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高気圧と低気圧の境目について

noname#1499の回答

noname#1499
noname#1499
回答No.7

すでにalbracさん(No2)他で述べているように、高気圧や低気圧は大気にある大きなぐるぐる回る渦だと考えて下さい。No5、No6は少し難しく感じられるかも知れませんね。より本質的な傾圧不安定波の構造や波の発達段階・減衰段階を文字のみで丁寧に解説してあります。(低気圧や移動性高気圧の実態は傾圧不安定波という波です。ただこれだと難しいのでイメージ的にはぐるぐる回る渦だと思ってもらって構いません。) 時計回りの渦が高気圧。反時計回りの渦が低気圧です。天気予報で「何とかhPa・・・」と言っているのはそれぞれの渦の中心の気圧の値です。基準値はありません。個々の低気圧や高気圧によって中心気圧は違います。本質なのは気圧が高いか低いかではなくて、大気がどちらの回りの渦になっているのかということです。 高気圧では、渦の中心は上空から地表に風が吹き付けるため地上の気圧が高くなります。逆に低気圧では、渦の中心は地表から上空に風が吸い上げられるので地上での気圧は低くなります。 大気はどこかで突然不連続にならないので、地表面で低気圧のある場所から高気圧のある場所へ移動すると連続的に高くなります。気圧が高いとか低いとかは相対値です。何もいなければ、海抜0m(地表面)でおおよそ1000hpaくらいです。地表面で940hpaだと発達した台風の中心くらいです。ものすごく低い気圧だと考えてもらえればよいです。 典型的な気圧の配置は西高東低(日本の西側に高気圧、東側に低気圧)で、時計回りの高気圧の中心から見て右側にあたるので冷たい寒気が流れ出します。この風の流れは日本海の湿った空気を取り込んで山脈にあたって日本海側で降水(雪)になり、山を超えた寒気は太平洋側で冷たい乾いた(つまり晴れになる)風が吹きます。 日本がある中緯度では上空で偏西風が吹いているので一般的にいつも天気は西から変わります。特に春や秋は移動性高気圧と温帯低気圧が交互に西から東に移動していくのが天気図やひまわり画像からも分かります。 もうすぐ冬ですねー。ではでは。

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