スキャナーの付属ソフトについて（画像ソフト）

質問

Canonの N656U か N1220U かのどちらかを買うべきか今悩んでいます。取り込んだ画像の付属のソフトが、前者が「ArcSoft PhotoStudio 2000」、後者が「Adobe PhotoShop 5.0LE」です。
スキャナー購入の目的は、文章を読み込むのがメインなのですが、せっかく付属で画像処理ができるのだから、試験管や丸底フラスコなどの実験器具なども描きたくて、つい悩んでしまっています。あまり、色の加工については、今は考えていません。
そえぞれのソフトのホームページを見たのですが、私のやりたいことが出来るのかどうかわかりません。
友人達に聞くと「安いやつで充分（N656U）」「PotoShop LEがつくんだったら絶対そっち(N1220U)」といわれかえってパニックになってしまいました。
値段が、倍ぐらいちがうのですが、実際に使っている方から助言をいただいて購入を考えたいと思います。両方使われた方は少ない思いますので、それぞえのソフトでの使い勝手を教えていただけませんか。また、それぞれのソフトは、正規版にバージョンアップすべきか否かの意見もいただけたら助かります。また、実験器具だったら安価なものでこれが使いやすいよなどの情報などもいただけたら幸いです。よろしくお願いします。

回答No.4

9500

様々なご意見があると思いますが「データベース化」や「出版予定」との書き込みを拝見した上で、出版業界に籍を置く立場から言わせてもらえば、現状の出版業界に貴方がストックした資料やデーターを入稿することを考えればadobeのソフトウエアを使用することをお薦めします。
ユーザーインターフェースの違いや機能的な差はこの際問題では無いと思います。ビットマップデーターやpostscript書類の出版向けの扱いはソフトウエアの手慣れとともに学習されるものでadobe以外のソフトを使用すると、そこが疎かになってしまい今までストックした資料類や今後保存していくデーター類が印刷に不向きな状態になってしまうおそれがあるのです。
図面やイラストを作成する場合でもpostscriptベースのソフトウエアを理解していれば安価なソフトであらゆる表現を紙上に展開することが出来るようになります。
昨今のオンデマンド印刷や軽印刷に使用されるデーターなどは多様な書類形式（フォーマット）をサポートする体制をとっていますが、postscriptベース以外の原稿を印刷可能なフォーマットに手直しするために別料金が発生するなどといった問題もあり、そのデーターを２次利用しデータベース構築をする場合でもinput/outputの環境が一つのメーカーで構成できるものにしたほうが遙かに効率的かつ経済的であることは間違いありません。
またスキャナの性能の話になりますが、業務の幅を広げたり高性能を実感できるポイントは「解像度」や「階調のbit数」ではなく、「CCDの特性」や「濃度レンジ」で確認したほうがよいでしょう。学術資料や詳細な画像をスキャニングする場合、高解像度や階調の幅は逆に邪魔になる場合があります。原稿を素直に正確に表現することこそが最も重要な性能なのでは内でしょうか。
スキャニングのスピードなどはスキャナのハードの特性とドライバソフトのバランスの問題なので「早いから優れている」といった情報に惑わされてはいけません。
長くなりましたが、実際出版の現場に入稿されるお客様の大切なデーターを扱ってみての話ですので参考にしてみてください。

お礼

出版にかかる事でのご助言ありがとうございました。
実際に出版する際には、また質問をすることがあるとは、思いますが、その時にも、ご助言をよろしくお願いします。ご助言のこともあり、Canonの N1220U を購入することに決めました。今回は、ありがとうございました。

補足

ご助言ありがとうございます。
返事を書くのが遅くなってしまって失礼しました。

性急に出版などはできないでしょうが、いずれできればいいなと思っています。そのときに困らない様にと、本題の質問と違うこととおっしゃていますが、著作権の心配をしているぐらいですから、これらの情報も私にとっては、大切なものです。非常にありがとうございました。

ご助言ついでに、次の言葉の意味がよく分かりませんので説明いただけないでしょうか。
「postscript書類」「postscriptベース」「オンデマンド印刷」「軽印刷」
ちょっと甘えすぎとおこられるかもしれませんが、時間がとれるときにお願いします。