- ベストアンサー
マクロ経済・・急いでます><
もう少しでテストなのですが、答えがわからず自分の答えであっているのかどうか不安なので教えてください。 問題は、わが国では財政政策(特に公共投資)の乗数が最近小さくなってきているが、その主な原因はどれか? 1.地価が高くその購入費用が高くなっているから。 2.海外資本移動の自由化に伴って、景気が回復し始めると金利が上昇して円高を招き、それが外需を抑制するから。 3.生産性の低い非効率な公共投資が多くなってきたから。 4.クラウディング・アウト効果が比較的に小さくなったから。 私は、3だと思うのですがどうでしょうか??
- turituri
- お礼率77% (47/61)
- 経済学・経営学
- 回答数1
- ありがとう数1
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「公共投資の乗数が小さくなった」ということを「公共投資の増加が国民所得に与えるインパクトが小さくなった」と解釈して考えます。 そう考えると、モデル分析では「2」が一番答えやすいです。 IS-LM-BPモデルを使って、変動相場制資本移動完全の場合を考えます。小国の仮定を置くと、資本移動完全ではBP曲線(国際収支均衡線)は所与の外国利子率で水平になります。 当初の均衡点はIS曲線、LM曲線、BP曲線の交点です。 公共投資により、IS曲線が右にシフトすると、国内利子率が上昇します。国内利子率が上昇すると、外国から自国へ資本流入が生じます(お金は利子率の低い所から高い所へ流れます)。このとき円が買われますので、円高になります。円高になると日本の財が外国で割高になるので、外需(純輸出)が減少します。これにより一旦右にシフトしたIS曲線は 元の位置に戻ります。結局、均衡点は変わらず、均衡国民所得も変化しない、つまり、公共投資の増加が国民所得に与えるインパクトは、この場合、ゼロです。 この結果から、資本移動が自由になると財政政策の効果はよわまることがわかります。 「3」は総需要サイドの乗数には関係なく、総供給サイドの話なので、今回の問題の解答にはならないと考えます。
関連するQ&A
- マクロ経済学について
クラウディングアウトについてなのですが、 政府が拡張的財政政策(Gを増やす)を行うと、その分の民間投資(T)が減らされて(フル)クラウディングアウトが起こります、これは分かるのですが、 逆に、政府がGを減らすことで、民間投資が増えることを「クラウディングアウトが起こる」と言ってもよいものなんでしょうか? 自分なりに調べたのですが、分かりませんでしたので、分かる方がいらっしゃいましたらよろしくお願いしますm(__)m
- ベストアンサー
- 経済学・経営学
- クラウディングアウト
学校で、クラウディングアウトについて習ったんですが、財政支出を増やすことによって金利が上がり、民間設備投資が抑制され景気が悪くなる。と習ったんですが、今現在、預金金利が安いのに景気が悪いのはなぜでしょうか?
- ベストアンサー
- 経済学・経営学
- 変動相場制下の金融政策の効果
変動相場制における金融政策に関する次の解説について、一部理解できないでいるところがあります。 「売りオペレーション」とは、日銀が手持ちの手形や債券を民間に売る公開市場操作の一つであり、これによって貨幣供給を減少させることができる。貨幣供給の減少は、金利の上昇を招き(1)、金利の上昇によって投資と消費の抑制が起こり、景気は冷却する。他方、国内金利の上昇は、高金利を求めて外国からの資金の流入を招き(2)、為替相場は円高になる。円高は輸出の減少をもたらし、わが国の景気は冷却される。 (1)貨幣供給の減少が金利の上昇を招くのはどうしてなんでしょうか。 (2)外国から資金を調達すると、何か得なことがあるんでしょうか。高金利を「求める」とは、どういうことなんでしょうか。
- ベストアンサー
- 経済学・経営学
- アメリカの経済政策について
レーガン政権時代のアメリカは高金利政策をとっていましたが、その説明として積極財政を行っていたためとあります。 高金利政策は行き過ぎたインフレを抑えるためにするものだと思いますが、高金利で積極財政は矛盾していると思います。 景気を良くするのなら低金利のもとで積極財政をするべきだったと思うのですが、なぜそうしなかったのでしょうか?
- 締切済み
- 経済
- アメリカの経済政策について
レーガン政権時代のアメリカは高金利政策をとっていましたが、その説明として積極財政を行っていたためとあります。 高金利政策は行き過ぎたインフレを抑えるためにするものだと思いますが、高金利で積極財政は矛盾していると思います。 景気を良くするのなら低金利のもとで積極財政をするべきだったと思うのですが、なぜそうしなかったのでしょうか?
- 締切済み
- 経済
- 現在、政府は財政再建という名目で政府支出や公共投資を抑制する一方、法人
現在、政府は財政再建という名目で政府支出や公共投資を抑制する一方、法人税を減税して消費税を上げるという、消費者いじめ・企業優遇な政策により景気が後退する政策をとっています。 国債も政府負債抑制の名のもとに国債発行抑制を目指しています。 こういった増税・抑制政策より、景気を回復させるために公共投資を(ルールを見直して)拡大し、限定期間で消費税減税や消費者の購買を後押しする投資をするために国債はもっと発行すべきです。 国債が増えると将来に負担がかかるという意見もありますが、このまま国内税収が不景気により減っていけば、国債を抑制しても税収が減り、国債利払いのデフォルトもあり得ます。 政府は景気対策ができていないのではないでしょうか?
- ベストアンサー
- 経済
- 民間投資・利子率・財政拡張政策の関係
財政拡張政策が行われると利子率が上昇し、民間投資を減少させるクラウディング・アウト効果ですが、なぜこのような流れになるのでしょうか? 利子率(これは市場の金利のことでしょうか?)が上昇すると債券の利子率の方が損なので手放し、下落すると債券の利子率の方が徳なので購入するようになるというのが私の今の勉強成果なのですが、債券を購入することが民間投資であるため、利子率上昇=民間投資の減少なのでしょうか? また、改めて疑問に思ったのですが、金利4%債券の利子率2%のとき、債券を手放すんですよね?手放してどうするんですか?金利4%をなんらかの形で保有できるのですか? 質問がだいぶごちゃごちゃになってしまいましたが、どうぞよろしくお願いいたします。
- ベストアンサー
- 債券
- マクロ経済学(財政政策)について質問です
ちょっとマクロ経済学を独学で勉強しているのですが、拡張的な財政政策と利子率の関係がよくわかりません。 拡張的な財政政策を行うと国民所得が増加するのは理解できるのですが、なぜ利子率が上昇するのでしょうか?利子率が上昇すると民間投資が減少し、国民所得も減少してしまうのではないのですか? 経済学を勉強したことのない全くの素人ですので、もし可能でしたら例などつけて説明していただけるとありがたいです、よろしくお願いいたします。
- ベストアンサー
- 経済学・経営学
お礼
そうなんですか~。詳しい説明ありがとうございます!危うく間違えるところでした。。(^o^;