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発光と蛍光の違いについて
発光と蛍光の違いについて教えてください。 どのような過程を経て、何が励起されているのか。 発光と蛍光の強度の差は。 など、よろしくお願いします。
- anchovybarilla
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ネット上を調べれば、詳しい解説はいくらでも出てくるので、シンプルな回答にとどめます。 (おそらく、質問者さんに、まず今必要なのは、それだと思いますので。) ・どのような過程を経て、 →蛍光という現象を人間が利用するのは、人間に見えない短い波長の光(紫外線、エックス線)を、見える光(可視光)に変換する目的です。 原子(の電子)がいったん光を受け取り、それによって励起され、そして、励起状態から基底状態に戻ろうとするときには、元素特有の波長を出します。 ・何が励起されているのか。 →いわずもがな「蛍光物質」ですが、励起の実体は、電子が通常の軌道から外れるということです。 いわば、床の上にあるものを高いところに持ち上げたのと同じ。 そして、床に落ちるときに鳴る音や衝撃・熱に相当するものが蛍光です。 ちなみに、 家庭用蛍光灯や液晶のバックライトは、赤、緑、青の3色の蛍光物質の組み合わせで「白」にしています。 (ですから、プリズムでスペクトルを見れば、太陽光や白熱電球のような連続スペクトルにはなりません。) ・発光と蛍光の強度の差は。 →当然、供給するエネルギー、仕事率で変わります。 あるいは、可視光だけを考えるのか否かで定義が変わってしまいます。 また、「強度」という言葉は、理工系の人間であれば、可視光であれ、紫外線であれ遠赤外線であれ、全部平等に扱い、単純にフォトンの数を指す場合が多い言葉です。 可視光だけ考えるにしても、人間は、赤や青より緑を明るく感じます。(550ナノメートルぐらいの光に対して最大の感度。) カンデラとかルーメンとかルクスとか色々な単位がありますが、それらは物理の単位ではなく、全て「人間工学」の単位なのです。 蛍光灯は、同じ電力で白熱電球より明るいですよね?
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- ymmasayan
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発光、蛍光、遅延蛍光、燐光と分類されるようです。
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