• 締切済み

地震のとき揺れによる引っ張る力ってどれくらい?

私は、住宅会社に勤めるものです。当社の住宅に採用している耐震金物のホールダウン金物は15kN対応なのですが、実際の地震のときにはどれくらいの引っ張り力が影響するのかどうしても知りたいのでどなたか教えてください。

みんなの回答

noname#65504
noname#65504
回答No.2

建物の高さ・形状・重量や金物の使われる位置や本数によりかわる値ですので、正確な答えを出すことはできませんが、アドバイスとして概算方法を書き込みます。 建物の振動はいくつかのタイプがあります。 まず大きいのは水平振動か上下振動かです。 上下振動により発生する力は地震加速度を重力加速度で割った値に建物の重量をかけた値です。 阪神淡路大震災の場合は、0.3ぐらいを重量にかけておけば建物全体にかかった力の概算値がでると思います。 これが均等に働いたとしたら、金物の本数で割ってやればよいのではないでしょうか? つぎに水平動ですが、建物が水平変形することによる振動は、かなり精密な計算が必要ですので、概算値は出せません。 このほか、建物のが変形しない状態で転ぶような振動(ロッキング振動)により引っ張り力は発生します。 この振動は建物の重心高さと基礎の幅により概算できます。 平面的に偏心がなく左右均等の木造2階建ての瓦屋根の住宅でしたら屋根位置を重心高さとして計算してもおおよそあっていると思います。 重心高さに0.7ぐらいをかけた値を基礎の幅で割ってやれば、基礎の片側に発生する引っ張り力が概算できます(0.7というのは阪神淡路大震災の場合に生じた瞬間的な最大値の概算値)。 これを片側に使用した金物の個数で割ってやれば、だいたい1個あたりにかかる引っ張り力が出ます。 先ほどの上下動の分とロッキングによる分を足しあわせておけば、おおむねかかる値が求められます(建物の変形による分は見ていませんが)。 もし勤務先がプレファブメーカーでしたら、標準形式がありますので、その当たりは十分検討した資料を会社が持っていると思いますので、技術部や設計部などに問い合わせると資料が出てくるのではないでしょうか? だから15kN以下になることが確認されているから、その金物を使用しているものと思います。

01260819
質問者

お礼

先日は、的確なアドバイス頂、本当にありがとうございました。 参考にさせていただきこれからもいい家づくりに取り組んでいきます。 本当にありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • ipa222
  • ベストアンサー率20% (903/4455)
回答No.1

15kNですから約1.5tです。

01260819
質問者

補足

早速のご回答ありがとうございました。 特に関心があるのが、大型地震が来たときにこの15knと言う強度で適切なのかを知りたいのです。例えば最近起こった阪神大震災や中越地震、福岡沖地震などの時には、どれくらいの揺れによる引っ張り力が起こったのかを知りたかったのですが・・・。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • ホールダウン金物と筋交のバッティングの対処方法

    3階建木造住宅を建設中。上棟したところです。 1階基礎に取付けたアンカーボルト(M16)が土台のほぼ芯に立上っており、筋交(45×90たすき掛け)とバッティングしてしまう状況です。 筋交を傷つけずに金物を取付ける方法で、下記の方法も難しい場合の解決方法を教えて下さい! ※必要耐力は10kN~35kNまで、数カ所あります。 (1)長ナットでアンカーボルトを延長し、筋交をかわしてホールダウン金物を高い位置に取り付ける。 (2)ホールダウン金物の代わりに、ホールダウンプレートやホールダウンコーナーを使用する。(10kN用以上の製品は無いのでしょうか?)

  • ホールダウン金物が無い!!!取付忘れ

    棟上げが終了し、先日、(財)建築住宅センターの中間検査を受けたところです。 中間検査終了後に気づいたのですが、図面に記載されているホールダウン金物が実際には未取付である事が判明しました。 図面によるとそのホールダウン金物の仕様は1.0tとの事で、土台及びホールダウン金物が取り付く柱は105×105の管柱です。(隅柱でも通し柱でもありません) HMの建築担当に指摘したところ柱の直近(柱芯から200mm以内)にケミカルアンカーを打ち込み約10kNのホールダウンコーナーを取り付けて対策するとの事でした。 この対策で問題無いか、または他に対策がございましたら御教唆頂けると幸いです。 宜しくお願いします。

  • 骨太住宅のような地震に強い・・

    骨太住宅のような地震に強い耐震補強工法を行っているリフォーム会社が他にありましたら教えてください。

  • 柱頭柱脚金物について

    こんばんは、 大工をしている者ですが、柱頭柱脚金物についてお聞きします。 金物チェックの欄にN値+柱頭柱脚金物の指定が書いてあるのですが、 い ろ は ではなく  T L C HD25 2 4 など書かれています。 HD25などはホールダウン金物25kn用と判るのですが、そのほかはさっぱりです。 詳しい方お答え頂けるとたすかります。 よろしくおねがいします。  

