解決済みの質問
誘導型ヘッドは、高透磁率の軟磁性材料のコアに巻き線を巻いた構造をしています。コアはトポロジー的にはCの字のようにリングの一部が欠けており、この欠けた部分をギャップといいます。記録時、巻き線に信号電流を流すとコア中を磁束が周回し、ギャップの部分でコア外への漏洩磁界が発生し記録媒体へ信号の書き込みが行われます。再生時、ヘッドと記録媒体に相対速度があると、記録媒体からギャップを通してコアに流れ込んだ磁束が時間変化します。ファラディの電磁誘導則に従い、巻き線の端子間にはdΦ/dtに比例する電圧が誘起され、これが再生信号となります。
MRヘッドは、磁気抵抗型ヘッド(magnetoresistive head)とも呼ばれます。MRヘッドは、材料の抵抗率がそれに流れる電流の方向とその磁化方向のなす角によって変化する現象、いわゆる異方性磁気抵抗効果を利用します。よってMRヘッドは、記録媒体の磁極から発する磁界を検出する再生専用ヘッドで、記録媒体との相対速度によらない再生信号電圧が得られます。
MRヘッドでは、 記録媒体との相対速度に関係なく大きな再生出力を得ることができますので、ハード・ディスク等の小型化にともなう出力減少の影響が少なくなり、高密度記録化が容易になりました。
下記URLに図があります。
参考URL:http://www.panasonic.co.jp/technics/from_engineer/rs-az7/rs-az7_3.htm
投稿日時 - 2000-11-30 21:35:51
お礼
丁寧な説明でとてもよく分かりました。ありがとうございます!
投稿日時 - 0000-00-00 00:00:00
2人が「このQ&Aが役に立った」と投票しています