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富栄養化について

はじめまして 富栄養化の進んだ湖で、嫌気状態になった底泥から 栄養塩類が溶け出すとありますが…どういうとでしょうか?富栄養化した湖でアルカリ性になると関係ありますか?アルカリになるのは何故ですか? リンは湖沼中に蓄積されやすいとありましたが リンはATPの材料とも聞きました。単に窒素の方が 利用度が高くリンは残ってしまうのでしょうか? 富栄養化した湖沼で起きた「赤潮」は手順としては 増えた藻類が光合成→酸素豊富→夜の呼吸で大量消費→酸素が足りなくなり、魚が酸欠に・と思って問題を答えたら×もらいました。藻類の酸素消費の後に「藻類が枯れて(自身も酸欠?)で死んで腐り、微生物が分解するのに酸素を消費が正解なのでしょうか?それとも、夜中の呼吸だけでは魚は酸欠にはならないので死なないのでしょうか?ここの所よくわかりません 色々疑問があるのですがーー;ご存知方 わかりやすいHPなどありましたら教えていただけると嬉しいです。 化学反応式は簡単なのならわかります^^;

noname#16191
noname#16191

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回答No.4

ものすごく惜しいところまで勉強されていますね。 質問は2たつありますね。 まず、りんのお話。 生物、生化学の教科書で、呼吸(中学生では保健体育でもやったかな???)による「りん酸」の変化(TCAサイクル)など勉強してください。 勉強すると、生物の呼吸では「りん」の変化・出入りがある事が分かります。 りんは生物の呼吸に伴って形を変え、体内に蓄積されます。無酸素の状態になるとどうなるのか考えて見ましょう。(枯れる・腐敗も含めてね・・・) 富栄養化のおはなし。 窒素とりんのお話で混乱してしまっているようですね。まず、「硝化だっ窒」と「生物呼吸による脱りん(前述の応用です)」のお勉強をされる事をお勧めします。 勉強すると、アミノ酸やアンモニアに入っている窒素がどう変化し、排水(廃水)中からなくなるか分かります。 問題は、生物の体内への蓄積です。ヒントは、窒素は生物に固定されるかな?ってことです。 で、あとは、湖沼などの季節的変化を考えると答えが見えてくるでしょう。 湖沼の富栄養化は、それによって発生するガスなどが地球温暖化の原因にもなると言われています。環境に興味があるなら重要ですよ! では、がんばって。

その他の回答 (3)

  • nacam
  • ベストアンサー率36% (1238/3398)
回答No.3

>アルカリになるのは何故ですか? 富栄養化とアルカリの関係の本当のところは分かりませんが、富栄養化が問題になったのは、洗剤に含まれるリンが問題になったのだったと思います。 洗剤類は、アルカリですから、湖水がアルカリになったのだと思われます。 富栄養化とリンの関係ですが、植物などの生育には、窒素やリンが必要です。 窒素は、空気中にいくらでも有りますので、窒素を減らすことができません。 そこで、「リンの量を減らすことで、富栄養化を抑える」との事です。 富栄養化の問題は、植物性プランクトンの大量発生は、動物性プランクトンの大量発生も生じます。 また、藻の大量発生により、水中の植物性プランクトンが光の不足から光合成ができなくなり、水中の酸素量が不足してきます。 すると、生分解性に優れた好気性細菌が生息できなくなり、嫌気性の細菌だけで、分解しなければならなくなります。 嫌気性細菌の分解だけでは、ドブ川のような状態になってしまいます。 こうなったら、魚など住めなくなってしまいます。 参照  石鹸安全信仰の幻 大矢勝 著 文藝春秋

noname#16191
質問者

お礼

早速のお返事有難うございます。成る程!子供の頃「無リン」とあったのをおぼろげに記憶していましたが、何故無リンがいけないのか分かりませんでした。洗剤はアルカリなんですね?富栄養化には様々な要因が重なって進行し結果として嫌気状態になることがとてもよく分かりました^^これからも頑張ります。

  • kgu-2
  • ベストアンサー率49% (787/1592)
回答No.2

>富栄養化した湖沼で起きた「赤潮」は手順としては 赤潮と、赤潮によって魚類が死滅することが区別されていないのでは。 赤潮は、「プランクトンなどの発生によって水面の色が変わること」ですから、発生しやすい条件を挙げると、 1)富栄養化→下水の整備が遅れていること 2)水の動きが少ない→湾や湖沼 3)藻が繁殖→温度が高い季節  これを全て満たすことが必要です。 また、魚類の死滅には、酸素不足もありますが、1)死んだ魚をみると、鰓に微生物がびっしり詰まっていて、呼吸困難な状態になっているとか。2)毒物も考えられ、ミクロシスチンが知られています。 

noname#21649
noname#21649
回答No.1

>どういうとでしょうか? リンの固定は.こうきせいで鉄と化合して行います。けんきせいにすると.こうきせいのときにできた燐酸鉄が分解して.リンとして溶け出します。 >残ってしまうのでしょうか? チッソは水に溶けてどこかに流れて行きます。 リンはこうきせいで鉄と反応して燐酸鉄になります。ですから.池に残りやすいで世ス。 なお.条件が良ければ.アンモニア還元菌により.窒素になってしまいます。 赤潮は海ですから.上記内容とは別に考えてください。 赤潮のプランクトンは毒性をもち.この毒が魚を殺します。

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