必須脂肪酸の定義と代謝

このQ&Aのポイント
  • 必須脂肪酸についての定義と代謝について調査しました。
  • 必須脂肪酸の種類やヒトにとっての重要性について、複数の情報源を参考にしました。
  • 多価不飽和脂肪酸の代謝経路について、ω6系とω3系の関連性や変化について調査しました。
回答を見る
  • ベストアンサー

必須脂肪酸の定義と代謝

必須脂肪酸の定義と代謝に伝の質問です。 必須脂肪酸の種類が本によってあいまいです。 リノール酸、αリノレン酸、アラキドン酸と書かれていることもあれば、これにEPAやDHA加えられていることがあります。 ヒトにとっての必須脂肪酸は正確にいえば何が当てはまるのでしょうか。 また、脂肪酸の代謝を調べてみたのですが、よくわかりませんでした。 ある本では、多価不飽和脂肪酸の代謝は ω6系ではリノール酸、γリノレン酸、ジホモγリノレン酸、アラキドン酸、 ω3系ではαリノレン酸、EPA、DHA また、リノール酸(ω6)からαリノレン酸(ω3) と変化すると書かれていました。ヒトでは、どこまで当てはまるのでしょうか。 ご回答よろしくお願いします。加えて、さらに詳しい脂肪酸の代謝経路をご存知であれば、教えていただきたいです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

動物の体内ではリノール酸、αリノレン酸は作れませんので、この二つは必須脂肪酸です。 アラキドン酸はリノール酸からつくることができるので、一応、必須脂肪酸ではありません。EPAやDHAも、αリノレン酸からつくれるのだと思います。ただしアラキドン酸も、エイコサペンタエン酸も、ドコサヘキサエン酸も、十分な量ができるかどうかは、申し訳ありませんが、よく知りません。 ω6系でリノール酸→γリノレン酸→ホモγリノレン酸→アラキドン酸、 ω3系ではαリノレン酸→→→EPA→→DHA という二系統の産生過程は正しいと思いますが(後者は五段階の反応らしい)、ω6系からω3系はつくれませんから、リノール酸(ω6)からαリノレン酸(ω3)はできないはずです。

happypink-2005
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 ということは、ヒトの体内でも、十分な量ができているかは別として、αリノレン酸とリノール酸を与えれば、その後の代謝は行われて、各種の脂肪酸はできるということなのですね? ヒトの体内で、DHAやEPAが作られているとは、意外でした!

関連するQ&A

  • 必須脂肪酸の合成(ジホモγリノレン酸の命名)

    必須脂肪酸の合成に関連してです。 その中で、「リノール酸→γリノレン酸→ジホモγリノレン酸→アラキドン酸」とあり、 ホモγリノレン酸ですが、なぜ、ジホモという名前がついてるのでしょうか? よろしくお願いいたします。お手数をかけますが、ご存知の方がおりましたら、よろしくお願いいたします。

  • 脂肪酸

    リノール酸とかαリノレン酸はヒトの体内で作れず、しかし、必須なんですよね。ヒトはいろんな物質から構成されていて、毛とか、どうしても必須ではないものもあるのに生命維持に必要な物質を外から取り入れなければならないっていうのは、生命の進化とエネルギー代謝等の効率からいって、どうなんでしょう。他にも代謝経路があるのでは?

  • リノール酸とアラキドン酸の酸化されやすさについて

    酸化されやすい脂肪酸は二重結合を複数有する多価不飽和脂肪酸だと認識しています。 例えばリノール酸とアラキドン酸の酸化されやすさを比較した場合、 リノール酸の二重結合は2つ、アラキドン酸の二重結合は4つなので アラキドン酸のほうが酸化されやすいと思います。 私の考え方は正しいでしょうか。 アドバイスをお願い致します。

  • オメガ脂肪酸について教えてください

    質問失礼します 母が某大手食品メーカが出している オメガエイド(主要成分EPA DHA ARA)というサプリを購入しようとしています 値段的に高いので、私が良く利用する アイハーブにて同じようなオメガ脂肪酸のサプリを探そうと思って 色々見たのですがEPA DHAというのは成分表に書いてあるのですが ARA(アラキドン酸)というのが含まれているオメガサプリを見つけることができませんでした。 成分表に書いてなくてもオメガ6のサプリにはARA(アラキドン酸)が含まれていると考えて良いのでしょうか? ご存知の方いましたら、教えてください 宜しくお願いいたします。

  • 高度不飽和脂肪酸

    高度不飽和脂肪酸の一般的な性質について教えて下さい.特にAA,EPA,DHAについての情報をお願いします.

