• ベストアンサー

リノール酸とアラキドン酸の酸化されやすさについて

noname#62864の回答

noname#62864
noname#62864
回答No.1

リノール酸とアラキドン酸を比較した場合に、アラキドン酸の方が酸化されやすいということは、「化学的」に考えれば正しいと言えます。 このことは、他の不飽和脂肪酸に関しても言えます。 ただし、二重結合の位置関係もからんできますので、それが異なる化合物の場合には、単純に比較することは出来ません。-(CH2-CH=CH)-の構造単位が繰り返されている分子に限定した話です。 なお、これらを多価不飽和脂肪酸というのには違和感を感じます。「多価」というと複数のカルボキシル基を有する酸のような印象をもちますが、これが二重結合の数の話だとすれば不適当な表現だと思います。

skyship29
質問者

お礼

w-palaceさん、アドバイスをありがとうございました。 「多価」という言葉は、文献などに載っていましたのでそのまま使ってしまいました。私は素人ですので、不適切だったかもしれません。

関連するQ&A

  • 必須脂肪酸の定義と代謝

    必須脂肪酸の定義と代謝に伝の質問です。 必須脂肪酸の種類が本によってあいまいです。 リノール酸、αリノレン酸、アラキドン酸と書かれていることもあれば、これにEPAやDHA加えられていることがあります。 ヒトにとっての必須脂肪酸は正確にいえば何が当てはまるのでしょうか。 また、脂肪酸の代謝を調べてみたのですが、よくわかりませんでした。 ある本では、多価不飽和脂肪酸の代謝は ω6系ではリノール酸、γリノレン酸、ジホモγリノレン酸、アラキドン酸、 ω3系ではαリノレン酸、EPA、DHA また、リノール酸(ω6)からαリノレン酸(ω3) と変化すると書かれていました。ヒトでは、どこまで当てはまるのでしょうか。 ご回答よろしくお願いします。加えて、さらに詳しい脂肪酸の代謝経路をご存知であれば、教えていただきたいです。

  • 脂肪の酸化と害について

    色々なパターンがありますが、 基本的に二重結合は酸化によって切断されると思います。 よく、酸化した不飽和脂肪酸を摂取すると体に有害って言いますよね? あれって、酸素が結合したら切断されて短い脂肪酸のかけらになるだけで、生体内でされる酸化とあまり変わらないように思えるのですが、何故有害だと言われているのでしょうか? 空気中からの酸素を構造式に持った脂肪酸が有害であると言うことなのでしょうか?

  • 不飽和脂肪酸 付加反応について

    リノール酸などの不飽和脂肪酸が、例えばヨウ素と付加反応を起こす際に、どの二重結合から反応が進むか教えてほしいです。

  • 脂肪酸β酸化

    題名の通り脂肪酸β酸化についての質問です。 ミトコンドリア内で飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸のβ酸化を行う場合得られるエネルギーが多いのはどちらか。 という課題が出され、答えは飽和脂肪酸らしいのですがなぜだか理由がわかりません。 不飽和脂肪酸の方がβ酸化を繰り返し行わないと完全にアセチルCoAに分解できないので、不飽和脂肪酸の方がATPをたくさん産生できると思うのですが違いますでしょうか。

  • 納豆のリノール酸

    こんにちは。 テレビCMで中性脂肪を下げるDHA入りソーセージを見たのでサイトを開いたら、不飽和脂肪酸のリノール酸が含まれる食品に納豆(大豆)があり、リノール酸の摂り過ぎは動脈硬化や善玉コレステロールの低下を招くとありました。 で、質問です。1日夜の一食一気に3パックの納豆は、リノール酸の摂り過ぎになりますか。ビタミンKとかホルモンバランスとかは、気にしていません。 食生活が粗悪なので、せめて栄養があるものと思い、単純に納豆を選びました。会社の検診の血液検査が4月の一回なので、これから10ヶ月摂り過ぎだった場合、検査結果がどうなるのかと思った訳で。

