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大腸菌培養の液体培地
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以前に大腸菌に作らせた組み替え蛋白の可溶化効率が悪くて困ったことがあります。そのときは、培養温度を25℃に下げたところ少々改善されました。蛋白質の生産が緩やかな方が可溶化効率はよいようです。 可溶化の際にバッファーに界面活性剤を入れておられますでしょうか。TritonやNP-40も試しましたが、オクチルグルコシドが比較的良好でした。
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- blackdragon
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#1です。 書き忘れがあったので、補足します。 発現ベクターのプロモーターが誘導性のものでしたら、見合った誘導基質を加えてやる必要があるかもしれません。 たとえば、lacプロモーター系のものなら、IPTGなど。 その場合、誘導基質の濃度も、とりあえずは通常量でいいと思いますが、生産された蛋白質がうまく可溶化されないときなどは、濃度を低めに調節することもあります。 では、うまいこと生産できることをお祈りします。
- blackdragon
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選択培地とは、培地を選択することではなく、 「薬剤を加えて、薬剤耐性を持った菌(ベクターが脱落していない菌)のみを選択的に増殖させられるようにした培地」 ということです。 なので、発現ベクター(プラスミド)に載っている薬剤耐性遺伝子の種類に合った抗生物質を加えて培養しましょう、ということになります。 なお、一般的に使うのは、LBでいいと思いますが、菌体量を稼ぎたいときは、2×YT培地のような濃い培地を使うこともありますし、逆に、増殖を遅くするために、合成培地などを使うこともあります。 とりあえずは、抗生物質入りのLBでいいと思いますよ。
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