ＲＰＧ（ゲーム）と学習意欲の関係

質問

ゲームにＲＰＧというジャンルがありますよね。
ウィザードリィとかドラゴンクエストとか。
ああいうＲＰＧは時間を忘れて没頭してしまう要素がいろいろ含まれているように感じます。
とくに、最近のオンラインゲームなどはさらにその傾向が強いように思います。

たとえば、なかなか手に入らないレアなアイテムを探すため、何十時間も続けてプレイする人や、レベルを上げるために単調な戦闘を延々繰り返すといった人。

寝食を忘れて何時間も没頭できるこの状態を、実生活に活用できたらすばらしいと感じました。

こういうＲＰＧのハマる要素を心理学の視点から見るとどういう理由が考えられますか？
また、このことを説明しているサイト、書籍をご存じのかた、お教えください。

回答No.4

kaitaradou

かなり重要な設問であると思いますが、簡単に結論が出せるものではないと思います。ただの思いつきに過ぎませんが少し書かせていただきます。自分だけに通用するルールを作らないで過ごせる時間あるいは空間というのは文字通り永遠の世界です。永遠というのは時間を超越している状態ですから凡人には日常生活の中ではまったく得ることができないものです。一方学習意欲に関係した主体性というものは、いわば自分でルールを作らなければ実現しませんから、本質的にゲームに没頭することと主体的に学習することは両立しないと思います。ただし現在優秀な凡人に求められていることは、主体性なき理解（いわゆる一流大学に入学するような人の中に多く見られるタイプだと思います）ですから、ゲームを好むことと受験戦争の勝者になることとはむしろ一致していると思います。もちろん実際には時間的に両立しませんからゲームに没頭する人は受験には失敗することも多いということから見えにくくなる部分がありますが、間で苦しむのが自分の主体性を大切にしたいが、ほかの人が作ったルールに順応することは苦手という人たちです。

お礼

ゲームは
・ゴールに向かうための道が示されている
（ボスは誰か、次にどこへ進めばいいのか）
・努力報酬が適切な時期に得られる。
（レベルアップ、アイテムゲット）

などが最初から定められているからユーザー側が主体的に問題定義や成功報酬を作る必要が無いですからね。

ゲームのやる気を実生活に応用するには、
（１）．ＲＰＧゲームの動機付けの正体を知る。
（２）．（１）で得た知識を使い、やる気を生み出す環境を自ら作り出す。

と、いまのところ考えています。
参考になりました。
ありがとうございます。

回答No.3

tiltilmitil

ネズミだかサルだかの実験で、レバーを押すと必ずエサが出てくる機械と、レバーを押すとたまにエサが出てくる機械では、レバーを押すのに飽きる時間は、必ずエサが出てくる機械の方が早かったそうです。「たまにいいことがある」というのがはまる要因なのではないでしょうか。

お礼

>>たまにいいことがある
そうですね。確かにギャンブル的要素があったほうが人間、ハマりやすいですからね。
回答ありがとうございました。

回答No.2

bizz22

すいません。
ただの一般人ですが・・・
レベル上げやレアアイテムを何十時間もかけてしまうのはただの報酬効果ではないかと思います。
正直やり込み等、特に単純作業のものはやっていてつらいです。が、レアアイテムや隠し要素がほしいがためにやってしまうのです。
しかし、やらされてる感があるのは否めません。
例えば『三○無双』などはアイテムがほしかったり先のストーリーが見たいけど大勢の人間を単純コマンドでなぎ倒していくだけはつらい・・・って感じですかね。
あと、ゲームは勉強と違って興味を持ちやすいためか慣れが非常生じやすいそうです。楽で単純な作業なんですね。
だから、ゲームの要領を勉強にいかすのはかなりむずかしいように感じます。
あくまでも個人的な意見なんでどうかわかりませんが・・・

お礼

成功報酬もやる気の重要な要素ですよね。
自分自身に対して、成功報酬の設定を習慣づけるというのもモチベーションをあげるのに有効ですね。
回答ありがとうございました。

回答No.1

stingray

> こういうＲＰＧのハマる要素を心理学の視点から見るとどういう理由が考えられますか？

「ストローク理論」がもっとも適切と思われます。

http://www.iryo.co.jp/ta-net/kikansi/vol3/v3s1.htm

参考URL：

http://www.iryo.co.jp/ta-net/kikansi/vol3/v3s1.htm

お礼

回答ありがとうございました。
早速調べてみます。