アンティーク舞妓衣装の反物で通し衿仕立ての長襦袢を作りたい!作り方を教えてください

このQ&Aのポイント
  • ネットオークションで落札したアンティークな反物を使用して、通し衿仕立ての長襦袢を作りたいと思っています。
  • しかし、反物の長さが足りないため、衿や一部を別布で仕立てる予定です。
  • 和裁初心者ですが、通し衿仕立ての長襦袢の作り方や参考書について教えていただけると助かります。
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通し衿仕立ての長襦袢

ネットオークションで落札した反物(薄手の絽の着物用)で、襦袢を作る予定です。 が、アンティークものである為(?)か、以前の持ち主の方が別用途に使用されたようで、一反には足りず、並幅に対し7m50cm程しか長さがありません。 当然、袖丈70cm・身丈120cm程の襦袢を作るにあたり布地は不足する訳で、衿の部位・他一部は別布で仕立てる予定です。 また、当初の予定では、「たて衿つき別衿仕立て」の予定でしたが、手持ちのアンティークの長襦袢に「通し衿仕立て」の長襦袢があり、私もどちらかと言えばこちらの形の方が好み、用量布も少なくて済むようなので、今のところ、この後者の形で仕立てをする心積もりでいます。 ですが、私の手持ちの和裁本や近くの図書館の書架には、現代の主流形ではない為か、長襦袢となると「たて衿つき別衿仕立て」しか作り方が掲載されておりません。 手持ちの「通し衿仕立て」の長襦袢を参照にするにしても、こちらは袷である為、これをお手本として単物を作るには、少々不安があります。 (何しろ、私は独学で浴衣を1~2枚仕立てた事があるばかりの、仕立て初心者なので・・・^^;) もし、和裁にお詳しい方で、「通し衿仕立ての長襦袢」の作り方、もしくは良書をご存知の方がありましたら、ご教授下さい。 お手数ですが、宜しくお願い致します。

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  • bekky1
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回答No.1

おおお、同じサークル活動している気分ですよ。 わたしも、オークションで落としてちまちまやっています。 古い着物を襦袢にするのは、一番の活用法ですよね。 ちょっと水をさすようですが、別襟にしないと胸元が開きます。 長じゅばんとしては出来上がりが通し襟のほうが、きれいにみえるのですが、実際に着てみると、別襟仕立てのほうが着崩れしませんので、 通し襟はお勧めしません。 実際に、考えてみるとわかるのですが、胸の抱き幅が通し襟だと、着物より幅が狭くなるのです。 それなのに、着物の襟より内側で、長じゅばんにつけた半襟が見えないとダメでしょう? つまりは、着物よりも、長じゅばんの方の抱き幅が広くないとダメなんです。 それなのに、通し襟の襦袢は、せいぜいが着物と同寸です。 着物と長じゅばんと重ねて、おいてみてもわかります。 ただ、おくみ付けの位置(おくみさがり)の位置が 着物よりも、長じゅばんは、肩山から、1寸あがります。 これだけで通し襟はつじつまを合わせています。 別襟だと、この、1寸上がるところを胸のあつみにあわせて、さらに上下させたりします。 でも、同じように、一寸上げて、普通は着物はおくみ下がり6寸ですが、長じゅばんは5寸にすると、別襟でもとてもきれいに胸元が決まります。 ただし、半襟の見える部分がやや多めな感じ? いろいろやってるとわかるのですが、両方(別襟・通し襟)つくり、 私も着てみてますが、通し襟は崩れます。 どうして、なのかわかりませんが、伝統的に、別襟は関西風。 通し襟は関東、歌舞伎などでは舞台で通し襟で、衣装(長じゅばんを衣装とするとき)していますね。 私の「教本」は20年前のなので、たぶん絶版だと思います。 それでも、別襟仕立てをすすめています。 通し襟にするなら、おくみ下がりを着物よりも1寸上げる。 後中心の襟幅を着物と同寸にして、 アトはナチュラルに、半幅のきれを立て襟部分につなぐだけです。 えりはばがやや広めで斜めに、おくみ下がりにつく感じになります。 ですので、きれとしては、ねじれる感じ?です。 別襟なら、おくみ下がりの位置は1寸以内あげて、えり幅で着物のようにおくみ下がりまで、さらに、胸元の伊達締めに襟が納まるぐらいの長さでえりつけです。 着物よりもおくみからの斜めの襟付けがより角度がつきます。 身体を抱く線が急になるので、襟が開かないのです。 ちなみに、どちらの仕立ても前幅のすそは布幅いっぱい(7-8寸) おくみ下がりで着物と同寸の幅(大体6寸?) 着物で言うとおくみの部分=立ち襟幅は半幅を又半分でズーットおくみ下がりまで。 ですので、前幅のすそは幅一杯で、おくみ下がりは6寸ですから、 えりつけは斜めの線になります。 最初にかかれている丈だと、袖が70と長いですが、これは長い袖をおつくりになる? 胴抜き仕立てにするなら、おくみ=縦襟はおくみ下がりまで同じ生地で持っていったほうが上がりがきれいです。 裾の折り返しは、単衣といえども10cmぐらいはあったほうが歩くときのすり足に影響しますので、けちしない。 いしきあて、肩布を必ず別ぬの(でつけておく手間を惜しまないと、 洗濯するのに、丈夫です。 絽は自分でがんがんあらって、アイロンで十分。 センチでかけなくてごめんさい。

