吸光度のマイナス表示について

このQ&Aのポイント
  • HACH社のUV-visを使用しているが、吸光度のマイナス表示が出る問題がある。
  • セルを設置するのは1つしかできないため、シングルビームかダブルビームかはわからない。
  • ベースラインをイオン交換水でとってもマイナス表示が出るため、どう対処すべきかわからない。
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吸光度のマイナス表示について

現在HACH社のUV-visを使用しています。 DR-4000Uですが、今は会社ではないのでシングルビームか ダブルビーム仕様かわかりません。 ただ、セルを設置するのは1つしかできない物です。 最近購入したばかりなのですが、かなり濃度の薄い試料の 吸光度を測定すると、マイナス表示されます。 -0.002とかなら誤差かと思うのですが、ひどいのは -0.01位になります。 最初にベースラインをイオン交換水でとっています。 一度、イオン交換水でベースラインをとったあと、 そのセルのままスキャンをすると、-0.002など表示されます。 なぜこのようなことが起こるのでしょうか? いくらベースラインを取り直してもマイナスが出てきます。 どうしたらよいでしょうか?

noname#32772
noname#32772
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回答No.2

> -0.01ABSもの誤差が出てきた場合は原因は試料溶液の > 微量な汚れの可能性があるでしょうか。 「汚れ」で「試料溶液」の方が「ブランク溶液」より透過光量が多くなることは 非常に考えにくいです(逆は一般的ですが)。 ベースラインをとってから測定を続けて行くと、どんどん一方向にずれていく ようであれば、装置がらみの問題があるかも知れません。 設置環境に問題(ランプハウスに風が当たる、周囲温度が変動する等)は ないですか? Powe-ON後、装置・光源が安定するまである程度待ってから測定を始めて いますか? これらに問題がなければ、装置自身の問題の可能性を疑うことも必要かも 知れませんね。

noname#32772
質問者

お礼

>「汚れ」で「試料溶液」の方が「ブランク溶液」より透過光量が多くなることは 非常に考えにくいです(逆は一般的ですが)。 そうですよね^^;わかっていながら、あまりにも原因がわからなかったので そう思ってしまいました。 室温も一定にし、風も当たらない室内で行っていますので 多分その点は大丈夫と思います。 装置が自動的にランプワーミングの時間を取るので、3分ほど待ってから READYになって測定を開始しています。 まだ購入して1ヶ月も経っていないのですが、不良品なんですかね…。 そうなれば販売元に聞くべきでしょうか。 ありがとうございました。

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  • paddler
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回答No.1

> そのセルのままスキャンをすると、-0.002など表示されます。 -0.002Abs=100.46%T です。100%Tに対する誤差がわずか0.46%Tですから、このクラス の分光光度計では精度はそんなものじゃないでしょうか。Specでも"Linearlity"と いう表現になっていますが、±0.002Absとあります(下記URL)。 (DR/4000Uは"split-beam monochromator"とあるので何らかの安定化はされている かも知れませんが、基本的に方式はシングルビームのようですね。) ベースライン測定後にすぐ測定してもこうなるのかとか、どの波長域でこうなるのか、 とか書かれていないのではっきりしたことは言えませんが、-0.01Absだと102.33%T ですから、誤差2.33%T。こちらは少し大きいですね。

参考URL:
http://www.hach.com/hc/view.document.invoker/VendorProductCode=4800000/View=HTMLCAT008/NewLinkLabel=Specifications/PREVI
noname#32772
質問者

お礼

ありがとうございます。 ベースライン測定後すぐにいつも測定をしています。 ふだん200-750nmで測定していて、 300-750nmあたりでマイナスがあらわれますが、ひどいもの (試料濃度がかなり薄いもの、濃度がほとんどゼロのもの)では測定領域全般に マイナスがあらわれます。 -0.002ABS程度なら、0と書き換えてもいいでしょうか? -0.01ABSもの誤差が出てきた場合は原因は試料溶液の 微量な汚れの可能性があるでしょうか。 -0.01ABSほどの誤差は誤差ではなく、なんらかの原因があるからでしょうか? 一度ろ過してから測定すべきでしょうか。

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