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EDTAについて。
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水質分析で他の重金属のマスキング剤としてシアン溶液を加えます。 以下参考文献を参考にしてください。 溶液内に2種あるいは2種以上の金属イオンが存在する場合、各々を分離せずに適当な方法で、各成分を選択的に滴定する方法が必要となってくます。 (A)pHの調整による選択滴定法 pHを適当に調節することによって、2種以上の金属イオンの混合溶液中の目的金属イオンのみを、選択的に定量することができる。しかし一般的にいうと、pHの差のみによって滴定しわけるには、両金属イオンの安定度定数の差が少なくとも 10<SUP>8~10<SUP>10以上あることが必要であるから、適用範囲にはおのずから制限がある。 (B)マスク剤(いんぺい剤)使用による選択滴定法 試料中の目的金属イオンを滴定する際、妨害作用を呈する共存イオンを分離することなく、無色可溶性の安定度の高い錯塩とし、 EDTAと反応しないようにするために加える試薬をマスク剤という。 またマスク剤は、妨害となる共存イオンのいんぺいに用いるばかりでなく、金属指示薬の内で微量の金属イオンによってへいそく現象を起こし、その変色が妨害される場合に、これらの微量の妨害イオンをいんぺいするにもかくことのできない試薬である。 主なマスク剤としては、シアン化カリウム、トリエタノールアミン、ヨウ化カリウム、フッ化カリウム、チオ硫酸ナトリウムや、多くの重金属を沈殿させるNa<SUB>2</SUB>S-Na<SUB>2</SUB>S<SUB>2が用いられる。
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