  • 木造住宅の耐震補強の際のホールダウン金物に関して

    木造住宅の耐震診断を最近始めたもの見習いの人間です。 既存建物にホールダウン金物を施工することは可能なんでしょうか。 その際はどの様な方法で施工されるのでしょうか。 施工に関しても全くの無知な者で、皆さまのお力をお願いいたします。

  • ホールダウン用アンカーが切られました(3本)

    木造一戸建て(従来工法)を工務店で新築しています。 棟上が終わり、サッシが入りました。 が、その際にホールダウン用アンカーボルトが邪魔だったのでしょう、これが根元から切られていました。 代わりに、ビスで留めるコーナー金物(10kN)が柱頭柱脚にそれぞれ2個ずつ入っていました。 N値計算をしてみたところ、数字上はクリアしていました。(本来の設計は15kNのホールダウン) 現場監督に問うたところ、設計のミス(サッシとアンカーの配置ミス)を認めました。 ホールダウンの代わりに金物を使っても良いものなのでしょうか。 また、JIO保証に入っていますが、構造検査でクリアできるのでしょうか。

  • ホールダウン金物のアンカーをアンカーボルトと兼用

    「基礎に埋め込んだホールダウン金物であればアンカーボルトと兼用できます」ということですが、これは基礎に打たれたホールダウン用のアンカーボルトで土台を基礎に直にナットで固定して、その上部にホールダウン金物を取り付けるという施工になるのでしょうか。(ねじ山が土台部分にはないため汎用のアンカーボルトでは??)  それとも土台を基礎に直に固定するボルト無しで良いということでしょうか。 土台を基礎に直に固定するボルト無しで良いということでしたら、耐力壁両端のすべてについて、(既存アンカーボルトを除き) ホールダウン金物(+ホールダウン用のアンカーボルト)のみで耐力壁両端の固定をしようと思いますが問題はございませんでしょうか。 (アンカーボルトに耐震Jケーブル使用する場合、部品のコストが高いので避けたいと思います) 築43年の木造軸組み平屋の耐震補強にて、ホールダウン金物用ボルトの基礎への打ち込みはケミカルアンカーを使用する予定です。 よろしくお願い致します。

  • 木2階 N値計算とホールダウン金物について

    初めまして。駆け出しの意匠設計屋です。 木造2階建ての設計でN値計算をしたところ、 ホールダウン金物(告示の(ヘ)以上)がひとつも必要ないという計算結果になってしまいます。 1階隅柱においても、N値1.0なので(ハ)で済んでしまいます。 自分はまだ経験が少なく、これまで木造は3階建てしか手がけたことがありませんから、構造計算(構造屋に外注)でやってきました。 2階建てだとこんなもんでよいのか?と不安に思っております。 ・建築基準法に従うだけでよい場合(10年保証の保険とか、公庫とか、とにかく他の規定のある第三者の審査がない場合)において、 N値計算結果がこのような場合には、すなわちホールダウン不要、ということでよいのでしょうか? ・法律上はともかく、1階の隅だけはホールダウンを入れておこうと思うのですが、  1)N値計算式結果は1.0なのでホールダウン金物の中では最小の10kNにする  2)告示仕様規定に従うと20kNになる場所(出隅柱で2.5倍壁)なので20kNにする どちらにしたものか…迷っております。 耐力が大きなものにしておくに越したことはないのですが、 N値計算とは不要な金物を減らすための計算式でもあるわけだし… みなさまでしたら、どう判断されますか? よろしければご意見をお聞かせください。 

  • 新築住宅の金物の多さに・・・。

    度々地震が・・。工務店入社1年生です。新築住宅の現場を見ていると、あちこち金物だらけです。以前より耐震性は優れているのしょうが、地震の度に少しづつゆるくなって、大地震の時にはぐらぐらになるのではと心配です。

  • ホールダウン金物の施工について

    現在木造2階建ての新築を検討しています。 契約予定のハウスメーカーの施工中の現場(上棟後3週間程度の状態)を見学に行きました。 ホールダウン金物が10箇所くらいあったのですが、そのうち半数ぐらいが柱との距離が15cmくらい離れており、ホールダウンアンカーが柱に固定されずにそのままになっていました。 同行したハウスメーカーの営業に質問したところ「ホールダウンアンカーを連結(専用の金物があるとのこと)して柱に対して通常よりも高い位置で固定するので問題ない。基礎の施工精度が多少悪かったのかも・・・ただし、筋交いをよける都合でこのようになることもある」 「お客様(私)の現場を施工する際は基礎工事の際にしっかりと管理監督するので、このようなことは無いようにします」 と言ってます。 で、質問です (1)上記のようにホールダウン金物が柱に対して離れてしまう(柱に対して斜めに取り付く)ことは良くあるのでしょうか?またそのこと自体は住宅の耐震性に対してどの程度影響するのでしょうか? (2)営業が言うように基礎工事の管理監督をしっかりやれば(1)は防げるのでしょうか? (3)その他なにかアドバイスがあればお願いします。 ※補足 中堅どころのハウスメーカー(戸建専門)で、年間100戸程度の建築を行っています