• ベストアンサー

気候変動枠組み条約に詳しい方よろしくお願いします。

気候変動枠組み条約の前文で「人間活動が大気中の温室効果ガスの濃度を著しく増加させ」とありますが、なぜ、二酸化炭素ではなく温室効果ガスなのですか?

  • pc001
  • お礼率87% (96/110)
  • 地学
  • 回答数2
  • ありがとう数4

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ruehas
  • ベストアンサー率68% (816/1194)
回答No.2

こんにちは。 #1さんの仰る通り、温室効果を持つ気体は二酸化炭素だけではありませんよね。地球温暖化対策は、それらの気体が大気中に放出されて温暖化が進行するのを抑止することが目的です。 ここで問題になって来るのは「人間活動」という言葉です。 二酸化炭素 フロンガス メタン 水蒸気 ご存知の通り、これらは全て温室効果ガスです。 この内、人間活動と明らかに関係を持っているのは二酸化炭素とフロンガスです。二酸化炭素は化石燃料の使用によって増えたものですし、フロンガスは人間が工業的に作り出したものですよね。 それに対して、メタンは自然界でも大量に発生しますし、水蒸気の発生を食い止めるというわけにはゆきません。 つまり、人間の手によって増やされたものは人間の手によって減らすことができますし、直ちにそうしなければなりません。温暖化対策の研究機関や報道が、敢えて「温室効果ガス」という表現を使うようになったのには、このような理由があると思います。 「温暖化係数」という言葉があります。 これは、二酸化炭素を基準にして、それぞれの温室効果ガスの温室効果を数値で表すものですよね。二酸化炭素の10倍の温室効果を持つものを1個減らせば二酸化炭素を10個減らしたのと同じことになります。 一口に人為的と言っても、その発生源や量は様々です。この抑止効果を数値で表すことができれば目標が定まります。目標が定まったならば各国に割り当て、責任を持って実施するというのは国際間の枠組みです。この辺りから、「温室効果ガス」という言葉が、また一般的になってきたのではないかと記憶しています。 余談ですが、この温暖化係数の計算は、はっきり言って正確なものではありません。まだ技術的に確立されていないというのが現状です。不正確なデーターでノルマを宛がわれるのでは、先進国も経済界の不満を隠せませんし、巧妙な逃げ道を作ってしまうことにもなりかねません。このようなことが、温暖化対策に関する国際協力を弱体化させ、足踏みをさせています。できるならば、この辺りの問題は早いところ解決してもらって、やるべきことは手早くやって行かなければいけないのではないかと、つれづれ思います。

pc001
質問者

お礼

フロンガスの問題は解決しつつあるようですが、石油や石炭などから出る 二酸化炭素はどのような対策をすれば良いかなかなか難しいですね。 ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#101301
noname#101301
回答No.1

その条約について詳しくないのですが、温室効果ガスは二酸化炭素だけではなく、他にもメタン・フロン・亜酸化窒素など様々だからでしょう。http://www.pref.kyoto.jp/intro/21cent/kankyo/globe_prob/earthwarm/gas.html ちなみに、温室効果ガスの中で一番割合が多いのは、大気中の水蒸気です。

参考URL:
http://www.eccj.or.jp/summary/warm.html
pc001
質問者

お礼

温室効果ガスにはたくさんの種類があるようですね。 ご回答ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 米国が2009年の国連気候変動枠組み条約COP15で表明した温室効果ガ

    米国が2009年の国連気候変動枠組み条約COP15で表明した温室効果ガス削減目標値はいくらでしょうか。 また、そのことを書いたホームページがあるでしょうか。 よろしくお願いします。

  • COP(気候変動枠組条約)について

    COP(気候変動枠組条約)の現在の問題点とはどういったものがあるでしょうか また、その問題の解決は可能と考えられますか? 調べればわかることかもしれませんが、 急速に知りたいのでこの場を利用させていただきました 僕は大学1年生なので シンプルで解りやすいな回答を頂けたら嬉しいです

  • 気候変動枠組み条約と京都議定書

    なぜ気候変動枠組み条約に批准している国の中で京都議定書に批准しない国があるんですか。またそれはなぜなんですか。

  • 「気候変動枠組条約の締約国会議の開催国~」の作文で

    「1997年気候変動枠組条約の締約国会議の開催国は京都でした」という意味で、 The venue for the Conference of the Parties of the UNFCCC in 1997 was Kyoto. と書いたのですが、the Conference of the Parties of の部分が削除されて The venue for the UNFCCC in 1997 was Kyoto. と直されて戻ってきました。 (英会話スクールの自由英作文です) 直された英語を日本語にすると、「気候変動枠組条約の開催国」になってしまい、 「会議の開催国」であって、「条約の開催国」ではないので、 おかしいと思います。 それにググると the venue for the UNFCCC COP 16とか、 the venue for the COP 18とか、 the venue for the June 2013 meetings of the UNFCCC Subsidiary Bodiesとか がでてくるのですが、the venue for the UNFCCCはでてきません。 どう思われますか?

