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ゼノンのパラドックスについて

hakobuluの回答

  • hakobulu
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回答No.10

#4です。 丁寧なご返事をいただき、ありがとうございます。 勉強になりました。 この論理は、おっしゃるように「>連続された運動が前提」になっているのでしょう。 連続性と共に、 「アキレスは常に亀より速い速度で、前方へ移動していなければならない」 という約束事も前提になっていると、考えるのはおかしいでしょうか? アキレスが急に休憩したり、亀が側を流れる急流に飛び込んでアキレス以上の速度を得る、 とかいったことを許可すれば、この論理を構築する意味が無くなります。 「亀はアキレスを永遠に追い越せない」ということに、論理としての意味が無いのと同じように。 故に、 この「アキレスは亀より速い、という前提が論理の中で採用されていない」 ことを明らかにすることによって、論理の破綻を証明しようと考えたのですが、 こういう捉え方はおかしいんでしょうかね。 「亀が元いた位置」にたどり着く事を無限に繰返すという想定は、 理論上は確かに、アキレスが当初維持していた速度 (亀を追い越すペースとしては十分な)が保たれるとはいえ、 限りなく「ゼロ」に近いものとして認識せざるを得なくなるのは明らかな為、 「アキレスの速度を意図的に無視しようとしている」 という意味で、 先の前提と矛盾するのではないかと考えたのですが、 やはり、どこか違うんでしょうね。

vincero
質問者

お礼

二度目の書き込みをありがとうございます。 私にとって非常に難しい問題です。納得できれば良いのですが、それがなかなかできません。ゼノンの言っている論理が、論理から間違っていると証明しきれないでいま。大きさのあるものを分けて無数の点をつくることは、論理からでは可能なことですから…。

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