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Br2のアルケンへの付加について
Br2が1-メチルシクロヘキサンに付加して生じる生成物の立体化学を示すという問題でわからないことがあったので質問します。アルケンへのBr2の付加は2段階で、はじめの1段階目はブロモ二ウムイオン中間体を生じるBr^+との反応と書かれているんですが、ここの説明部分で、<出発物中にある対称面のため、最初の段階は2重結合のどちらの面でも起こることができ、鏡像の関係にある2つのブロモニウムイオンの50:50混合物を与える>というところが理解できません。1-メチルシクロヘキサンに対称面はないかなと考えるとよくわからなくなってきます。誰か回答おねがいします。
- salad152
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No.4です。 まず、前回の回答についての訂正から(汗) ・「1-シクロヘキセン」は「1-メチルシクロヘキセン」の間違いです。 ・正確には、「対称面になっている」のではなく、「対称面になってると見なせる」になります。 ・・・さて。 > 回答で書いていただいた構造で、図をかいて考えてもよいのですか。 「シクロヘキセン環は実際には平面ではないが、この反転が起きることによって、実質的に対称面を持つとみなすことができる」ことの理由として、この図を出すことは合理的な説明になると思います。 なお、図もほんの少し訂正: (手書きなら、4-5の炭素間の結合はもっと近づけて書くんですけど・・・) 5 /\ 6~1=2─3 \/ 4 ↓↑ 4 /\ 6~1=2─3 \/ 5
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- DexMachina
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1-シクロヘキセンを二重結合側から見ると、以下のような変形が考えられます: (環に対して垂直ではなく、環が1本の線状に見える方向から見ている状態) 5 | \ 6~1=2─3 \| 4 ↓↑ 4 /| 6~1=2─3 |/ 5 ここで、「=」は二重結合、「~」は環内のC-C結合と置換基のメチル基が重なって見えているもの、と考えて下さい。 また、1~6の数字は、それぞれの炭素の番号を意味しています。 こうしてみれば、二重結合と、そこに隣接した環内炭素2つ・メチル基炭素1つを含む面が、対象面になっているのがわかっていただけるのではないでしょうか。
お礼
説明ありがとうございます!イメージがうまくつかみ取れたような気がします。
補足
ちょっと質問なんですが、シクロヘキセン環などの環の構造は他の問題でも回答で書いていただいた構造で、図をかいて考えてもよいのですか。教えてもらえませんか。
No.1です。 とんでもない勘違いをしていました。 まず、1-メチルシクロヘキセンに関しては、No.2の回答にご指摘の通りで、私もそのつもりで回答していました。 それと、1-メチルシクロヘキセンには対称面はあると考えるのが正しいです。 「1-メチルシクロヘキセンには対称面はありますが、ブロモニウムイオンになることによって、新たに2個の不斉炭素が生じます。 1-メチルシクロヘキセンに対称面があるからこそ、上および下の面からの攻撃が同じ確率で起こり、鏡像の関係にある2つのブロモニウムイオンの50:50混合物を与えることになります。」 とご訂正下さい。
お礼
説明ありがとうございます!
- toraccha
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>Br2が1-メチルシクロヘキサンに付加して Br2が1-メチルシクロヘキセンに付加して ではありませんか? 1-メチルシクロヘキセン分子全体で考えると,対称面は考えにくいかもしれません。しかし,二重結合の周囲だけを見ると,二重結合を含む面が対称面と考えることができます。ここで中間体ができるとき,二重結合の上からか,下からかに差がないために,鏡像関係にある中間体は50:50になるということではありませんか。
お礼
説明ありがとうございます!
1-メチルシクロヘキサンには対称面はありませんが、ブロモニウムイオンになることによって、新たに2個の不斉炭素が生じます。 1-メチルシクロヘキサンに対称面がないからこそ、上および下の面からの攻撃が同じ確率で起こり、鏡像の関係にある2つのブロモニウムイオンの50:50混合物を与えることになります。
補足
説明ありがとうございます!ちょっと分からないことがあるので質問してもいいですか。ここが理解できないので教えてもらえませんか。 >1-メチルシクロヘキサンに対称面がないからこそ、上および下の面からの攻撃が同じ確率で起こり
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説明ありがとうございました!