callas_2006
質問者

お礼

早速のご丁寧なご回答、どうもありがとうございます。 サークル部長(!)からのアドバイスは、とても説得力があり、大変参考になりました。 >通し襟はお勧めしません。 bekky1さんからのご説明をお聞きして、大納得です。 確かによくよく考えてみれば、手持ちの通し衿の長襦袢は、ネグリジェ代わりに着用するばかりで、未だお出かけ用には利用していません。 その他、自宅での着付けの練習に着用する際も、もっぱら帯締めの練習に利用していましたが、かなりアバウトな着付でしたので、襟元が広がるのは補正不足の為だとばかり、今まで思い込んでいました・・・。 bekky1さんのお話をお伺いして、目からウロコ、に加え、これまでの私の観察眼のなさに恥じ入るばかりです^^; >袖が70と長いですが、これは長い袖をおつくりになる? 一応は、こちらも格安で購入した、同じ絽素材のアンティーク着物に袖丈を合わせて襦袢を作る予定です。 着物の袖丈を若干短く直してもイイかな? とも思うのですが、この着物は、袖丈を少し短くするにしても、また、思い切って大げさでない現代標準サイズの49~50cm程にしてしまうにしても、寝巻浴衣のような寂しい印象になります・・・。 夏場のちょっとしたお出掛け用の、一張羅の着物にしようと思っていますので、やはり襦袢は着崩れしない形のものがいいですよね。 bekky1さんがアドバイスされる通り、別襟仕立てに変更したいと思います。 詳しい作り方のコツはもちろん、思い掛けない、舞台での襦袢の逸話についてもお伺いする事が出来、大変有り難く思います。 本当にどうもありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • bekky1
  • ベストアンサー率31% (2252/7258)
回答No.2

#1です。 図書館で同じ著者の本を見つけました。 私が持っているのはこの「滝沢ヒロ子」サン、自身の著書。 和服全般について、かいてあってなかなか稀有なものでス。 書名   :新しい和裁全書 著者名  :大妻 コタカ/監修 滝沢 ヒロ子/著 出版者  :永岡書店 出版年  :200009 ページ数等:368P 大きさ  :27 件名   :裁縫 ISBN :4-522-01091-5

callas_2006
質問者

お礼

ご丁寧なアドバイスばかりか、良書までご紹介頂きまして感謝感激です。 私の手持ちの著書『新きもの作り方全書』(文化出版社)は、著者の方には申し訳ないのですが、ちょっと初心者には分かりずらい・・・のです^^; 貴重なお時間をお割き頂きまして、本当にどうもありがとうございました。 早速、探してみます!

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