• 締切済み

私の不耕起、草マルチ、米糠農法の問題点を指摘して下さい。

現在20アールの畑を借りて、農業に取り組んでいます。 土壌は水はけの良い砂質系で、長い年月、草が生い茂っていたので、有機物も富んでいると見ています。 この畑を作り始めて2年になりますが、耕作機械に投資する気は全くないため、不耕起での栽培を続け、まずまずの生産物が販売できていて好評でもあります。 ここでの生産を高めるため、不耕起の畑に、厚く草マルチをして、週に60kg(1坪当たり100g)の生米糠を散布し続けることを考えていますが、その場合は、どんな点が問題になってくるでしょうか。

  • 農学
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回答No.4

無農薬・無肥料栽培で30アールの畑を10年やっています。 参考になるかどうかわかりませんが。 私の畑では農薬・化学肥料・糞尿肥料・除草剤は一切使わず、枯草を敷くか枯草を堆肥化して投入するというスタイルをとっています。 私も最初の3年ほどはモグラの被害を非常に懸念していました。モグラ捕獲器を設置したり、ペットボトル風車を大量に設置したり・・・。しかしたまに被害とよべるものもありますが、今のところたいしたことはありません。 ただ雨が降らず畑が乾燥したときに定植した苗等に水やりすると、そこにモグラが来ますのでボコボコッとやられてしまう、ということはありますので気をつけています。スプリンクラーで全面に均一に水をやるようにしています。

aokusa5505
質問者

お礼

ありがとうございます。 貴方様の農法について、更に詳しくお聞きしたいです。 耕起は機械でされていますか、不耕起でしょうか。 スプリンクラーでの全面散水の設備投資が出来る状況にはありませんが、水とミミズに関係があるのでしょうね。 今後とも宜しくお願いします。

noname#14189
noname#14189
回答No.3

No.1です。 >どんな点が問題になってくるでしょうか。 ということですので、私の知識を使ってお答えしたのですが、 >これらを推奨されるとは有機農法に対する見識も疑います。 という言われ方をされるとはかなり心外です。私は、家畜糞堆肥における有効利用促進と作業の省力化を両立する手段を検討してきました。確かに付加価値をつけた有機農法作物を作るのが目的という点とはやや視点が違いますが、質問された事に対して私なりの意見を述べただけです。 さらに、ご自分で >むしろ過剰の弊害を指摘する向きが多いです。 >ハエの駆除剤や殺鼠剤が高濃度に汚染されているケースが極めて高く と言う風に、自分で調べて、ある程度固まった知識をお持ちであれば、あえてこちらで質問する必要はあるのでしょうか。なお、通常、堆肥化の発熱で大腸菌等は死滅し、発酵処理済みの完成した家畜糞堆肥は浄化されていると考えられています(生鶏糞など未発酵品は除く)。さもなけえば、ホームセンターなどで一般に販売されていないでしょう。 質問者は、初めからミミズとモグラの対処法について意見を求めれば良かったのではないですか。ご自分の責任の上で、2年目の結果を良く検討してください。