  • 地学です。問題の採点をお願いします。

    地学の問題の採点をお願いします。もし、合ってなかったら模範解答を教えてください。 1)温室効果ガスと地球表層の温度の関係を述べなさい。 温室効果ガスの二酸化炭素は、0.03%で、地球表層は、平均温度15℃、1気圧である。 また、表層の温度の決定には、温室効果ガスである二酸化炭素の量が大きな役割を果たしている二酸化炭素は大気、海洋、堆積物などの間に形を変えて循環している。 2)地球表層の二酸化炭素の循環の仕組みを述べなさい。 地球の大気中の二酸化炭素の量は決して一定でなく、長い地質時代の間では変動し、二酸化炭素が多かった時代には暖かく、少なかった時代には寒くなる。

  • 地球温暖化ガスの水蒸気を減らす運動はなぜ起きないの

     水蒸気は温室効果ガスとして最大の寄与を及ぼしている。現在の大気の温室効果は約5割が水蒸気、2割がCO2によるもの。 もっとも、大気中のCO2濃度が増加することによって、海水温が上昇し、海面から蒸発する水蒸気が増え、更に温暖化が進行するとは考えらる。 けどだ、二酸化炭素だけを悪者にする風潮は気に入らない。温暖化ガスとその寄与度合いを示す図表に水蒸気を入れていないなど作為的に二酸化炭素を悪者にしようとしている。 最大の温室効果ガスである水蒸気、その寄与率は5割。この水蒸気については一切言及せず、2割程度の寄与しかしていない二酸化炭素を減らせ減らせと煽動している。 このように感じるのは私が捻くれているせいだけではないと思う。 水蒸気が最大の温室効果ガスと述べている国立環境研究所のWebサイト: https://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/11/11-2/qa_11-2-j.html

  • 水蒸気による温室効果はどのくらいか

    温室効果ガスは二酸化炭素だけでなくメタンやその他のガスもあるといいます。そして、水蒸気も温室効果を持つと言うことなのですが、雲になれば、日光を反射して大気温を下げる効果があるようです。また、雨になれば、当然気温を下げる効果もあるでしょう。 温暖化の影響を受け、当然大気中の水蒸気の量は増加するはずです。 総合的に見て、水蒸気の増加が温暖化に与える影響はどの程度あるのでしょうか。つまり、正のフィードバック効果があり、どんどん温暖化が進むようになるのか、どうかと言うことです。

  • 大気の温室効果の問題です

    下の問題の解答をお願いします。 大気中に二酸化炭素、メタン、フロンの3物質しか存在しなければ、温室効果の50%を二酸化炭素が占めるとする。また、水蒸気と二酸化炭素は、同じ濃度なら温室効果への寄与も等しいとする。 このとき、現実の温室効果全体のうちで、水蒸気の寄与は何%となるか。 また、それは何℃の温度上昇に相当するか。 よろしくお願いします。

  • 地球温暖化について

    地球温暖化について論文書いてます。 下記に間違いがあったら教えてください。 自然科学的観点から見た温暖化 (1)温室効果という物理現象は存在する(電磁波のひとつである赤外線の照射による分子振動原理)        ↓ (2)二酸化炭素には温室効果がある(分子運動が増えることでそのエネルギーが高くなって温度が上昇する)        ↓ (3)現在、大気中の二酸化炭素濃度は上がっている(世界中の観測所で濃度上昇が報告されている=二酸化炭素は水蒸気と違い地球上の濃度はほぼ一定である)        ↓ (4)二酸化炭素が増えると温室効果も増す(赤外線が地表に再放射される量が増える)        ↓ (5)二酸化炭素の温室効果で気温が上がっている(太陽放射+再放射される量で気温が上昇する)

  • 二酸化炭素と気温上昇の関係

    こんにちは。大学生です。 先日授業で教授が、 「気温が上がるから空気中の二酸化炭素の濃度が上がる」 と言っていました。二酸化炭素濃度と気温上昇の変遷のグラフも見ました。(そのグラフは上のようなグラフになっていました。) 私はそれまで、 「二酸化炭素が増えるから気温が上がる」 と思っていました。というか、最近の世の中の風潮はそうだと思います。 教授はこうも言っていました。 「温室効果ガスの中に含まれる二酸化炭素の量は数パーセント。しかも人間が出す二酸化炭素は温室効果にほとんど影響していない。」 これは本当ですか?教授というのはたまに極論のような事を言ったりするので・・・。 私は経済学部なので、化学の専門的な言葉はちょっと分からないので、どなたかわかりやすく教えていただきたいです。