  • 【調理師試験】ある問題の見解について

    調理師試験の、「次の中から正しいものを選べ」という問題で、 以下の項目がなぜ「誤り」として位置づけられているのか分かりません。 『動物性脂肪はリノール酸など必須脂肪酸を供給する』 ⇒これが回答で「誤り」として位置づけられています。つまり、これを選ぶと不正解。 私の見解としては、 脂肪は、消化酵素で分解されてグリセリンと脂肪酸に分かれ、 必須脂肪酸のリノール酸・リノレン酸・アラキドン酸の3種類は、体内合成不可能なので食品から摂取するわけで、 『動物性脂肪はリノール酸など必須脂肪酸を供給する』は、 間違っていないと思うのですが・・・。 どこか間違っていますでしょうか? 「動物性脂肪だけではない」、だから×ということなのかな…。

  • 脂肪酸の理想的な摂取比率の根拠

    ネットで、脂肪酸の理想的な摂取比率は、S(飽和脂肪酸):M(単価不飽和脂肪酸):P(多価不飽和脂肪酸)=3:4:3とか、多価不飽和脂肪酸についてはn-6:n-3=4:1とか書かれています。この比は、薬学的根拠があるのでしょうか。Sは、エネルギー源、細胞質の構成、MPは、アラキドン酸カスケードでPG.TX.LTなど重要な生理活性物質になることは、わかりましたが、このような生体内での役割を調べるだけでは、前述の理想値がどうやって導かれたのか、不明で困っています。個々の、体内動態、吸収率のデータなど、納得のいく根拠があれば、是非教えてください。お願いします。

  • 多価不飽和脂肪酸とは?

    「Polyunsaturated Fat」の意味を調べてみると、「多価不飽和脂肪」となっていました。 「多価不飽和脂肪酸」(PolyUnsaturated Fatty Acid、PUFA)と同義語なのでしょうか? また、今まで多価不飽和脂肪酸は、「オメガ3+オメガ6」の成分量と思っていたのですが、厳密には異なるのでしょうか?(商品の成分表示を見ると若干異なるようなのですが。) 商品例: Calories: 24 Calories from Fat: 24 Total Fat: 2.4 g Saturated Fat: 0.5 g Polyunsaturated Fat: 1.4 g Monounsaturated Fat: 0.5 g Vitamin E (as d-alpha tocopherol): 30 IU Total Omega-3 Fatty Acids: 870 mg ALA (Alpha Linolenic Acid): 550 mg EPA (Eicosapentaenoic Acid): 180 mg DHA (Docosahexaenoic Acid): 120 mg Other Omega-3s:20 mg Total Omega-6 Fatty Acids: 730 mg GLA (Gamma Linolenic Acid): 200 mg Linolenic Acid: 510 mg Other Omega-6s: 20 mg Total Omega-9 Fatty Acids: 490 mg Oleic Acid: 410 mg Other Omega-9s: 80 mg Lipase (activity 1,2000 LU): 15 mg 回答よろしくお願いします。

  • 飽和脂肪酸(ラウリン酸)は健康に良い?悪い?

    食用油としてみたとき、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸とでは、どちらが健康に良いのでしょうか? オリーブ油のようなオレイン酸や、紅花油のようなリノール酸は、コレステロール値を上げにくいと理解していたのですが、 最近、知人から、“ヴァージンココナッツオイル”について、“バージンココナッツオイルに含まれる飽和脂肪酸(ラウリン酸)は大部分が中鎖脂肪酸で、体内で消化しやすいため、エネルギー代謝が早く脂肪になりにくいというのも特徴・・・”と聞きました。 エネルギー代謝の早さとコレステロール値の上昇の関係も不明です。 今後、家族にも、両親にも、体に良いといわれるものを伝えたいとも思っています。 どなたか、素人にも分かり易く教えて頂けないでしょうか? よろしくお願いします。

  • 魚の腐敗について教えてください。

    魚が腐敗するというのは脂肪酸が酸化する事ですか? イワシやサバが腐りやすいのはDHAやEPAなどの酸化されやすい不飽和脂肪酸が多いからなんでしょうか?

専門家に質問してみよう