回答No.2

#1の補足について回答します。 >肥料不足の懸念よりは、むしろ過剰の弊害を指摘する向きが多いです。 このご指摘をされたのがどなたかは存じませんが、米ぬかの肥効は、いわゆる有機肥料の中では比較的効果発現が早いです。 しかし、土壌中の微生物に取り込まれる分もあり、投入初年度に肥効として期待できるのは多くても50%程度でしょう。 作物を特定されていないので一概には言えませんが、過剰を懸念するレベルではないと考えられます。毎週の散布とのことなので、一時的な濃度障害も考えがたいですし。過剰の懸念があれば、投入量を減らして様子を見ればよろしいかと存じます。 >鶏糞や豚糞は~(中略)有機農法に対する見識も疑います。 #1さんは有機農法を推奨されているわけではなく、現行のガイドラインで定められている「有機栽培」で使用可能な資材を列挙しただけと考えられますが… ・菌類については、堆肥中と土壌の菌密度差に比べ、施用前と施用後の土壌菌密度の有意差はありません。また、カビ類は植物体の分解を担っており、米ぬかであれ青草であれ、この助けなしに分解することは考えがたいです(カビだけで分解するわけではありませんが) ・ハエの駆除剤・殺鼠剤などについては、使用履歴を見ないと一概には言えません。また、それらの成分も日々改良されていますので、個々の残留分析をしてみないと「影響がある」というレベルかどうかは判断できません。 でも、使用したくないというものを無理に薦めるつもりは無いので、あしからず。 >私がこの農法を始めて見て、現在最も懸念しているのは、異常なミミズが増加で、モグラの被害を如何に予防するかであります。 既にミミズが異常増加し、かつモグラ被害が顕在化していなければ、杞憂と考えます。 「異常」と言えるほどの密度を想像しましたが、一時増えても、食物連鎖の輪の中でいずれ適正密度に収束するでしょう。 「ミミズがいる土はいい土」と言いますから、作物にとっては好適条件でしょう。モグラの食害は目をつぶっては如何ですか。物理的に排除するのは非常に困難ですし、農薬等はご使用したくないでしょうから。

noname#14189
noname#14189
回答No.1

有機肥料で博士号を取得した専門家です。 「米糠農法」という言葉は初めて聞きましたので、どういうものかを調べたら、酒米の栽培に一部使われているような農法なようですね。 不耕起での栽培も、十分に管理すれば耕起栽培と同じだけの収量は上がります。しかし、残念ながらそれは肥料を十分に施用した場合の話ですので、十分な施肥をしない場合は、次第に収量は下がります。ちなみに、トウモロコシの場合、10アールで窒素・リン酸・カリウムそれぞれ15kg前後施肥します。 米糠には、多少の養分が含まれるかもしれませんが、畑作物栽培には到底養分が足りません。水田の場合は、灌漑水に養分がある程度含まれるため、必要な肥料の量が少なくて済み、米糠農法が成立するのかもしれませんが、畑の場合は作物により養分が持ち出されるのに対し、自然に養分が供給される分がないため、そうはいきません。かなり収量および品質の低下は覚悟してください。 ちなみに、窒素が不足すると葉っぱが黄色になり、作物が大きくなりません。リン酸が不足すると実がなりません。 また、米糠を撒いた直後に種をまくと、土壌微生物が土壌中の無機窒素分を吸収してしまうため、土壌中の無機窒素成分が全くなくなる「窒素飢餓」という事も起こします。作物が小さいときに成長障害を受けると、あとで回復したとしても間違いなく収量は低下します。 あと、同じ場所に同じ作物を栽培すると、「連作障害」を起こします。キュウリやメロンなどのウリ科、トマトなどのナス科などなど、ほとんどの植物は同じ場所で栽培はできません。 予想されうる事象は以上の通りですが、私の意見で言えば、化学肥料による施肥を行った上で、不耕起栽培をされてはいかがでしょうか。どうしても有機栽培にこだわるのであれば、鶏糞堆肥や豚ぷん堆肥など比較的養分含量の多い物を使ってください。バーク堆肥や牛糞堆肥は養分が低くてダメです。

aokusa5505
質問者

補足

生米糠の20アール当たり週で60kgは、年間3.1tになります。10アール当たりで1.5tで、窒素含量を2%で計算すれば30kgにもなります。 草マルチするのも繊維の少ない青草でして、そのまま微生物の餌になるもので、窒素飢餓を呼ぶものでもありません。 従って、肥料不足の懸念よりは、むしろ過剰の弊害を指摘する向きが多いです。 鶏糞や豚糞は発酵済みといえども、管理上乾燥糞の混入も多く、サルモネラ、大腸菌、カビなどに殆どが汚染されています。その上、ハエの駆除剤や殺鼠剤が高濃度に汚染されているケースが極めて高く、これらを推奨されるとは有機農法に対する見識も疑います。 私がこの農法を始めて見て、現在最も懸念しているのは、異常なミミズが増加で、モグラの被害を如何に予防するかであります。

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