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人間観ってなんですか?

mktoolllの回答

  • mktoolll
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回答No.5

あくまでも、私の考えなので、学問的に的を射ているかどうかはわかりませんが、感じた事を書いてみます。 「~観」という言葉自体がとても曖昧なものですよね。「確実にこうである」という定義付けの難しいものであることは確かです。ただし、自分が所属する社会や会社や友人関係の中では、「正しい~観」と「間違った~観」は存在すると思います。  人間観というのは、「人とはこうあるべき」とか、「人はこう生きるべき」とかについての個人それぞれの考え方だと思いますが、例えば日本という社会は法治国家ですので、法律に反する人間像を主張すれば、「あなたの人間観は間違っている」と言う風に言われる訳です。しかしながら、矛盾する考え方もできて、「人は法に縛られて生きるべきではない、俺は、例え法律に触れようとも人が困っていれば助けてやりたい」という考え方は「人間観」が間違っているとは言い難いですよね。  つまりは、バランスなんだと思います。社会の中の個人という位置付けならば、他人の為に何かをするという意図であれば、人間観が違っているとは言われないのだと感じます。自分本位の考え方の場合には非難を浴びる事がありますが、それも、自分の中に秘めた思いである限りは間違いとは言えないんですよね。  結局、人間観って言うのは、「自分自身を社会的な生き物の一員だと位置付けるための思想」なんだと思います。sayosayoさん自身も思想が社会の多数に受け入れられようと受け入れられまいと、どちらにしても、社会の一員として存在したいという気持ちから「人間観」について思索を巡らせるのではないでしょうか?だって、人間でなくてもいいのなら、わざわざ人間観について考える必要はないですもんね。

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