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ICP分析装置、原子吸光分析装置に詳しい方に質問です。
ICP、原子吸光分析で有機相に溶けているイオン濃度を測りたいのですが、わからない点がありますので教えてください。初めて使う初心者です。 質問は 1.有機相のままはかる方法があるのか? 2.水溶化させないと測れない? 3.2だとすると何で溶解させればよい? です。あまり他に装置がいらず、誤差がでにくい方法がありましたらベストです。 よろしくおねがいします。
- toshi-2004
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質問者が選んだベストアンサー
通常、有機溶媒のままICPで測定するのは無理です。どうしても、有機溶媒をICPで噴霧して測定するのであれば、メーカーにチャンバーを冷却して有機溶媒がそのまま測定出来るオプションが設定されて入ると思いますのでそれを使用することになると思います。 また、溶媒を水置換するのであれば、単純に溶媒を蒸発させて、硝酸なり、目的元素が溶解できる酸条件で再溶解すれば良いかと思います。(但しAsなど条件によっては起算してしまうことがあるので、スパイクサンプルは忘れずに)
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- XZ400
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追加情報ですが、サンプルの溶媒抽出→溶媒除去→酸溶解といった工程を踏むわけですがスタンダードもこれと同じ工程で作成し検量線を作成すれば精度は出ると思います。ご存知とは思いましたが、一応念のため。(ICPはサンプルとスタンダードの粘性に違いがあると物理干渉で誤差を生じます。このようなマトリックスマッチングか次善の策として内標準法も有りますが内標準の選択に目的元素の分光干渉が無い事を確認する必要が有りますし、発光線の種類が原子線とイオン線で挙動の差が有る事がありますので注意が必要です。)
お礼
丁寧に教えていただきありがとうございました。初心者なので助かります。
- riko-n
- ベストアンサー率21% (144/678)
そんなに詳しくないと思うのですが、参考になれば・・ 有機溶媒のままで測りたいのであれば原子吸光です 原子吸光でも有機溶媒はしんどい機種もあります icpだと有機溶媒は無理かも・・ 多分トーチが壊れると思います ジャーレルアッシュ製だと有機溶媒OKって言われるのですがトーチの寿命がかなり短いです トーチは高いので、有機溶媒で抽出して水層に戻す逆抽出をするのが良いと思うのですが、その方法で質問者さんの測定したい物質が正しく測れるのかは不明です 逆抽出の方法はJISに方法が載っていると思います ただかなり気を付けないとコンタミがすごいです。
お礼
逆抽出は考えてませんでした!早速調べてみたいと思います。 有機相用トーチは高額なので無理です・・・。 ありがとうございました。
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