  • 脂肪酸の理想的な摂取比率の根拠

    ネットで、脂肪酸の理想的な摂取比率は、S(飽和脂肪酸):M(単価不飽和脂肪酸):P(多価不飽和脂肪酸)=3:4:3とか、多価不飽和脂肪酸についてはn-6:n-3=4:1とか書かれています。この比は、薬学的根拠があるのでしょうか。Sは、エネルギー源、細胞質の構成、MPは、アラキドン酸カスケードでPG.TX.LTなど重要な生理活性物質になることは、わかりましたが、このような生体内での役割を調べるだけでは、前述の理想値がどうやって導かれたのか、不明で困っています。個々の、体内動態、吸収率のデータなど、納得のいく根拠があれば、是非教えてください。お願いします。

  • 水素付加するとどうして脂肪油は固体になるんですか?

    高校時代写真のようなプリントで脂肪油と脂肪の違いを教わりました。 http://www.picamatic.com/view/4942195_IMGP3371/ ここで飽和脂肪酸より分子間力が小さいためcisだと融点は低くなるといわれました。 右上に授業中にいわれた飽和脂肪酸、cis不飽和脂肪酸の絵を描いておきました。(左、飽和脂肪酸 右、cis不飽和脂肪酸) これによると右だと隙間があく=分子間力が小さくなるため飽和よりも融点が低いそうです。 そうすると、油脂の場合二重結合による結合エネルギーの上昇よりも、分子間力のほうが分子の融点を上げる原因は大きいのでしょうか? 現に硬化油では二重結合がきれ飽和になることで融点が下がっています。 また融点の高さは cis油脂<飽和油脂<trans油脂でいいのでしょうか(transの場合飽和とほぼ同じ構造かつ二重結合があるため)

  • 不飽和脂肪酸を摂れるオススメのレシピとは?

    不飽和脂肪酸が健康に大切と言うことで、意識して摂るようにしたいと思い、どのような食品を摂ればいいのか?と言った点を調べていました。 私の不飽和脂肪酸のイメージは、オリーブオイルや亜麻仁油、ごま油、菜種油などのオイルに入っているといったイメージでした。 しかし、不飽和脂肪酸を詳しく調べると一価不飽和脂肪酸や多価不飽和脂肪酸に分かれており、さらに、 http://xn--y8j4e3b388o1ngtqaxlu01ak26gezap83k4ts4ka.xyz/syurui.html こちらのページでは、多価不飽和脂肪酸にもいくつかの種類があることがわかりました。 多価不飽和脂肪酸には、色々な種類があるので、実際に、食事で摂る場合には、全ての多価不飽和脂肪酸を取ろうと思うと、何をどう食べたらいいのか複雑になり、どうしたらいいのか分からなくなってしまいました。 実際に、不飽和脂肪酸をバランスよく取ろうと思った場合には、オリーブオイルやごま油、亜麻仁油、大豆油などの色々な脂を使いつつ、魚を出来るだけ食べて、さらに、カラスミや豚のレバーを食べると言うこと色々とありすぎて、混乱します。 そこで、もっと、簡単に、こうするのが良いと言ったような案があれば教えていただければと思います。 よろしくお願いいたします。

  • なぜ不飽和脂肪は飽和脂肪より融点が低いのですか?

    なぜ不飽和脂肪は飽和脂肪より融点が低いのですか? 二重結合がある不飽和脂肪のほうがフレキシブルじゃないので融点が高いような印象が拭えないのですがどなたか教えてください。お願いします。

  • 活性メチレン基のヒドロキシル基

    タイトルがおかしいかもしれませんがご容赦ください。 不飽和脂肪酸の自動酸化において、二重結合に挟まれた メチレン基(活性メチレン基)と結合したヒドロキシル 基は特に不安定であるという知見があったのですが、 これはなぜでしょうか?