を、リパーゼやコレステロールエステラーゼで脂質を、カルボキシペプチターゼで蛋白を 小腸ではマルターゼ、スクラーゼ、ラクターゼ、イソマルターゼが糖を、アミノペプチターゼ、オリゴペプチターゼが蛋白をそれぞれ分解するための酵素ですネ。 もう少しマニアックな酵素では、例えば糖の代謝(呼吸)に関係するものに;ヘキソキナーゼ、ホスホリラーゼ、ホスホグルコムターゼ、ホスホヘキソイソメラーゼ、ホスホフルクトキナーゼ、アルドラーゼ、トリオースホスホイソメラーゼ、グリセロアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ、ホスホグリセリルキナーゼ、ホスホグリセロムターゼ、エノラーゼ、ホスホエノールピルビン酸キナーゼ、乳酸デヒドロゲナーゼ、ピルビン酸デカルボキシラーゼ、アルコールデヒドロゲナーゼ‥が関与してエネルギーを作り出します。 以上kawakawaでした

noname#2813
質問者

お礼

たくさん紹介していただきありがとうございます。お返事遅れました。 とても参考になりました。

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