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pGL3-エンハンサーベクターについて

ルシフェラーゼアッセイを行った時、ベーシックベクターよりも活性がでることを期待してエンハンサーベクターでも測定しました。しかし、結果は逆にベーシックよりも活性が下がってしまいました。このようになってしまったことの原因がよくわかりません。エンハンサーを用いても必ずしも効果があがるとは限らないのでしょうか。どなたか助言していただければありがたいです。宜しくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • MIYD
  • ベストアンサー率44% (405/905)
回答No.1

○トランスフェクション効率はRenillaなどで確認されているのでしょうか。 ○両者のプロモーター活性が低いためにバックグラウンドに埋もれたために、 たまたまエンハンサーのほうが低くなったということは無いのでしょうか。 その辺りを確認された上でプロモーター活性が下がっているのでしたら、 その細胞ではそのベクターでは、SV40エンハンサーが転写を抑制している可能性があるのかもしれません。 ところで、 ポジティブコントロールとして発現させるのならば、controlベクターを使うと思いますが、 なぜプロモーターの無いenhancerを使われたのでしょうか。 pGL3のマニュアルでは、HeLa細胞ではbasicとenhancerの違いがcontrolと比較して、0.04%と1.39%で比率で言えば30倍以上ありますが、 絶対値としてはあまり無いようですが。

yukanch
質問者

お礼

詳しいご回答有難うございます。お礼が遅くなりまして大変申し訳ございません。トランスフェクション効率はRenillaで確認しています。HepG2とFLC7細胞を使用していたのですが、特にFLC7ではかなり活性が下がっていたのでSV40エンハンサーが転写を抑制しているのかもしれまうせん。。エンハンサーを使用したのは、以前うちの研究室でルシフェアーゼをやっていた先輩が、ベーシックでは全く活性がでなく、エンハンサーにしたところ活性が非常にあがったというデータがあったのでベーシックと両方同時にやってみました。(そのときはHepG2とHeLaを使用していました)でも、私の場合は、ベーシックでも活性に差がでたのでよいということにしました。

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