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周波数変調と振幅変調
ＦＭ放送は周波数変調回路だからＡＭと比して音質がよい、と勉強しました。質問ですが １）つまりこれは各ＦＭラジオ局の公表している周波数は実は一定ではない、ということでしょうか？たとえばＦＭ大阪は８５．１ＭＨｚですが実際には８５．０５くらいから８５．１５ＭＨｚくらいの周波数を絶えず変化させて放送している、ということですか？ ２）同様にＡＭ放送は振幅変調で出力(たとえば５０ＫＷ）を微調整させているのですか？ ３）マイクロ波、ミリ派の登場が電波の実用範囲を向上させた、ということですが航空無線などはマイクロ波を振幅変調させて通信用に使っているんでしょうか？ ４）もし（３）がＹＥＳなら逆にＧＨｚ単位の放送を周波数変調させればすごく音質の良好なラジオ放送が可能、ということでしょうか？ 素人質問ですみませんがよろしくお願いします。
- fukkatsu-biz
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- 物理学
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ＦＭ変調は元々周波数が変動するものだという理解は容易ですが、 実はＡＭ変調もある程度の周波数幅を必要とするのです。 粗っぽく説明しますが、ＡＭの場合５０ＫＷの局では音声が無い場合単一の電波ですが、 １０００Ｈｚの音声をフルに乗せると１０００Ｈｚづつはなれた両側に１２．５ＫＷづつの 電波(側帯波という)が発射されます。 ＡＭの放送局は９ｋｈｚおきですから原理上４５００Ｈｚまでの音声しか乗せられません。 無理しても１０ＫＨＺが限度です。 外国も含めた混信も多いですから音質の言い訳がありません。 一方ＦＭは高い周波数で放送されていて放送局は１００ＫＨＺおきです。 方式が違うので単純比較はできませんが相当高音まで乗せられます。 あとＦＭは一定振幅の波ですからノイズが乗っても上下をちょん切ればノイズ除去できます。 もう一つＦＭには弱肉強食という現象があって、強い電波が弱い電波を押さえ込んで混信にならないという性質もあります。 ＡＭにしてもＦＭにしても変調論は結構難しいのでこの程度の説明でとめておきます。
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- ruto
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(1)例えばFM大阪の８５．１Mhzは無変調時の周波数f0です。これを搬送波と呼びます。信号波fsによって周波数は常に変化します。 (2)出力５０ｋWなら、無信号時５０ｋWで変調かけると出力は瞬間的に増えたり減ったりします。５０％変調で７５ｋW～２５ｋWまで変化すると思います。 また周波数も同時にf0±fs変化してます。 (3)航空無線にも色々ありますが、通常は１２０Mhz帯のAMが使用されてます。レーダーはマイクロ波を使ってますが、パルス変調ではないかな。 (4)それは云えると思いますが、色々問題もありそうです。例えば雪が降ると聞こえにくいとか、装置が高く付くとか。
お礼
ありがとうございました。わかりやすい説明で助かります。
- takatosen
- ベストアンサー率37% (378/1016)
えーと・・・どのレベルで回答すればいいのかな？ １）ＦＭ変調 これはおおまかにはその通りです。要するに搬送波を音声周波数成分で変化させますので、絶えずというよりは、音声や音楽とともにということかな。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%A8%E6%B3%A2%E6%95%B0%E5%A4%89%E8%AA%BF ２）ＡＭ変調 ちょっと違います。振幅変調は音声波形で搬送波を変化させますが、搬送波のレベルをそのままで伝送するものと、周波数帯幅を狭くするために搬送波などを伝送しない方式があります。 前者はＡＭ放送などに採用されており、後者は、いわゆるＳＳＢというもので、短波帯などで主に使われます。 このへんは、以下を参考にしてください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%AF%E5%B9%85%E5%A4%89%E8%AA%BF#.E5.8D.98.E5.81.B4.E6.B3.A2.E5.B8.AF.28SSB.3B_Single_Sideband.29 ３）マイクロ波について そういう意味ではありません。 要は、これまで使われていなかったミリ波帯が実用化されたことにより、利用できる範囲が広がったということです。 ４）マイクロ波でのラジオ放送 マイクロ波は減衰量が大きく、建物などの障害物の影響をもろに受けるので、一般のラジオ放送のようなエリアは確保できません。 人間の可聴周波数はそれほど広くないので、マイクロ波で放送したからといって、音質が良好になることはないでしょう。 そもそも、周波数の使用は国際的に決められているのですが、マイクロ波帯にはラジオ放送は割り当てられていません。 これくらいでどうでしょうか。
お礼
レベルは初心者です（笑）ＵＲＬ参考になりました。ありがとうございました。
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お礼
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