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「コンスタンティン」に於けるガブリエルの描写(ネタバレ丸出しご注意)

いつもお世話になっています。 この映画に於いて大天使ガブリエルは狂信者的立場にあり、サタンの息子を人間界に呼び込もうとしましたね。 一方かなり昔の映画になるのですが「ゴッズ・アーミー 神の軍団」と言う映画では、堕天使となったガブリエル(クリストファー・ウォーケン)が第二の魔王の座を狙いました。 どちらの映画ともガブリエルと利害が相反するサタン(「ゴッズ・アーミー」ではヴィゴ・モーテンセン)が人間に協力し、ガブリエルを倒します。 で、ストーリーは全く異なるものの、設定の大事な部分が似ているので少し驚いたのですが、ひょっとしてこれはパクリなどではなく、何か根拠があるのかなと思った訳です。 私は自身クリスチャンでクリスチャンネームがガブリエルです。それで余計に気になるのですが、ガブリエルが神を裏切る予兆の解釈がどこかに存在するのでしょうか。私の知識(単なるカトリックとして受ける教育や聖書、数冊の研究書)の中では見た覚えがありません。どなたか何かご存知でしたらヒントでも結構ですのでください。よろしくお願いいたします。

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  • ベストアンサー
  • keroroko
  • ベストアンサー率46% (45/97)
回答No.1

ユダヤ教において、大天使ガブリエルは死を司る天使でもあるようです。 また、ユダヤ教の伝説によると、当時各国を治めていたのは天使達であって、それぞれの国が繁栄するように、彼らは戦いを繰り返しながら、神に認められようと競い合っていたといいます。 その後、イスラエルで神を信じなくなった人々が増えたため、神はイスラエルを統括していたガブリエルを一時的に追放したそうです。神を裏切る、というよりも、神への敬愛(父を思うが如くの)が結果的に神の意思とは反対の結果となってしまった、と言えるでしょう。 しかし、キリスト教におけるガブリエルは神のメッセンジャーにして最高位とされる大天使ですから、ハリウッド映画におけるガブリエル像が相反するものであるというのは興味深いことです。ハリウッドの映画人には、ユダヤ系の人々が多いといいます。その影響もあるのかも?しれませんね。 もともと天使たちは人間であったという説もあるので、「人間らしい」天使が映画に登場するのも頷けます。

NAIROBI
質問者

お礼

いや、なかなか興味深い知識のご教示、ありがとうございます。両方の映画はご覧になりましたか?どちらもガブリエルは(独善的ではあるものの)神の寵愛を得ようとして極端な行動に出るのです。やはりそこの所を踏まえている臭いですね。 なお、ユダヤ教に限らずキリスト教に於いてもおっしゃる通りの「死」、同時に「復活」や「(一番有名な)受胎告知」、「夢」を支配すると天使とされます。またイスラム教に於いてもガブリエルは非常に重要な天使の一人です。 いやあ、面白い。本当にありがとうございます。また知識が一つ増えました。

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その他の回答 (3)

noname#15583
noname#15583
回答No.4

「コンスタンティン」では、天使と悪魔は人間世界に直接入り込むことが出来ません。 その代わりあの世へ行った魂が人間の姿をしてそれぞれの役目を負わされて ハーフ・ブリード(半天使又は半悪魔)として送り返されます。 チャズ(アシスタントの少年)も何らかの役目を負わされて、人間界へ 送り返されたのではないでしょうか。

NAIROBI
質問者

お礼

書き込みが遅れて申し訳ありませんでした。朝からずっとこのサイトに入れなくて。 ははあ、そうですか。では私の解釈もほぼアタリでしたね。 二度目のご回答、どうもありがとうございます。

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  • BLUEPIXY
  • ベストアンサー率50% (3003/5914)
回答No.3

>「コンスタンティン」に出てくるガブリエルは >大天使ガブリエルではありません。 オフィシャルサイトにもそう書いてあります。 だいたい、羽の数が違いますね。 多分、有名人の名前を良くつけるように(デビッドとか?)、 天使にもそういうことがあるのでは?

参考URL:
http://constantine.warnerbros.jp/
NAIROBI
質問者

お礼

ふうん・・・わざわざ断るところがあやしい・・・なんつて(笑)。 そもそもが敬虔な信者さんたちが目くじら立てそうな映画なんで逃げ道とか・・・。 天使(や悪魔)は一個体がたくさんの異名や通り名を持っているケースはありますが、同じ名前を頂くと言うケースは少なくともまともな教義の中では聞いたことがありません。 いずれにせよ、「ガブリエル」と言う名が「裏切り者」(ではなかったよなあ、厳密に言うと・・・。暴走者?)に冠される根拠が、ひょっとしてあるのかな、と思ったのです。 ありがとうございました。 書き込み遅れて済みませんでした。朝からずっとこのサイトに繋がらなくて・・・。

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noname#15583
noname#15583
回答No.2

「コンスタンティン」に出てくるガブリエルは 大天使ガブリエルではありません。 大天使ガブエルと同じ名を持つ天国からの「ハーフ・ブリード」です。 質問の回答ではないのですが、気になってしまったのですみません。

NAIROBI
質問者

お礼

すんません、ついでに教えて下さい、劇中では説明がなかったと思うので。「ハーフブリード」って何ですか?確か純粋な天使と悪魔は人間界に侵入できないのでしたよね。最後に彼のアシスタントだった少年が天使の翼を得て飛んで行きましたが、善行を成して死した者が神の恩寵を得て「天使化」すること?悪魔の場合は逆?それともそれは関係なく、彼は正体を隠していただけで最初からハーフブリードだった? あ、ごめんなさい、話がズレましたが劇中のガブリエルが有名な大天使とは全く関係ないとは考えにくいのです。製作者側も何らかの意識を絶対にしていたはずだと思います。なぜならキリスト教圏でガブリエルの名を提示して彼の大天使を意識の内に持ち出させないことは不可能だからです。また、これはささやかな証左ですが、ガブリエルは無性(又は両性具有)とされる天使の中では唯一、女性だとする宗派が多い天使です。劇中でも女性が演じていましたよね。 どちらにしても書き込みありがとうございます。面倒でしょうが、前半のこと、教えて頂けませんでしょうか

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  • ※ネタバレ注意

    ※ネタバレ注意 今日放送していた 世にも奇妙な物語 20周年スペシャル~人気作家競演編~ 広末さんが出演していた最後の話について。 ラストの方で広末さんが煙に包まれて消えていった シーン、あれは犯人を成敗した後 自らも燃えて消えて行ったという解釈に なるのでしょうか? いまいちスッキリしなかったので質問致しました。 宜しくお願い致します。