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勤労の義務とニートについて
the-Archの回答
- the-Arch
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憲法上の「勤労の義務」というのは、極端に言えば運動会などの選手宣誓における「スポーツマンシップにのっとる」みたいなもので、#2の方のおっしゃるように、道徳的義務のようなものです。#1~3の方々のおっしゃるように罰せられることはありません。 ただ、だからといって守らないことが必ずしも何も効果を発生させないとは言えません。 憲法は25条で社会権(福祉制度等)を保障しています。これは本来全国民に与えられていますが、ニートのような勤労の義務を果たさない人間には、この社会権が認められないというのが一般的な解釈です。 とはいえニートは一応財産的に困ってはいないわけですから、社会権を主張する機会もなく、実質的には意味がないことになります。
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>憲法は25条で社会権(福祉制度等)を保障しています。これは本来全国民に与えられていますが、ニートのような勤労の義務を果たさない人間には、この社会権が認められないというのが一般的な解釈です。 なるほど、勤労の義務を果たさないことで、権利が得られなくなることもあるのですね。勉強になります。 しかし、「憲法や法律で決められているから」「権利が得られなくなるから」ということにとらわれず、多くの若い人に働くことの素晴らしさ、大切さに気づいてほしいなぁというのが個人的な感想です。 ご回答ありがとうございました。