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殺人罪ではなく過失致傷罪（時効）
仮定の話です。１４年間逃げていたＸさんが逮捕され、殺人罪で起訴されました。裁判で殺人ではなく自殺幇助だったと認められました。その場合は時効が成立しているので無罪となるのでしょうか？
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殺人罪（１９９条）で起訴されれば、あくまでも、殺人罪に該当する事実があるのかどうかについて審理されます。 裁判所が、自殺幇助にしか過ぎないと認定すれば、殺人罪の事実がないので、犯罪事実なしとして無罪です。仮に、自殺幇助が時効になっていなかったとしても、訴因が最後まで殺人罪のままであれば、無罪です。 検察が途中で訴因を変更し、適用罰条も２０２条に変更すれば、それ以後は、自殺幇助について審理することになり、自殺幇助が時効になっていなければ、２０２条で有罪となります。ただ、本件は、時効が成立しているので、変更した時点で公訴棄却となって、裁判は終了します。
その他の回答 (2)
- buttonhole
- ベストアンサー率71% (1601/2230)
公訴時効が完成している場合、公訴棄却ではなく免訴の判決を言い渡すことになります。（刑事訴訟法第３３７条４号）その他の点は、No.2の方の回答のとおりです。
- silpheed7
- ベストアンサー率15% (1086/6908)
仮定の話になんですが、 ＞自殺幇助だったと認められました これは誰が認めたのですか？
補足
裁判所が判決で自殺幇助罪と認めました。 すみません。専門知識が乏しいためどうしても曖昧・不正確になってしまいます。
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お礼
ありがとうございました。法律は難しいですね。