ビタミンＥのサプリメントの原料の違い

質問

植物油抽出のビタミンＥ（値段が安い）と、ヒマワリ由来のビタミンＥ（値段が高い）のどちらを購入しようか迷ってます。原料が違うと効果や吸収率などに違いはあるのでしょうか。
ちなみに、ビタミンＣの材料にも様々な原料のものがありますが、やはり違いはあるのでしょうか。よろしくお願いします。

回答No.1

happyseason · ベストアンサー

植物油抽出とヒマワリ由来の違いではないのですが、サプリメントの原材料について載っているサイトがありましたので参考までに見てみて下さい。

【サプリメントの正しい使い方】
http://www.in-fertility.org/print/supplement.html
【This is VITAMIN E】
http://www.eisai.co.jp/vita_e/index.html

　上側のURLの「どんな種類があるの？」という項目に見分け方やそれぞれのメリット・デメリットなどが載っていました。(ビタミンの合成と天然について)

　下側のURLの「ビタミンEが含まれる食品と栄養所要量」という項目に「植物油（小麦胚芽油、大豆油他）」というのがありました。
　植物油抽出というのは複数の植物からビタミンEを取り出して混ぜたものの事だと思います。またヒマワリ由来は名前通りでヒマワリから取り出したという事かと…。(複数から抽出したのが合成なのかはちゃんと文章読んでみないと謎ですが^^;))

　参考になれば幸いです。

お礼

URL大変参考になりました。No2さんの欄で一緒にお礼を述べたいと思います。

回答No.2

chicago911

Vitamin E、Vitamin C いずれも物質としては単一のものです。天然物に含有されるものも、合成されたものも、同じものです。No. 1 が挙げておられる Homepage 見てみましたが、出自には対して意味はありません。Vitamin C = Ascorbic acid で、Ascorbic Acid 以外のものを Vitamin C とは言いません。

天然物には、Vitamin C (Ascorbic Acid) 以外の物質が大量に含まれ、天然物を原材料にした場合は、様々な化学的処理を行なって、その中の Vitamin C を取り出す (抽出) ことになります。この過程が面倒な程、Cost はかかります。また、何処まで純粋な Vitamin C (純度) が得られるかは、その抽出方法で変わります。

一方、合成する場合も同様で、化学処理を行ない、最後に精製し、純度の高いものを得ます。実験用の Ascorbic Acid は、99.9% 以上の純度があり、混じっている (完全に除去するには Cost がかかりすぎますし、理論的には、完全に除去したことを証明することはできません)、これが一番きれい (不純物がない) Vitamin C でしょう。

植物油とヒマワリ (これも油からとるんで、植物油に含まれる筈ですが) の違いは、抽出の手間の違いで、最終的な不純物の含量の違いだと思います。

天然物由来の方が合成より安全、と言うのは根拠のない神話で、それぞれの過程をきちんと検証して、どちらがより不純物が少ない (あるいはどんな不純物が含まれているか) で、安全性は決まります。

と言うことで、Vitamin E だろうと Vitamin C であろうと、純粋な物質レベルで考えれば、吸収率、効果 (きちんと科学的に検証されたものに限ります。出回っている宣伝は、全て証明されていないお題目と考えてください)、全てが同一になります。

お礼

No1さん、No2さん、大変参考になるご意見、また、回答のため貴重なお時間をいただきありがとうございました。

植物油抽出の方には「内容量225mgあたりd-α-トコフェロール150mg」、また、
ヒマワリ由来の方には「内容量100mgあたりd-α-トコフェロール当量67mg」と「栄養機能食品」の表示もありました。
両方とも天然型に分類されるものの、ヒマワリ由来の方は特に天然成分をそのまま多く残したことに特徴があるようです。
No１さんの参考ＵＲＬによれば「天然成分との相互作用により吸収率がよくなる」とあるため、ヒマワリ由来の方がよいような気がしますが、「栄養機能食品」の基準のあいまいさや科学的な根拠や比較がないため、断定することはできない。と判断したいと思います。