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プロ野球の上層部の件

コミッショナーと呼ばれる方々やそのほかの上層部、あるいは各球団のフロントと呼ばれる方々には現場からのたたき上げ~いわゆる元選手という方はどのくらい居らっしゃるのでしょう?きわめて少ないようですが。今秋のドラフトも何だか良くわからない二本だて(高卒と大卒を分ける?)みたいですし。元選手の方が上層部やフロント入りするのは難しいのでしょうか?もっと元選手という方が活躍すれば球団経営や構造改革に後押しが出来そうなのですが…。

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回答No.2

サッカーにおける川淵キャプテンのような指導力・先見力・行動力のある元選手出身者が上層部にいないのは、日本プロ野球の大きな弱みでしょう。 コミッショナーやセ・パの連盟会長職(特にセ・リーグ)は、実質的には有力球団(ありていに言えば読売)のおめがねにかなった法曹関係OBなどが、特にコミッショナーの場合は名誉職的な気分で、就任することが多いようです。 今の根来コミッショナーも高給を食めるおいしい名誉職のつもりで就任したら、去年の球団消滅、スト騒ぎが勃発、一時はこんなはずじゃなかったとうろたえて、「辞める」などと口走りましたが、美味しいポストであることに変わりは無く、ほとぼりが冷めたら、ちゃっかり居座っています。 選手出身のコミッショナー候補としては、例によって、読売の象徴・長嶋茂雄氏が有力候補とされていましたが、脳溢血で倒れてリハビリ中ということで、その可能性は低くなりました。 そこで、星野仙一氏がクローズアップされ始めました。先週土曜日に星野氏は読売監督就任の話を否定しましたが、水面下で交渉が進んでいたのは間違いありません。星野氏はコミッショナーになりたい野望を持っていると思います。ならば、コミッショナー人事を実質的に握っているのは読売ということで、そこの監督になることで、アンチ読売色を消しておきたいと考えても不思議ではありません。 星野氏の読売監督就任がとりあえずは無くなった(遠のいた?)ということで、選手出身のコミッショナーが登場するのは、だいぶ先のことになりそうです。 一方、球団のフロントということでは、米大リーグにならって、GM(監督がフィールドの指揮をとるのと二人三脚で、チーム編成や選手獲得に責任を持つ役回り)制を取り入れた球団がちらほらと出始め、元選手をGMに任命しています。 オリックスの中村勝広GMは、元・阪神の二塁手(70年代の阪神岡田監督入団前にレギュラーでした)で阪神の監督も務めています。 北海道日本ハムの高田繁GMは、かつての読売V9ナイン。一番レフトで、昔の狭い後楽園球場で左翼線の二塁打性打球のクッションボールをうまく処理して単打に食い止めるのが得意でした。第一次長嶋政権では三塁にコンバートされ、原辰徳・前読売監督の前のエイトマンでした。日ハムの監督も務めています。 ちなみに、日ハムは元選手のフロントでの活用には歴史的に積極的な球団で、かつては、西鉄・大洋・近鉄で魔術師の異名をとる采配を振るった故・三原脩氏が球団社長を務めていたことがあります。また、歌手・モデルの大沢あかねのおじいさんである大沢親分(大沢啓二氏)も、時期は異なりますが、球団常務を務めていたことがあります。 あと、球団フロントにいるということでは、上記の星野氏が阪神のシニアディレクター(SD)、また、元ヤクルト/読売の長嶋一茂氏が読売の球団代表特別補佐という役職にそれぞれ就いてはいますが、フロントにおける常勤の役職ではありません。 オリックスの中村氏や日ハムの高田氏の働き次第で、今後GM制を敷く球団が増え、選手出身者の登用が増えるかもしれません。ただ、連盟やコミッショナーとなると、まだまだ敷居は高いでしょう。むしろ、実業界の経営センスを持った人をコミッショナーや連盟会長に持ってくるほうが、人材は探しやすいと思われます。

hs-rsm
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。かなりお詳しいようで、大変参考になりました。もと阪神の中村氏がオリックスのGMというのは驚きでした。あまりパ球団に詳しくないもので…。とにかく「野球を知っていて、野球が好きな方」が連盟や、本当の上層部に入って欲しいものです。

その他の回答 (1)

noname#20027
noname#20027
回答No.1

コミッショナーはオーナー会議で決定されますが、ほとんどは政財界等でそこそこ名前のある人がなります。 今の根来さんは法曹界から来ました。 ちなみに、NPB職員は元新聞社関係勤務の方が多いです。 フロントは一般的に、親会社の社員が「親会社から『出向』する形」で来ますが、数年経つと「出向」なので本社へ戻ります。 ちなみに、新規参入の楽天は球団設立時、地元から球団職員を募集したり、試合運営の一部を地元ボランティアに委託しています。 元選手は、スター選手であれば解説者として残れますし、(それでも今は昔と違い、放送局の予算の関係等で随分、野球解説者になるのが厳しくなりましたが・・・)運が良ければ球団の職員として雇って貰えますが、結局2~3年で解雇されるのがほとんどですし、一般的に引退した選手のほとんどは球界とは全く縁のない職業に付いています。 ですから、元選手が球界に残れるのはほとんど無理です。

hs-rsm
質問者

お礼

早速のお答えありがとうございます。しかもポイントを得た解かりやすい回答です。納得です。でも、せっかくの改革のチャンスに球界運営そのものを現場サイドから変えてゆくという道筋はないようですね。一野球ファンとして少し残念です。

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