• ベストアンサー

加熱の仕方

今までいろいろと実験をやってきたのですが、フラスコやビーカーの中の溶液を加熱する時に有機化学の実験だけウォーターバスを使用して、他の実験ではガスバーナーを使用したのですが、これには何か理由があるのでしょうか?

  • 化学
  • 回答数2
  • ありがとう数2

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • DexMachina
  • ベストアンサー率73% (1287/1744)
回答No.2

理由は幾つかあります。 まず第一は、安全性の問題。 有機実験では有機溶媒、或いは反応させる試薬そのものが引火性・可燃性を持つものが多いので、それを使う場合は裸火は厳禁です。 次に、温度管理の問題。 無機実験などで、比較的熱に強いものが溶けた水溶液から水を飛ばすのであれば、より高温になる直火の方が有利です。 一方、有機実験では温度によって、目的とは別の反応が起きたりするものも多い為、過熱の際に温度調節が必要な場合があります。 (もちろん、無機実験でも温度調節が必要な場合もあります) 水浴・湯浴(ウォーターバス)では最大でも水の沸点の100℃までしか上がらないので、それ以下の温度での加熱が必要な場合に適しています。 ちなみに、これより高温にする場合は、シリコンオイルなどを使った油浴(オイルバス)や、砂を使った砂浴(サンドバス)などが使われます。(引火性のものの場合、熱源には当然火は使えないので、電熱線を使用します) このような理由から、有機実験では他の実験に比べて、火を使ったものは少なくなります。 (但し、これも皆無ではありません)

oyonekobuu
質問者

お礼

どうもありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#62864
noname#62864
回答No.1

有機化合物の多くは可燃性ですので、引火を避けるために火を使わないようにします。 特に、有機溶媒には低沸点で揮発性のものが多いために火気は厳禁です。

oyonekobuu
質問者

お礼

どうもありがとうございました。

関連するQ&A

  • 化学実験で、油浴を行いたいと思っています。

    化学実験で、油浴を行いたいと思っています。 加熱するものは、トリプトファンとグルコースを混ぜ合わせたものです。 この場合、フラスコに油を注ぎ、そこに上記の粉末をいれた試験管を挿入して下からガスバーナーで熱する、という方法で問題はないのでしょうか。 また使用する油は、ゴマ油かオリーブ油の予定ですが、これはサラダ油でも可能でしょうか。

  • 酸化銀の加熱実験

    今、中2なんですけど、酸化銀の加熱実験についての問題で、ガスバーナーの火を消す前にしなければならないことって、何ですか? 試験管に入れた酸化銀を加熱して、出てきた気体を水上置換方で集める実験方法です。宿題に答えもついていないので、困ってます。

  • 真空と大気圧の実験結果について

    真空と大気圧の実験結果について 明日、化学のテストがあるのですが、真空と大気圧を実感する実験で どうしてもわからないことがあったので、教えてください。 《実験内容》 1丸底フラスコに少量の純水を入れ、沸騰させる。 2ガスバーナーの火をどけると同時にゴムキャップをつけた駒込ピぺットを 逆さに差し込んだゴム栓で、フラスコの蓋をする。 3塗れた布でフラスコの外側を冷やし、フラスコ内の変化を観察 4再び火を近づけて、フラスコ内の変化を観察 《結果》 小さい粒の水滴がフラスコの周りにたくさんついた。 再びガスバーナーの火を近づけて、沸騰させると大きな粒がフラスコ内にたくさんついた。 ―と結果をまとめたのですが、この実験でフラスコ内ではどのような力?が働いていたのでしょうか? 教科書を読んでも分からなかったので、なるべく分かりやすくお願いします。

  • アスコルビン酸(ビタミンC)

    アスコルビン酸溶液を電子レンジで3分加熱すると、なぜガスバーナーで(沸騰してから)3分加熱したときよりアスコルビン酸の損失が少なくなるのですか?この条件では電子レンジの方は厳密には、沸騰が3分続いていないので、つまり単純に加熱時間が違うだけということも理由ですが、その他に電子レンジとガスバーナーの違いによる理由はありますか?

  • 加熱に関して

    学生実験で一般的に(混合)溶液を加熱するという操作を行う理由にはどういった目的があるのでしょうか。 思いつくのは溶質を溶媒に溶解させることや熱を与えないと反応が進まない、進みにくい?くらいなのですが、はたしてこれも正しいかよくわからないんですけれどね・・。 ご教授お願いします。

  • 水酸化鉄の沈殿を加熱すると?

    定性実験でFe2+とFe3+の水溶液に水酸化ナトリウムを滴下して Fe(OH)2・・・淡緑色沈殿 Fe(OH)3・・・赤褐色沈殿 を発生させ、それぞれをガスバーナーで加熱した所、Fe2+の方では黒色沈殿が発生し、Fe3+では変化がありませんでした。さらに、そこへ6-M塩酸を滴下したら、Fe2+では溶液が黄土色(褐色ともいえそう)になり、Fe3+では黄色の溶液に変化しました。 黒色沈殿は酸化鉄だと考察しているのですが、なぜFe3+では変化が無いのでしょうか?また、加熱した後に生成した黄土色の沈殿は一体何なのでしょうか? ひょっとしたらFe3+では加熱が足りなかった可能性もあります。仮にFe3+でも酸化鉄が生成したら、加熱後に何が生成するでしょうか? レポートが辛いです。力を貸してください。お願いします。

  • 試験管を加熱するときに傾ける理由

    試験管に液体を入れ、ガスバーナーで加熱する作業を実験で行いました。 このとき試験管をなるべく水平に傾け、炎は液体の上の方にあてろと言われたのですが、 それはなぜですか? お願いします。

  • 硝酸溶液を加熱すると?

    実験中にちょっと火を出してしまいました。 銀含有の物質を67.5%硝酸溶液+水で攪拌加熱して溶かし、硝酸銀にして回収する予定でしたが、ボンといったと思うと火がでていました。 これはなにが悪かったのでしょうか? あと硝酸溶液は加熱するとどうなりますか? 2HNO3→H2+O2+2NO3と 水素、酸素、硝酸ガスの発生でOKでしょうか?

  • 分液ロート

    この間、有機化学の実験で分液ロートを使用しました。この時二種類の溶液を入れてよく振ったあとにガス抜きを忘れてしまい栓が勢いよく飛び出してしまったのですが、もし栓が飛ばないぐらいの力で栓を押さえつけた場合どうなってしまうのでしょうか?破裂する可能性とかありますか?

  • カルシウムの添加回収実験について

    カルシウムの添加回収実験を行ったのですが、わからない点があったので質問させていただきます。 過マンガン酸カリウムで滴定を行う実験です。 方法 三角フラスコに炭酸カルシウム溶液、シュウ酸アンモニウム溶液、尿素、メチルレッドを加え、 金網上で赤~橙黄色になるまで弱火で加熱する。 とあるのですが、 (1)なぜ、メチルレッドを使用したのか (2)なぜ、加熱すると色が変わるのか がわかりません。 またこの理由は考察になりますか? 回答よろしくお願いします。