平等選挙について

質問

一人一票の原則ってどういう事なんですか？それと、どうしてこの原則だけでは、現代において平等選挙を実現できないのでしょうか？教えてください。

回答No.2

hanbo

国民は、いかなる事情や条件があったとしても、選挙においては１人１票しか投票が出来ないということです。税金を多額に納めていても、生活保護を受けている人も、選挙においては国民みな平等に、１票の投票が出来るということです。

　しかし、同じ平等の一票でも、選挙区による１票の「格差」が生じています。例えば、人口の多いある選挙区では１０万票を取らなければ当選できないのに、農村部の過疎地のある選挙区では２万票で当選できるような実例があります。この場合の１票の価値は、明らかに５倍の格差が生じていることになります。このような意味では、平等選挙とはいえないでしょう。最高裁判所の判例でも、この格差是正について触れた例がありました。

お礼

回答ありがとうございました。