- ベストアンサー
デフレ、不良債権処理及び金融緩和の関係について
knj9999の回答
金融緩和、つまり利下げや買いオペを実施すると市中に現金が増えます。モノの量が一定だと仮定すると、モノに対して相対的に金が増えるのですから、金の価値は下がります。つまり、物価が上昇します。デフレ対策として、教科書的には有効です。金の値打ちが下がると、たとえば1億円の価値が5000万円に下がると、これば物価が2倍になった、ということですが、借金1億円の支払いが半分の負担で済むということになります。債権も債務も同じように価値が下がるわけですから。100億円の不良債権が50億円に圧縮される、ということですね。デフレの場合は逆に支払い負担が重くなります。ただ、これらは帳簿の上のことで、実際には銀行には債権もあり債務もあるわけですから、教科書通りにはいかないでしょう。
関連するQ&A
- 不良債権処理とデフレ対策の両方を一挙にやる方法は?
不良債権処理をしないと景気回復しないし、不良債権処理をするとデフレになって不景気になるという袋小路の議論が延々と続いています。そこで、不良債権処理とデフレ対策の両方を一挙にやる方法は本当にないのかを考えてみました。下記のような徳政令はどうでしょうか? 【平成徳政令私案】 過去のある時点(例えば、2002年10月1日現在)において日本国にある土地を担保にして日本の金融機関から借りている借金の返済債務は、無償ですべて日銀に移転するという徳政令を公布する。そして、債権者である日本の金融機関に対しては、日銀が増刷した日銀券にて全ての債務を返済する。 これによって生じるのは、次の現象である。 1. 不良債権のほとんどが消滅する。 2. 不良債権が消滅しても、債務者である企業の倒産が発生しない。 3. インフレ要因が大幅に増大する。 4. 債権・債務関係から開放された土地が流動化する。 5. 景気回復する。
- 締切済み
- 経済
- 日銀の量的金融緩和の解除って何のこと?
最近よく聞くのですが、日銀の量的金融緩和の解除って、何のことなのでしょうか? 何が解除されて、私たちの生活には、どんな影響が出るのでしょうか? 基本的なことも分かっていないので、できるだけ詳しくわかりやすく教えてください。
- ベストアンサー
- 経済
- 不良債権処理をやるとどうなるのか?
今不良債権処理をやらなければどうなるのでしょうか、またやることによってどこかに悪い影響を及ぼすのでしょうか、社会全体への影響を考えたときやっぱり今やるべきなのでしょうか?
- 締切済み
- 政治
- 日銀の追加緩和と脱デフレの思惑
今回日銀が金融緩和策の追加決定をしました。 脱デフレを目指す日銀が物価上昇策をとるのは分かります。しかし、素人の素朴な疑問なんですけど、なぜ日銀は原油価格の下落まで警戒しているのですか? 原油のような輸入品なら価格が下がれば経済に好影響を与える事はあっても、悪影響を与えることはないと思うのですが。 国内で生産・製造している物品なら、価格が下がると企業の売上も落ちるから景気が悪くなる、という理屈は分かります。 しかし原油のように100%輸入している原材料なら、価格が下落したからといって、困る人は誰もいない(企業側から見ても消費者側から見ても)と思うのですが、一体日銀は原油価格の下落の何をそんなに恐れているのですか?
- ベストアンサー
- 経済
- 超金融緩和でも物価は上がらないなら、現金給付すれば
我が国日銀のマイナス金利まで行う超金融緩和、EUを初め世界中が金融緩和をやってもデフレ傾向にあります。 賃金格差が拡大して多数の労働者の消費力が上がらず、一方でこれだけ金融緩和しても悪性インフレも生じていない。 ならば通貨を印刷させて政府が生活給付金として配ることはできなおものでしょうか。
- 締切済み
- 経済
お礼
回答ありがとうございました。