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平等選挙について
hito1102の回答
選挙制度には大きく4つの原則があって、そのうちのひとつが「平等選挙」です。その4つとは、(1)普通選挙 (2)直接選挙 (3)平等選挙 (4)秘密投票 です。 普通選挙とは、一定の年齢に達した人すべてに選挙権が与えられるということ。直接選挙は有権者が直接候補者を選出すること。平等選挙は、財産や地位(身分)に関係なく、すべての有権者が同じだけの1票の価値を持つということ。秘密投票は、誰に投票したのかを秘密にすることができることです。 したがって、平等選挙の原則のもとでは、ふつう、すべての有権者がひとり1票ずつということになります。(ちなみに、株主総会は、持っている株数に応じて票数が変わります)ですから、一人一票の原則とはこのことではないでしょうか。 さて、ところが、選挙区が異なれば、その1票の価値が変わってきます。 例えば、同じ選挙の同じ定員1人のA選挙区には有権者が10万人、B選挙区には有権者が20万人いたとすると、1票の価値は2倍の違いがあります。これを一票の格差とよび、「すべての有権者が同じだけの1票の価値を持っている」とは言えない状況になります。 つまり、一人一票だけでは、選挙区の間での一票の格差が存在する限り、すべての有権者の一票の価値が同じとなる、完全な平等選挙は、実現できない、ということではないでしょうか。
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分かりやすい説明ありがとうございます。おかげで、何が要点なのかはっきりしました。